腸に良い食品【3つ】腸活

結論ですが

腸に良い食品として「プロバイオティクス」「プレバイオティクス」「良質な脂質」などがあります。

この記事は「食事・栄養に関心のある」ヒトに向けて書いています。
自身の健康への疑問・悩み・不安などが解決できればと思っています。
この記事を読むことで「腸に良い食事」についてわかります。

腸に良い食品にはどのようなものがありますか?

このような疑問にお答えします。

おそらく皆さんは、健康のために「栄養バランスの良い食事」「適度な運動」「十分な睡眠」「規則正しい生活」が健康に良いということは、何回も耳にしていることと思います。

この中でも、日々の生活の中で「食事」に関して気にされる人は多いかと思います。

ついつい食べ過ぎてしまう…
忙しくて規則的な食事ができない!
どのような食事が健康にいいですか?

このような悩みや疑問があるかと思います。

忙しい現代人は、食生活が乱れてしまう人が多いです。

とくに仕事が忙しすぎて、食事を抜いてしまったり、簡単なインスタント食品・コンビニ弁当で済ませるなんてことも…。

食事は人の口から体に入ってくる大切なものです。
食事によって摂取された栄養によって、われわれの体は出来上がります。
「医食同源」という言葉があるように、「食」というものはとても重要です。
食事の内容によって健康にも不健康にもなります。

最近、腸の調子が悪く、便秘気味だったり
下痢気味で体調がいまいちです。
食事で腸内環境を改善することで良くなるかもしれません。

では、腸に良い食品にはどのようなものがありますか?

ということで、今回は「腸に良い食品」について説明していきます。

「宮の沢スマイルレディースクリニックホームページ」
https://www.miyanosawa-smile-lc.com/

まとめ

1.プロバイオティクス

腸に良い食品として「プロバイオティクス」があります。

プロバイオティクスとは、適正な量を摂取したときにヒトの体に良い栄養を与える微生物のことをいいます。

われわれの腸内環境は、善玉菌と悪玉菌のバランスによって成り立っていますが、発酵食品などから良い菌を摂取することによって腸内環境を整えてくれます。

発酵食品には、生きた菌がたくさん含まれます。
たとえば、ヨーグルトに含まれる「乳酸菌」を摂取すると、腸内の善玉菌のはたらきを助け、腸内環境の改善につながります。
また、胃酸などで死滅した菌も、腸内の善玉菌のエサになったり、悪玉菌を外に出しやすくしたりと、善玉菌のサポートする役割も果たします。

発酵食品から良い菌を摂取すると、善玉菌が腸内で増えて腸内環境が整い「便秘」や「下痢」などの症状の改善につながります。

さらに、善玉菌が腸内で増えて腸内環境が整うと、悪玉菌の影響を食い止めることができて、「ニキビや肌荒れの改善」が期待できます。

納豆・ヨーグルト・キムチ・みそ・チーズ・酢・しょうゆなどの発酵食品からプロバイオティクスを体に取り入れましょう。

腸に良い食品として「プロバイオティクス」があります。

2.プレバイオティクス

腸に良い食品として「プレバイオティクス」があります。

プロバイオティクスは、簡単にいうと体にとって良い菌のことです。
そして、プレバイオティクスは、良い菌のエサになるものにあたり、食物繊維やオリゴ糖などがあります。

食物繊維は、ヒトの消化酵素では消化することができない食物に含まれる成分のことです。
食物繊維の多くは多糖類の仲間ですが、体内で消化されないため、小腸から大腸に至るまで腸の中に存在することになります。
食物繊維は、大腸の中の腸内細菌のエサとなります。
一部の食物繊維は、腸内細菌の働きによって、短鎖脂肪酸などの体に良い成分が作られます。

また、オリゴ糖は、少糖類ともよばれており、単糖が2つ以上結合している糖類であり、多糖類よりも分子量が少ないものをいいます。
単糖が「2~10個」ほど結合したものをオリゴ糖とよばれますが、明確な定義がないようです。
そして、単糖が2個結合したものを二糖類というため、実際には単糖が3つ以上結合したものを「少糖類(オリゴ糖)」というケースが多いです。

オリゴ糖は、消化がされにくい成分である、小腸から大腸に至るまで腸の中にとどまります。
オリゴ糖は、腸内細菌のエサとなったり、整腸作用などを発揮して腸内環境を整える働きをします。

腸に良い食品として「プレバイオティクス」があります。

3.良い脂質

腸に良い食品として「良い脂質」があります。

脂質の中でも、「オメガ3系脂肪酸」にあたる「ドコサヘキサエン酸」(DHA)、「エイコペンタエン酸」(EPA)は、とくに良い脂質です。

炎症を抑える働きがあるため、腸の中の炎症を食い止めて、腸内環境を改善してくれます。
さらに、血液中の余分な「中性脂肪」や「総コレステロール」「LDLコレステロール」(悪玉コレステロール)を下げる作用があり、「動脈硬化」や「心疾患」などの予防につながります。
なお、DHA、EPAは、いわし・サバなどの青魚に多く含まれています。

ここで注意が必要な脂肪酸として「オメガ6系脂肪酸」があります。
「オメガ6系脂肪酸」は必須脂肪酸の一種であり、体に必要な成分ではあります。
しかし、多量に摂取すると、炎症を引き起こしてしまうので、適正量を心がけるようにしましょう。

腸に良い食品として「良い脂質」があります。

まとめ

今回は「腸に良い食品」について説明しました。

健康的に過ごすために「日々の食生活」がとても大切です。

「食」は健康のためだけでなく、充実した日々を送ること、家族や友人などと有意義な時間を過ごすことなどにもつながるものです。

この記事によって「腸に良い食品」についての理解が深まり、一人でも多くの人が健康的に日々の生活を送ることを願っています。

「宮の沢スマイルレディースクリニックホームページ」
https://www.miyanosawa-smile-lc.com/