食べる順番の変遷【3つ】

結論ですが、

食事で食べる順番として「三角食べ」「ベジファスト」「カーボラスト」などがあります。

この記事は「食と健康に関心のある」ヒトに向けて書いています。
食事や栄養に関する疑問・悩み・不安などが解決できればと思っています。
この記事を読むことで「食べる順番の変遷」についてわかります。

食事を食べるオススメの順番としてどのようなものがありますか?

このような疑問にお答えします。

おそらく皆さんは、健康のために「栄養バランスの良い食事」「適度な運動」「十分な睡眠」「規則正しい生活」が健康に良いということは、何回も耳にしていることと思います。

この中でも、日々の生活の中で食事に関して気にされる人は多いかと思います。

食事は人の口から体に入ってくる大切なものです。
食事によって摂取された栄養によって、われわれの体が出来上がるのです。
「医食同源」という言葉があるように、「食」というものはとても重要です。

食事を食べる時に、オススメの順番があります。そして、研究が積み重なるとともに、食事を食べる順番は変わってきているのです。

では、「食事を食べる順番」にはどのような変化がありますか?

ということで、今回は「食べる順番の変遷」について説明していきます。

この記事のまとめ

1.三角食べ

オススメの食べる順番として「三角食べ」があります。

多くの日本食では、

メインの炭水化物源となる、ごはん、パン、そばなどの「主食」
そしてタンパク質源となる、肉、魚、たまごなどの「主菜」
ミネラル、ビタミン源となる、サラダ、漬物などの「副菜」
そして、おまけとして、みそ汁スープなどの「汁物」

などがあります。

昔、「三角食べ」というものがすすめられていました。

食事を「主食」「主菜」「副菜」など順番に一口ずつ食べることです。

これによって、栄養バランス良く、体内に栄養素が体に吸収されるものとされていました。

また、食べる食事が変化することによって、味覚が飽きないので、全体的に薄味でも満足した食事がとれ、塩分摂取を抑えられるというメリットもあります。

以前は、この「三角食べ」が良いとされてきました。

オススメの食べる順番として「三角食べ」があります。

2.ベジファスト

オススメの食べる順番として「ベジファスト」があります。

これは、はじめに野菜が多く入っている「副菜」(サラダなど)や「汁物」(みそ汁など)を食べてから、「主菜」「主食」を食べる方法です。

「ベジ」つまり「ベジタブル」(野菜)を「ファスト」(最初)に食べる方法となります。

最近では、食後の血糖値の急上昇である「血糖値スパイク」が健康への様々な悪影響があることが判明してきております。

血糖値スパイクによる影響として、食後の眠気、集中力低下、低血糖などの症状や、糖尿病などの生活習慣病リスクが上がる、認知機能低下、免疫力低下などの影響が知られています。

ベジファストでは、はじめに「副菜」「汁物」、そして「主菜」、最後に炭水化物や糖質が豊富な「主食」を食べることによって、血糖値の急上昇を抑えることにつながります。

はじめに食べた野菜などの食物が、後から入ってくる炭水化物や糖質の消化吸収をおだやかにしてくれるためです。

オススメの食べる順番として「ベジファスト」があります。

3.カーボラスト

オススメの食べる順番として「カーボラスト」があります。

これは、最後に炭水化物や糖質が豊富な「主食」を食べる方法です。

「カーボ」つまり「炭水化物」を「ラスト」(最後)に食べる方法となります。

これまで、はじめに野菜が多く入っている「副菜」(サラダなど)を初めに食べることによって血糖値の急上昇が抑えられると考えられていました。

しかし、最近の研究では、炭水化物以外の食材であれば、血糖値の急上昇にあまり関係ないことが判明しました。

つまり、はじめに野菜を食べなくても、「汁物」(みそ汁など)や「主菜」(肉、魚、たまごなど)などを最初に食べても大丈夫ということになります。

最後に炭水化物や糖質が豊富な「主食」をもってくれば、その前の順番は何でもオッケーということです。

最近では、血糖値の急上昇を抑えるために「カーボラスト」がすすめられています。

しかし、時代とともに食べ方や食べる順番は変わってくる可能性があります。常に最新の情報にアンテナをはっておくことも忘れずに…。

オススメの食べる順番として「カーボラスト」があります。

まとめ

今回は「食べる順番の変遷」について説明しました。

この記事によって「食べる順番の変遷」についての理解が深まり、一人でも多くの人に役立つことを願っています。

「宮の沢スマイルレディースクリニックホームページ」
https://www.miyanosawa-smile-lc.com/

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