リンデロンVG軟膏とは?

結論ですが、
リンデロンVG軟膏は、「ステロイド」と「抗生剤」が入っている軟膏であり、皮膚の赤み・かゆみ・腫れなどの治療などで使われる薬です。

この記事は「処方されるくすり」について知りたいヒトに向けて書いています。
くすりの疑問・悩み・不安などが解決できればと思っています
この記事を読むことで「リンデロンVG軟膏」についてわかります。

「リンデロンVG軟膏」というくすりを処方されましたが何ですか?

このような疑問にお答えします。

軟膏を出された場合、どこに、どのように、どのタイミングで使っていいものか疑問になるかと思います。
そして、くすりの使い方を教えてもらっても…
いざ、くすりを使おうとした場合に忘れてしまっていたり、本当にこれで合っているのか心配になるかと思います。

では、「リンデロンVG軟膏」ってなんだろう?

ということで、今回は「リンデロンVG軟膏」について説明します。

この記事のまとめ

リンデロンVG軟膏とは

リンデロンVG軟膏は、「ベタメタゾン」(V)というステロイドと、「ゲンタシン」(G)という抗生剤の入っている軟膏です。

リンデロンVG軟膏には、「ステロイド」という炎症をおさえる成分が入っています。皮膚の赤み・かゆみ・腫れなどの症状をおさえてくれます。
また、ステロイド使用によって感染しやすい状態となりますが、「ゲンタシン」という抗生剤が入っており、感染を予防する効果も期待できます。

リンデロンVG軟膏の適応症

リンデロンVG軟膏は、「皮膚の炎症」に対して使用されます。

リンデロンVG軟膏は、皮膚炎群、湿疹、皮膚搔痒症、虫さされ、乾癬、紅斑症、熱傷などが適応症です。
婦人科では、とくに陰部の湿疹によるかゆみに対して、リンデロンVG軟膏が出される場合が多いです。

リンデロンVG軟膏の使い方

リンデロンVG軟膏は、1日1回~数回、患部に塗って使います。

リンデロンVG軟膏を皮膚に塗ったあとはベトベトするかと思います。軟膏を塗った後は、清潔なガーゼで適宜保護したりします。また、ガーゼに軟膏を伸ばしたものを患部に貼り付けて使用しても良いです。
塗るタイミングとして、朝起きた後や、入浴した後などをオススメします。
また、塗る量が多すぎても効果は変わらないため、かならず適量を塗るようにしましょう。

リンデロンVG軟膏の副作用

リンデロンVG軟膏は、塗り薬であり比較的安全なくすりではありますが、副作用が起こる場合があります。

皮膚刺激感、紅潮、皮膚炎、接触性皮膚炎、皮膚の感染症など報告があります。
とくに「ステロイド」が含まれているため、感染症があった場合に悪化する可能性があります。
その他、「紫斑」「多毛」「色素脱失」「ステロイドざ瘡」などの副作用があります。

まとめ

今回は「リンデロンVG軟膏」について説明しました。

軟膏を出された場合、どこに、どのように、どのタイミングで使っていいものか疑問になるかと思います。
そして、くすりの使い方を教えてもらっても…
いざ、くすりを使おうとした場合に忘れてしまっていたり、本当にこれで合っているのか心配になるかと思います。

わからない時は、この記事を参考にしていただき、くすりの効果を知った上で、くすりを正しく使って頂ければ幸いです。

今回紹介した「リンデロンVG軟膏」は、ステロイド入りの軟膏です。
患部に適量を塗って使用するようにしましょう。

この記事によって「リンデロンVG軟膏」というくすりについての理解が深まり、一人でも多くの人に役立って頂ければ幸いです。

「宮の沢スマイルレディースクリニックホームページ」
https://www.miyanosawa-smile-lc.com/

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