結論ですが
月経とは、厚くなった子宮内膜が剥がれ落ちて出血とともに出てくる現象のことです。
この記事は「健康に関心のある」女性に向けて書いています。
女性特有の疑問・悩み・不安などが解決できればと思っています
この記事を読むことで「月経」についてわかります。
月経ってそもそも何ですか?
このような疑問にお答えします。
おおよそ小学校4年生から中学生にかけて、はじめての「月経」(生理)が来るかと思います。
そして、多くの女性は、おおよそ月に1回「月経」を経験していると思います。
毎回の月経のせいで予定が狂わされる…
月経のときは体調が悪い…
月経痛で悩まされる…
月経前の症状がつらい…
月経の量が多い…
など月経にまつわる症状はさまざまあります。
月経の症状によって生活に支障が出る人もいます。
なんで、こんなわずらわしい「月経」ってあるのだろうか?と思っている人は多いはずです。
月経とは、厚くなった子宮内膜が剥がれ落ちて出血とともに出てくる現象のことです。
月経に関して色々と聞きたいです!
ということで、今回は「月経に関する疑問」についてお答えしたいと思います。
この記事のまとめ
4.月経時の入浴
月経時には入浴はしない方がいいのでしょうか?
月経中の入浴は特別控えなくても大丈夫です。
入浴をすることによって、全身の血行は良くなります。
疲労回復を促す効果、月経前からむくみやすい方は改善させる効果など期待できます。
また、血行が良くなり体が温まると月経痛が和らぐので、入浴はむしろオススメします。
ただし、月経血で汚してしまうことを心配される方もいるかと思います。
月経量が多すぎでなければ大丈夫だと思いますが、量が多めで月経血で湯船を汚してしまう人は、入浴中だけタンポンを使用したり、一番最後の順番に湯船につかるといいでしょう。
お湯の汚染で細菌感染などご心配であれば、お湯を張りなおしても良いかと思います。
また、しっかりと体を温めるため、シャワー浴に足湯を組み合わせるなど工夫してもいいでしょう。
5.月経時の性交渉
月経時に性交渉しても大丈夫ですか?
月経時の性交渉はあまりオススメしません。
厚くなった子宮内膜がはがれ落ちて月経は起こりますが、腟や子宮内部は、いつもよりデリケートで傷つきやすい状態になっています。
そのため、月経中に性交渉をすると、細菌感染症などのリスクも上がります。
また、月経中は月経痛や出血などによって体調がすぐれない時があるかと思います。自分の気がのらない場合は、無理をして性交渉に応じないほうがよいでしょう。
ちなみに、月経中に性交渉した場合にも、妊娠する可能性はゼロではありません。
妊娠を希望されていない場合には、感染予防のためにもコンドームを使用したり、他の避妊法も忘れずに行うようにしましょう。
6.月経が来なくなりました
仕事が忙しくなったあたりから、生理が止まってしまいました。放っておいても大丈
夫でしょうか?また、改善策などはなにかあるのでしょうか?
ストレスに伴う続発性無月経の状態と考えられますので、婦人科を受診して相談するようにしましょう。
強いストレスがかかると、「エストロゲン」や「プロゲステロン」の分泌は不規則になってしまい、月経不順や無月経となることがあります。
とくに、職場の変化、引っ越し、身内の不幸など「環境の変化」があった場合にストレスがかかります。
また、季節の変わり目、気温の急激な変化によって知らず知らずのうちに脳にストレスがかかり、月経が乱れることも多いです。
ご自身で出来ることとすれば、自覚されているストレスの原因に対処することが大切になります。上司に仕事量などを減らせないか相談してみはいかがでしょう。
なお、無月経が長期間持続すると、女性ホルモン分泌不足から、将来的な骨粗しょう症や脂質異常症などの病気のリスクが上がる可能性があります。
月経不順や無月経などの月経異常は、放置せず、婦人科を受診して相談するようにしましょう。
まとめ
今回は「月経の疑問」について説明しました。
この記事によって「月経」について知り、一人でも多くの人に役立つことを願っています。
「宮の沢スマイルレディースクリニックホームページ」
https://www.miyanosawa-smile-lc.com/
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