結論ですが、
ゲンタシン軟膏は、抗生剤の入っている軟膏であり、皮膚の感染症の治療で使われる薬です。
この記事は「処方されるくすり」について知りたいヒトに向けて書いています。
くすりの疑問・悩み・不安などが解決できればと思っています
この記事を読むことで「ゲンタシン軟膏」についてわかります。
「ゲンタシン軟膏」というくすりを処方されましたが何ですか?
このような疑問にお答えします。
軟膏を出された場合、どこに、どのように、どのタイミングで使っていいものか疑問になるかと思います。
そして、くすりの使い方を教えてもらっても…
いざ、くすりを使おうとした場合に忘れてしまっていたり、本当にこれで合っているのか心配になるかと思います。
では、「ゲンタシン軟膏」ってなんだろう?
ということで、今回は「ゲンタシン軟膏」について説明します。
この記事のまとめ
ゲンタシン軟膏とは
ゲンタシン軟膏は、抗生剤の入っている軟膏であり、皮膚の感染症の治療で使われる薬です。
ゲンタシン軟膏には、「ゲンタマイシン」というアミノグリコシド系の抗生剤が入っています。皮膚の感染症を治療したり、外傷などのキズ口の細菌の増殖をおさえることによって、感染症の広がりをおさえることができます。
ゲンタシン軟膏の適応症
ゲンタシン軟膏は、「皮膚の感染症」に対して使用されます。
ゲンタシン軟膏は、表在性皮膚感染症、慢性膿皮症、びらん・潰瘍の二次感染などが適応症です。
婦人科では、とくに陰部の「毛のう炎」(毛穴に感染して出来るできもの)に対して、ゲンタシン軟膏が出される場合が多いです。
ゲンタシン軟膏の使い方
ゲンタシン軟膏は、1日1回~数回、患部に塗って使います。
ゲンタシン軟膏を皮膚に塗ったあとはベトベトするかと思います。軟膏を塗った後は、清潔なガーゼで適宜保護したりします。また、ガーゼに軟膏を伸ばしたものを患部に貼り付けて使用しても良いです。
塗るタイミングとして、朝起きた後や、入浴した後などをオススメします。
また、塗る量が多すぎても効果は変わらないため、かならず適量を塗るようにしましょう。
ゲンタシン軟膏の副作用
ゲンタシン軟膏は、塗り薬であり比較的安全なくすりではありますが、副作用が起こる場合があります。
ゲンタシン軟膏を塗った部分が赤くなったり、かゆくなったりする場合があります。かえって症状がひどくなる場合には早めに受診して相談するようにしましょう。
また、長期間・大量に使用した場合「耳鳴り」「めまい」、また「難聴」「腎障害」などの副作用の可能性があります。長期間の大量に使うことは避けるようにしましょう。
まとめ
今回は「ゲンタシン軟膏」について説明しました。
軟膏を出された場合、どこに、どのように、どのタイミングで使っていいものか疑問になるかと思います。
そして、くすりの使い方を教えてもらっても…
いざ、くすりを使おうとした場合に忘れてしまっていたり、本当にこれで合っているのか心配になるかと思います。
わからない時は、この記事を参考にしていただき、くすりの効果を知った上で、くすりを正しく使って頂ければ幸いです。
今回紹介した「ゲンタシン軟膏」は、抗生剤入りの軟膏です。患部に適量を塗って使用するようにしましょう。
この記事によって「ゲンタシン軟膏」というくすりについての理解が深まり、一人でも多くの人に役立って頂ければ幸いです。
「宮の沢スマイルレディースクリニックホームページ」
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