大事な日に生理が来ないようにしたいです!【月経移動】

月経の悩み

結論ですが

ピルをつかうことで生理をずらすことができます。

この記事は「生理をずらしたい」女性向けに書いています。
この記事を読むことで「生理をずらす方法」がわかります。

「ちょうど生理が来る日と旅行が重なってしまう」
「どうしてもこの大事な日には生理が来てほしくない」
などの生理の悩みがあるかと思います。

実はそんなときに、くすりをつかって生理をずらすことが可能です。
今回は「大事な日に生理が来ないように生理をずらす方法」について説明していきます。

この記事のまとめ

  • 生理をどのようにずらすのか
  • 実際にどのように生理をずらすのか
  • 月経移動の注意点はなにか

生理をどのようにずらすのか

結論をいうと、「エストロゲン」(卵胞ホルモン)や「プロゲステロン」(黄体ホルモン)というホルモンが含まれている「ピル」をつかうことで生理を調整します。

そもそも生理は「厚くなった子宮内膜が剥がれること」でおこります。
子宮内膜が剥がれるためには「エストロゲン・プロゲステロンというホルモンが低下すること」が必要です。
「エストロゲン」や「プロゲステロン」が含まれているピルをつかうことで「エストロゲン・プロゲステロンの低下」をふせいだり、つくりだすことによって月経を調整します。

つまり、理論上は…

  • ピルをのんでいるあいだは、「エストロゲン・プロゲステロンの低下」がふせがれるため生理がこないです。
  • ピルを休薬すると「エストロゲン・プロゲステロンの低下」が起こることになり生理がおこります。なお、休薬して2日から5日後くらいで生理が起こります。

実際の生理のずらしかた

自分の生理周期を把握する

生理を調整するために、前提として「自分の生理に関する情報」を把握することが大切です。次にいつ生理がくるのか把握して、生理が来ないで欲しい日に生理がかぶるかどうかを確認して、そもそも生理をずらす必要があるかどうかを判断します。

とくに…

  • 生理は何日周期なのか
  • 生理は規則的なのか
  • 最後にいつ生理が来たのか
  • 次にいつ生理がくるのか
  • 生理が来てほしくない期間はいつなのか

の情報は大事になります。
それらの情報を考慮にいれて、生理をずらす方法を考えていきます。

生理を遅らせる

生理を遅らせる方法は以下のとおりです。

  • 「生理7日目以内」から「遅らせたい日」までピルを飲みます。
  • 「次の生理予定の5-7日前」から「遅らせたい日」まで中用量ピルを飲みます。

ピルをのんでいるあいだは、「エストロゲン・プロゲステロンの低下」がふせがれるため生理がこないです。なので、生理が来ないで欲しい日までピルを飲みます。
「生理7日目以内」からピルを飲む方法の方がより確実に生理をずらすことが可能です。ただし、生理をとめている期間が長くなればなるほど、その途中で出血がおこってしまう可能性もあり注意が必要です。
なお、ピルを飲み終わると、およそ2日から5日後に生理がおこります。

月経を早める

生理を早める方法は以下のとおりです。

  • 「生理3-7日目」から高用量ピルを5-10日間以上飲みます。
  • 「生理3-7日目」から低中用量ピルを10-14日間以上飲みます。

ピルを一定期間のんで休薬をすることで「エストロゲン・プロゲステロンの低下」をつくり出すことで、生理を起こします。
「高用量ピル」では5-10日間以上飲む必要があり、
「低用量ピル」や「中用量ピル」では10-14日間以上飲む必要があります。

ただし、生理を早める方法は

  • ピルの飲み始めの時期が限られていること
  • 結果として生理を7-10日程度しか早めることが出来ないこと
  • 失敗することが多い

ことから、通常は生理を遅らせる方法を選ぶことが多いです。

月経移動の注意点

余裕をもって早めに受診しましょう 

「生理を遅らせる方法」をえらぶにしても、「生理を早める方法」をえらぶにしても、ピルを飲み始める時期が決まっています。
あまりにギリギリに受診した場合は、ピルをのむべき時期を過ぎてしまうことがあります。そのことによって、生理を移動できなかったり、失敗する可能性が出てきます。
月経移動を希望する場合には余裕をもって受診するようにしましょう。

ピルを安全に使えるか確認を

ピルは副作用のリスクがあるため、安全に使えるかどうか確認する必要があります。
「40歳以上の年齢」「喫煙」「BMI30以上の肥満」などの場合は慎重投与が必要です。
また「前兆をともなう片頭痛」「乳がん」「高度の高血圧」「血栓症になったことがある」などの場合はピルを使うことができません。
ピルを安全に使えるか担当医と相談するようにしましょう。

ピルの副作用に注意を

ピルの副作用として「吐き気」「血栓症」「肝障害」などがあります。
とくに「吐き気」の頻度は多いですが、ピルをのんでいるうちに「吐き気」は落ち着いてくることが多いです。「月経移動」に失敗しないために吐き気があっても基本的にはピルを飲みつづけることが大切です。
また、「血栓症」は命をおとす可能性があり注意が必要です。とくに、激しい「胸痛」「頭痛」や「ふくらはぎの痛み」がある場合は、受診してピルを継続しても大丈夫か相談しましょう。

まとめ

生理をずらすために、エストロゲンとプロゲステロンをふくむピルを使います。

実際にどのように生理ずらすために、まずは自分の生理周期を把握します。そして、「生理を遅らせる方法」や「生理を早める方法」を考えます。

月経移動の注意点は、余裕をもって早めに相談しましょう。
また、「ピルを安全に使えるか」確認すること、ピルを使っているときは「ピルの副作用」に注意しましょう。

生理を調整して、大事な日がより快適に過ごせることを願っています。