苦痛の少ない処置のために出来ること

結論ですが

産婦人科では「内診」や「処置」などにともなう苦痛を和らげるような工夫をしています。

この記事は産婦人科の受診を悩んでいる女性に向けて書いています。
女性のさまざまな悩み・疑問・不安などが解決できればとおもっています。
今回は「処置による苦痛を和らげる工夫」についての記事です。

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などの症状で困っているときに、産婦人科を受診するか悩む場合が多いです。
産婦人科を受診して、「内診」などの診察に抵抗があるかと思います。

なにか痛い処置が行われるのではないかと不安に思うかもしれません。
大事な部位を見せることになるので恥ずかしいと思うかもしれません。
女性が産婦人科を受診するのはハードルが高いものです。
症状が我慢できるからと受診をしないで様子をみて大変な状態になってしまうことも…

産婦人科では、「内診」や「処置」などにともなう苦痛を和らげるような工夫をしています。
すこしでも産婦人科を受診するハードルが下がるよう、
今回は「苦痛の少ない処置のために出来ること」について紹介していきます。

この記事のまとめ

  • 医療行為にともなう苦痛を和らげるために「不安を軽くすること」「痛みが少なくなる工夫」が重要です。
  • 不安が軽くなるように、「説明をする」「声かけをする」「力を抜いてもらう」「体をさする」など行われます。
  • 痛みが少なくなるように「痛み止めを十分量使う」「痛み止めを適切な部位に使う」「切開は出来るだけ小さく」「時間をかけすぎない」など行われます。

医療行為には苦痛がともないます

産婦人科に限らず、医療行為には大なり小なり「痛み」や「羞恥心」などの「苦痛」がともないます。
診察などでは、自分の体を医師にみせることになります。
症状などで困っている自分の状態を伝えることになります。
自分の弱っている部分をさらけ出すことになるので、そこで苦痛が伴う人もいます。さらに検査や処置では、痛みがともなうものもあります。

苦痛を和らげるために…

診察や処置などの医療行為にともなう痛みなどの苦痛を和らげるために行っていることがあります。それは「不安を軽くすること」「痛みが少なくなる工夫」をすることです。
では、順に説明していきましょう。

不安を軽くする

説明をする

これからどのような処置が行われるのか事前に説明します。
ヒトはこれから何が行われるかわからないときに不安になります。
そして、いつになったら終わるのかわからないと、不安が強くなります。
不安が強くなると、処置にともなう痛みも増強されて感じてしまいます。
処置を行うときには、どのような処置を行うのか、どのくらい時間がかかるのかなど事前に説明するようにします。

声かけをする

処置をおこなう時には、必ず声かけをしてから行います。
何もなく、いきなり処置がされると驚いてしまいます。時には、体が自然と逃避反応で動いてしまい危険です。処置でなくても、無言で近づいてきて、触ってくるのはコワイかと思います。何か処置をおこなう場合には、必ず声かけをしてから行います。

力を抜いてもらう

処置をするときに力を抜いてリラックスしてもらいます。
とくに内診の場合は、あしを開いた状態での処置になります。力が入ってしまうと、内診が難しくなったり、器械と干渉して痛みをともないます。
力を抜くように声かけをしたり、息を吐くように促すようにして、診察のときには力を抜いてもらいます。

体をさする

痛みや苦痛をともなう処置をおこなう場合に体をさすります。
体をさすられることで痛みが緩和したり、処置による苦痛から意識をそらすことができます。他科ですが、胃カメラ・大腸カメラなどで痛みを和らげるために体をさする場合が多いです。

痛みが少なくなる工夫

切開などの処置を行う場合には、大なり小なり痛みが伴います。
その痛みがより少なくなるような工夫について紹介します。

痛み止めを十分量使う

これから切開を加える部分に対して、局所麻酔薬である「痛み止めの注射」を十分な量を使います。
「痛み止めの注射の量」が少ないと、効果がいまいちであったり、切開する部分をカバーできない可能性があります。「痛み止めの注射」は十分な量を使うようにします。

痛み止めを適切な部位に使う

「痛み止めの注射」を皮下の痛みを感じやすい部分を狙って使います。
皮膚には痛みを感じやすい部分があります。とくに皮下の真皮という部分に、痛みを感じるセンサーのような構造があります。その部分を狙って「痛み止めの注射」を使います。

切開は出来るだけ小さく

切開は出来るだけ小さくするようにします。
もちろんキズが小さくなればなるだけ痛みは軽くなります。
処置に必要な切開する範囲は、出来るだけ小さくし、必要最低限にとどめるようにします。

時間をかけすぎない

処置による時間がかかりすぎると、不安や痛みが強くなります。
しかも、いつ終わるかわからない不安も出てきて、ますます痛みが強くなってしまいます。
事前に処置に必要なモノなどを準備しておき、スムーズに処置が行われるようにします。また、時間がかかるようであれば、どのくらいかかりそうか説明するようにします。

まとめ

  • 医療行為にともなう苦痛を和らげるために「不安を軽くすること」「痛みが少なくなる工夫」が重要です。
  • 不安が軽くなるように、「説明をする」「声かけをする」「力を抜いてもらう」「体をさする」など行われます。
  • 痛みが少なくなるように「痛み止めを十分量使う」「痛み止めを適切な部位に使う」「切開は出来るだけ小さく」「時間をかけすぎない」など行われます。

痛いことは誰でも嫌だと思います。
そして、何が行われるのかわからないという不安は測りしれないです。
すこしでも処置にともなう苦痛が和らげば、産婦人科の受診もしやすいかと思います。

受診を我慢してしまって、取り返しのつかないくらい病変が広がってしまうこともあります。
もっと気軽に産婦人科に受診して、相談しやすい環境づくりを目指しています。

産婦人科では「内診」や「処置」などにともなう苦痛を和らげるような工夫をしています。
すこしでも産婦人科を受診しやすくなって頂ければ幸いです。

この記事によって「苦痛の少ない処置のために出来ること」の理解が深まり、一人でも多くの人の役に立つことを願っています。

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