結論ですが、
五月病とは、五月の連休の後に、「学校や職場に行きたくない」「なんとなく体調が悪い」「勉強や仕事に集中できない」などの状態を総称します。
この記事は「五月病」について知りたい人に向けて書いています。
健康・医療に関するさまざまな疑問・不安・悩みなどが解決できればと思っています。
この記事を読むことで「五月病」についてわかります。
5月に入ってなんとなくやる気が出ずツライです…
このような悩みにお答えします。
みなさん、五月病という言葉を耳にしたことがあるかと思います。
新年度がはじまって、1か月くらいしたこの時期に、さまざまな不調を訴える人が多いため「五月病」という言葉が使われています。
では、「五月病」って何なんですか?
ということで、今回は「五月病」について説明します。
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この記事のまとめ
五月病とは
五月病とは、五月の連休の後に、「学校や職場に行きたくない」「なんとなく体調が悪い」「勉強や仕事に集中できない」などの状態を総称します。
新学期、入学や就職にともなって学校や職場で新たな生活がスタートします。
新しい生活は、慣れないことも多く、知らず知らずのうちにストレスもたまるものです。
気づかないうちに無理してしまうと、慢性的にストレスを抱え込んでいる状態になってしまいます。
そして、1か月が過ぎ、5月の連休を終える頃に、「学校や職場に行きたくない」「なんとなく体調が悪い」「勉強や仕事に集中できない」などの状態として現れます。
これらを総称して「五月病」といいます。
五月病は正式な医学用語ではありませんが、一般的に5月の時期に学生や新入社員に起こりやすいため、こう呼ばれています。
五月病の症状
五月病の症状として、「やる気が出ない」「不安感が強い」「食欲が低下する」「眠れない」などがあります。
五月病では、これらの症状が徐々に悪くなっていき、学校では欠席したり、職場では欠勤が多くなっていくことがあります。
また、「今まで普通に出来ていたことが出来なくなった」「好きだった趣味に興味が持てなくなった」「常に漠然とした不安がある」などの症状があるときは、とくに注意が必要です。
「適応障害」「うつ病」などの病気の可能性があるため、受診して相談するようにしましょう。
五月病の原因
五月病の原因は、おもに「ストレス」によります。
新年度は、進学・就職・転居などで新しい環境に変わる人が多いです。
そして、環境の変化というものは、とてもストレスがかかり、五月病につながります。
さらに五月は、日の出の時間が早く、日の入りの時間が遅くなり、体内時間がズレやすいです。
また、大型連休の存在によって、日常生活に戻るのが厳しくなる人もいます。
五月病になりやすい人
五月病は、「燃え尽き症候群の状態に陥っている人」「環境の変化にうまくなじめない人」「ストレスをためこんでしまう人」などの人がなりやすいです。
五月病は、受験や就職活動など大きな目標を達成したことで、そのあとに「燃え尽き症候群」(バーンアウト)状態に陥っている人は要注意です。
また、進学・就職・転居などで環境が変わったときに、新しいコミュニティでうまくなじめない人、ストレスをうまく発散できずためこんでしまう人も五月病になりやすく注意が必要です。
このような人の中には「適応障害」「うつ病」「パーソナリティ障害」などの病気になりやすい人もいます。
五月病の予防
好きなことを続ける
今まで行ってきた「好きなこと」を続けるようにしましょう。
ランニング・読書・パズル・プラモデル・料理などなんでも構いませんが、好きなことをしてストレスを発散しましょう。
運動をする
運動をしましょう。
運動をすることで、嫌なことを忘れられますし、気分転換にもなりますし、ストレス発散できます。
運動によってメンタルが安定するのです。
さらに、軽い運動をすることで、アクティブレストにもなり、体の疲労を回復する効果も期待できます。
十分な睡眠をとる
十分眠るようにしましょう。
睡眠不足だと、精神的にも肉体的にも疲労がたまりますし、判断力・集中力が低下してしまい、勉強や仕事に集中できなくなります。
さらに、ストレスもたまりやすく、メンタルが不安定になってしまいます。
十分な睡眠をとって、心も体も整えるようにしましょう。
生活リズムを整える
生活リズムを整えるようにしましょう。
とくに5月は、日が長くなっており、体内時計が乱れやすいです。
起床時間、就寝時間はもちろんのこと、食事の時間など毎日規則正しい生活リズムを意識しましょう。
五月は日の出の時間が早くなっているため、いつもより早く起きるようにして、夜は早めに寝るようにすることをオススメします。
仲間を見つける
同じ境遇の仲間を見つけましょう。
環境・立場が変わると、強いストレスを感じます。
同じような境遇で、同じような悩みを抱えている人をみつけましょう。
そして悩み・不安などを共有して、ストレスを発散しましょう。
まとめ
今回は「五月病」について説明しました。
五月病という言葉があるように、五月は体調不良となる人が多いです。
新学期、入学や就職にともなって学校や職場で新たな生活がスタートする人が多いです。
そして、環境の変化というものは、ストレスもたまるものです。
気づかないうちに無理してしまい、こじらせてしまうこともあります。
五月病が疑わしい場合には、無理をせず早めに受診して相談するようにしましょう。
この記事によって「五月病」について理解が深まり、一人でも多くの人に役に立って頂ければ幸いです。
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