結論ですが、
安全な性行為のために、とくに「性感染症の予防」「望まない妊娠の防止」が重要です。
この記事は「健康に関心のある」ヒトに向けて書いています。
自身の健康への疑問・悩み・不安などが解決できればと思っています。
この記事を読むことで「安全な性行為」についてわかります。
性行為を安全におこないたいです!
このような意見にお答えします。
性行為は、本来こどもをつくる行為です。
・男女の快楽を求めて…
・スキンシップ…
・愛情表現…
などなど性行為を通じて、さまざまな意味付けもされます。
欧米では比較的オープンですが、日本では性行為は内緒でおこなうものだという風潮があります。
そのため、性に関する知識が不十分なまま、性行為をおこなうケースが多いように感じます。
では、性行為を安全におこなうためにどうすればいいのでしょうか?
安全な性行為のために、とくに「性感染症の予防」「望まない妊娠の防止」が重要です。
今回は「望まない妊娠の防止」について説明していきます。
「宮の沢スマイルレディースクリニックホームページ」
https://www.miyanosawa-smile-lc.com/
この記事のまとめ
望まない妊娠の防止
安全な性行為のために、「望まない妊娠の防止」が重要です。
性行為は、こどもをつくる行為です。
ただし、今はこどもを欲しくないけれど、性行為を行いたいと思うことがあるでしょう。
そのときには、「望まない妊娠」を防止するために「避妊」に関する知識が必要になります。
避妊法には、大きく分けて「普段の避妊」と避妊に失敗したときの「緊急避妊」の2つの方法があります。
また、万が一妊娠してしまった場合には、早めに気づいて、受診して相談することが重要です。
ということで、「望まない妊娠の防止」に関して順にみていきましょう。
普段の避妊
望まない妊娠をしないために、「普段の避妊」をおこなうことが大切です。
避妊法はいくつかありますが、「避妊効果」の高い「経口避妊薬」「子宮内避妊具」「不妊手術」、また性感染症の感染予防効果もある「男性用コンドーム」などがおすすめです。
ただし、射精前でも精子や分泌液が漏れ出ていて妊娠することがあるため、「腟外射精」は失敗が多いです。また、基礎体温、オギノ式も失敗が多いです。
若い世代では、月経周期が不安定で、排卵日が安定していないことが多いため、安全日はないと心得ておきましょう。
望まない妊娠をしないために、避妊効果のある避妊法を「費用」や「利用のしやすさ」などを考慮して選ぶようにしましょう。
緊急避妊を
避妊に失敗した場合には「緊急避妊」をおこないましょう。
基本的には普段から避妊することが大切です。
しかし、コンドームがやぶれてしまったり、ピルを飲み忘れてしまったり避妊に失敗することがあります。
そんな不測の事態には緊急避妊法があります。
緊急避妊法は「LNG単回投与法」「ヤッぺ法」「銅付加子宮内避妊具」などがあります。
いずれも産婦人科を受診することになります。
「避妊効果」「安全性」「値段」などに応じて選ぶことになるので相談するようにしましょう。
妊娠の可能性がある場合には
妊娠の可能性がある場合には、早めに産婦人科を受診して相談するようにしましょう。
避妊をすることが大切ですが、何事にもいえますが100%の避妊効果のある方法は残念ながらありません。
「月経が遅れている」「妊娠のような症状がある」など妊娠の可能性のある場合は、早めに産婦人科を受診しましょう。そして妊娠しているかどうか確認してもらいましょう。
万が一、妊娠していた場合、中絶を選択することになるかもしれません。
中絶をおこなう場合はタイムリミットがあり、妊娠22週以降は中絶をおこなうことが出来ません。また、赤ちゃんが大きくなるにつれて、中絶手術にともなう危険性が高くなるのと、中絶費用も高額になります。
妊娠の可能性のある場合には、早めに産婦人科を受診するようにしましょう。
まとめ
今回は「望まない妊娠の防止」について説明しました。
とくに、性活動性の高い若い年代、生活のために性行為を職業としている人などでは、性行為の回数が多いため、性行為にともなうリスクが高くなります。
是非とも「安全な性行為」を実践して、「望まない妊娠」や「性感染症」を防いで、ご自身の身を守りましょう。
この記事によって、「望まない妊娠の防止」に対する理解が深まり、性行為によってツライ思いをする人が一人でも減って、多くの人に役立つことを願っています。
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