肌荒れに効く栄養素【９つ】

結論ですが

肌荒れに効く栄養素として「ポリフェノール」「ビタミンA」「ビタミンE」などがあります。

この記事は「食と健康」について書いています。
食事・栄養に関するさまざまな疑問・不安・悩みなどが解決できればと思っています。
この記事を読むことで「肌荒れに効く栄養素」についてわかります。

最近、肌荒れがひどいですが、どうすればいいですか？

このような疑問にお答えします。

医食同源という言葉があるように、われわれの体は食べたものから作られています。
食べ物によって健康的に過ごすことができるのです。

食べるものによって、肌荒れの原因にもなれば、肌の調子が良くなることもあります。

では、肌荒れに効く栄養素にはどのようなものがありますか？

ということで、今回は「肌荒れに効く栄養素」について説明していきます。

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この記事のまとめ

7.ポリフェノール

肌荒れに効く栄養素として「ポリフェノール」があります。

ポリフェノールには、「抗酸化作用」があり、酸化ストレス・紫外線などによる肌のエイジングを抑えてくれるのです。

ポリフェノールには、他にも「動脈硬化予防」「視力回復」「脂肪燃焼」「更年期障害の改善」などの健康効果があります。

そもそも、ポリフェノールとは、植物がもつ苦味や渋み、色素の成分をいいます。
ポリフェノールは、ほぼすべての植物に存在する苦味・渋み・色素の成分であり、自然界に約5000種類以上あると言われています。

たとえば、花の色が鮮やかで美しいのはポリフェノールによるものです。
また、食材特有の苦味や渋みなどの味は、天敵から身を守るためのものでありますが、これもポリフェノールによるものです。

代表的なポリフェノールとして以下のようなものがあります。

アントシアニン
カテキン
カカオポリフェノール
コーヒーポリフェノール
ルチン
フェルラ
クルクミン
ショウガオール

ポリフェノールを多く含む食品として、赤ワイン・ブルーベリー・カシス・ぶどう、緑茶・紅茶、ココア・チョコレート、そば・たまねぎ・柑橘類、玄米、大豆・豆類、ターメリック、ショウガ、コーヒーなどがあります。

肌荒れに効く栄養素として「ポリフェノール」があります。

8.ビタミンA

肌荒れに効く栄養素として「ビタミンA」があります。

ビタミンAは、皮膚の乾燥を防いで肌を正常な状態に保つ働きをするだけでなく、目や皮膚の粘膜を正常に保つ働きをしたり、免疫力を高める効果があります。

また、ビタミンAが不足すると、夜盲症、角膜や結膜上皮の乾燥・角質化、皮膚や粘膜の乾燥・肥厚・角質化などにつながります。
なお、ビタミンAの過剰摂取によって、頭痛、口唇炎、脱毛症、食欲低下、筋肉痛などの症状や、脳脊髄液圧の上昇、頭蓋内圧亢進症などにつながります。

そもそも、ビタミンAは、脂に溶けやすいビタミンである「脂溶性ビタミン」の一つであり、「レチノール」「レチナール」「レチノイン」の総称です
なお、植物に含まれる「ベータカロテン」は摂取されると体内でビタミンAに変わるため、プロビタミンAとよばれ、ビタミンAの仲間に分類されます。

ビタミンAは、レバーなどの肉類、うなぎ・ぎんだらなどの魚介類、たまご・チーズなどの卵・乳製品、にんじん・ほうれんそうなどの野菜に多く含まれています。

肌荒れに効く栄養素として「ビタミンA」があります。

9.ビタミンE

肌荒れに効く栄養素として「ビタミンE」があります。

ビタミンEは、強い抗酸化作用があり、酸化ストレスや紫外線のダメージから守ってくれます。シミやシワができるのを防いでくれたり、肌のアンチエイジング効果が期待できます

ビタミンEが不足すると、抗酸化作用が低下するため、紫外線のダメージから守る力が弱くなり、シミやシワができやすくなります。
体内の脂質の酸化を防ぐ力が弱くなり、動脈硬化や血栓症、高血圧、脂質異常症などになりやすくなります。
なお、ビタミンEの過剰摂取によって、血液が止まりにくくなることや骨粗しょう症リスクが高まることが言われています。

そもそも、ビタミンEは、脂溶性ビタミンの一つです。
「4種のトコフェノール」と「4種のトコトリエノール」の合計8種類の化合物がありますが、ビタミンEはそのうち最も作用の強い「アルファトコフェノール」のことをさす場合が多いです。

ビタミンEは、オリーブオイル・胚芽油などの植物性油脂、アーモンド・大豆などの豆類、アブカド・かぼちゃなどの野菜、全粒穀物、うなぎ、たまごなどの食品に多く含まれています。

肌荒れに効く栄養素として「ビタミンE」があります。