結論ですが
FF8は名作であり、時代を超えて楽しむことのできるRPGゲームです。
この記事は「FF8というRPGゲーム」について書いています。
FF8に関するさまざまな疑問・不安・悩みなどが解決できればと思っています。
この記事を読むことで「FF8を再発見」することができます。
昔遊んだゲーム、昔読んだ本など、今になってプレイしなおしてみたり、読み返してみると新たな発見が見つかることが、皆誰しも経験したことがあるかと思います。
先日、「Eyes on me」というファイナルファンタジー(FF8)の主題歌がラジオで流れているのを聞いて、懐かしく思いました。
FF8は、当時の人気RPGゲームであり、1999年に発売されたものです。
約25年前にも関わらず、クオリティーの高いグラフィック、手の込んだストーリー、魅力的なキャラクターなど今でも色あせない傑作です。
自分が中学生時代にプレイしたRPGゲームですが、どんなストーリーだったのか思い出したくなって、YouTubeなどで「ストーリーのまとめ動画」などを見てみました。
すると、当時の自分の頭では理解できなかった事実・謎解き要素などを再発見することになりました。
では、FF8についてどのような再発見をしたのか一緒にみていきましょう。
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この記事のまとめ
1.大まかなストーリー
FF8の大まかなストーリーは、主人公であるスコールが、仲間とともに魔女と戦って世界の平和を取り戻す流れです。
「Seed」(シード)と呼ばれる魔女を倒すための戦闘員を養成する修練生の中に、スコールやリノアなど魅力あふれるキャラクターが登場します。
「ガーデン」という学園の中で、魔女に関すること、ガーディアンフォースなどの召喚獣、魔法に関することなど、戦闘するための知識などを学習したり、鍛錬していきます。
そして、イデアという魔女や、ラスボスの魔女であるアルティミシアを倒して、世界平和が訪れるというストーリーです。
そして、最後はスコールとリノアが愛で結ばれるというような流れです。
2.様々な説が飛び交う
FF8の物語には様々な伏線が張り巡らされており、また曖昧な描写や情報・謎解きの要素など多数あり、FF8の考察が多々存在しているのです。
とても興味深いものが沢山あります。
ネタバレ注意ですが、その一部や個人的な見解など紹介したいと思います。
そして、FF8のことを知らない人には、全く興味がない内容になるかと思いますが、悪しからず。
ヒロインであるリノアが実はラスボスであるアルティミシアである説
最終的にスコールと結ばれるヒロインである「リノア」が実はラスボスの「アルティミシア」と同一人物である説が浮上しています。
あまりにも、リノアとアルティミシアに共通点が多いため、このような説が出てきたようです。
これは公式側が否定している経過があり、個人的にも否定する立場です。
しかし、その考察には魅力あふれるものが多く、物語の真実につながる重要な手がかりも示唆しています。
通称「リノアル説」などと言われています。
魔女の継承と愛
FF8の中で登場する楽曲で「FITHOS LUSEC WECOS VINOSEC」というものがあります。
アルファベットを並び替えると「SUCCESSION OF WITCHES」(魔女の継承)と「LOVE」(愛)という文字が浮かび上がります。
FF8は無限ループの物語
未来の魔女のアルティミシアが時間圧縮を使って過去に登場します。
孤児院でスコールなどを育ててくれた母親的存在であるイデアに憑依してイデアが魔女になってしまうシーンがあります。
「イデア→リノア→…→アルティミシア」という魔女の継承の流れが、
「イデア→リノア→…→アルティミシア→イデア→リノア→…」という魔女の世界が無限ループ化するのです。
FF8の「8」という数字を横にすると、無限「∞」になるというシャレた設定です。
黒幕ハインの存在
FF8の中には、黒幕ハインの存在を記す記載がちりばめられています。
ハインはとても強い力を持っており、大地のケモノとの戦いに勝ち続け、大地の支配者になった存在です。
ハインは、山を切り崩す道具として「人間」を作り出しました。
その後、「人間」の数が増えすぎて、支配者である「ハイン」を脅かす存在になってしまいました。
そこで、ハインは、二つに分裂して片方の力を「人間」に渡すことで話を打つよう約束しました。
しかし、人間に渡した方の「半身のハイン」には、人間が欲しがっていた魔法の力がない抜け殻状態だったのでした。話が違うと、人間側は激怒しました。
一方、もう片方の「魔法の力をもっているハイン」は姿を消しましたが、その力は人間の女性に宿っており「魔女」の始まりとされています。
そして、いつしか人間と魔女の対立がはじまっていったのです。
3.アルティミシア救世主説
「FITHOS LUSEC WECOS VINOSEC」
→「SUCCESSION OF WITCHES」(魔女の継承)と「LOVE」(愛)。
このメッセージが何を意味するのか
・指輪が1つのリノアと指輪が2つのリノアが存在すること
・FF8のパッケージのリノアの指が鋭いこと
・黒幕ハインの存在
このあたりの考察をおこなったら、個人的には「アルティミシア」が世界の救世主なのだという結論に至りました。
ハインの魔法の力を、魔女の無限ループの中に押し込んで、自らの悲しい歴史(人間と魔女の対立、魔女迫害など)の記憶とともに、永遠に葬ったのではないかと推察されます。
改めて「アルティミシア→イデア」の魔女継承の場面を見ると、アルティミシアの執念に、切なさを感じます。そしてイデアの理解する姿にグッとくるものがあります。
このFF8というゲームは、ゲームのプレイヤー自身が、主人公であるスコールとなりゲームを進めていき、無限ループの中にある「リノア」を「愛の力」で救い出す。そんな素敵なゲームの構成になっているのだと考えます。
ちなみに、OPムービでは、プレイヤーである自分自身が、無限ループするFF8の世界の中に入り込んでいく様子が描写されているものと思われます。
FF8のパッケージのリノアの指が鋭いのは、リノアの中に入った魔女の力によって体が支配されていく無限ループの中にいるリノアの様子を示しているのではないかと思われます。(魔女の力が体に入ると、時間経過とともに魔女の姿になっていくようです)
そして、指輪が1つのリノアは、魔女の無限ループに囚われているリノア。
指輪が2つのリノアは(スコールと出会ったために指輪が2つになった経過あり)、スコールと出会って、無限ループが解放されるリノアを示している。
スコールがまさに魔女の騎士となり、リノアを良い魔女にしているものと考えられます。
そして、無限ループの中のパズルの一部である「リノア」という存在がいなくなったことによって、無限ループ化する魔女の世界は消滅して、アルティミシアなど歴代魔女の苦悩、人間と魔女との対立などが永遠と無限ループして続く世界は消滅したものだと願っています。
まとめ
今回は「FF8の再発見」について説明しました。
FF8を見返してみると、同じ作品なのにも関わらず、違って見えます。
自分が中学生の時代にプレイしたRPGゲームですが、約25年の年月を経て、新たな魅力を発見しました。
FF8の無限ループのストーリーから、自分自身が勇気をもって主体的に動けば世界は変えられるものだと感じました。
自分から動かなければ、勝手に進んでいくような無限ループ化したような世界のままで、何も変わらないものだと感じます。
そして、自分の知らない場所、知らない時の中で、自分には自覚していないが存在している世界は確かにあるのだということを感じました。
FF8という作品自体を知らない人であれば、今回の記事に書かれていることは全く理解できないでしょうし、魔女のループしている世界が存在しているなんてことは知らないでしょう。
個人的には、違う時間軸の中で、FF8のような魔女のループ化しているような世界がどこかに存在していても不思議ではないと考えています。
最近の自分はというと、「Eyes on me」の曲と、FF8への思いが、頭の中で無限ループしております…笑。
興味がある方は、YouTubeなどで「FF8の解説動画」などを確認して頂ければ幸いです。
賛否両論、様々な説が、未だ巻き起こるFF8。
個人的にはFFシリーズの中でFF8が一番大好きです。
ファイナルファンタジー学会が開催されたら議論は尽きないと思います。
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