食事記録の落とし穴【3つ】

結論ですが、

食事記録の落とし穴として「栄養素の数値は正確ではない」「手間がかかる」「体の声を無視してしまう」ことがあります。

この記事は「健康的に過ごしたい方」に向けて書いています。
健康に関する情報を発信しております。
この記事を読むことで「食事記録の落とし穴」についてわかります。

食事記録で気を付けた方がことってなんですか?

このような疑問にお答えします。

健康のためには、食事・睡眠・運動など日々の生活習慣が重要です。

人の体は、食べる食事によって出来上がります。
医食同源という言葉があるように食事は健康に過ごすためにとても重要です。

スポーツを行っている人は、食事から得られるエネルギー源によって競技パフォーマンスは変わってきますし、体作りを行うときに食事というのは大切です。

また、ダイエットを行っている人は、食事によって摂取するカロリーなどが重要となります。

そこで毎日食べる食事の内容を記録する「食事記録」という方法が登場します。
しかし、食事記録にも、はまりすぎると思わぬ落とし穴にはまってしまうこともあります。

では、食事記録の落とし穴にはどのようなものがありますか?

ということで、今回は「食事記録の落とし穴」について説明します。

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https://www.miyanosawa-smile-lc.com/

まとめ

1.栄養素の数値は正確ではない

食事記録の落とし穴として「栄養素の数値は正確ではないこと」があります。

食べるものを記録するのに、食事記録用のアプリなどを利用するかと思います。
今日は、ごはんを200g、納豆を40g、味噌汁1杯、鮭の焼き魚50gなど入力していくかと思います。
食材と重さを入力すれば、アプリで自動的に栄養素のバランスを算出し、食べた食材を入力されていきます。

その値は、正確にいうと全く正確ではではありません。

たとえば、ごはんの場合、炊くときの水分によって、栄養素のバランスは変化します。
味噌汁であっても、具材をランダムに入れると、バラツキが生じてしまいます。
たとえ、すべての具材を測って入れたとしても、旬の具材だったり、料理に使う部位によって少し栄養成分は変わってくるのです。
とくに、鮭の場合、脂がのっているものだったり、身がしっかりとついているもの、皮がないもの、骨が多かったりで、全く同じ栄養バランスになることは奇跡的だといえるでしょう。

また、市販のものは栄養成分表示されているものが多いですが、あくまで「推定値」と表記されています。ある程度の規格は統一されていますが、正確にいうと誤差は出てしまうものです。

食事記録の落とし穴として「栄養素の数値は正確ではないこと」があります。

2.手間がかかる

食事記録の落とし穴として「手間がかかること」があります。

食事をいちいち記録するのは大変手間がかかります。

毎日同じようなものを食べるのであれば、そこまで苦労はいらないですが、毎日同じ内容の食事なんて現実的ではありません。

手料理をしたり
スーパーの惣菜を利用したり
友人と外食にいったり
飲み会があったり
お土産をいただいたり
手作りの差し入れをもらったり
お弁当を作ったり

さまざまな形で食事するかと思います。
あらかじめ栄養成分がわかっているものであれば楽ですが、とくに手料理では記録するのが大変です。
正確にやろうとすると、材料の重さを測定して、入力することになります。
とくに、カレーではルーの内容が食材の成分が溶け込んでしまい、よくわからない状態になります。
自分で手作りする場合には、材料をすべて重さを測って記録することになり、手間がかかります。

食事記録の落とし穴として「手間がかかること」があります。

3.体の声を無視してしまう

食事記録の落とし穴として「体の声を無視してしまうこと」があります。

目標カロリーや、目標とする栄養バランスに沿って食事をしようとすると、どうしても栄養の目標達成に力を入れてしまうことを優先してしまいます。

たとえば、

この食べ物を美味しく感じるからもっと食べたい
満腹だから、食べたくない
お腹が空いているから、食べたい
今日はなんとなく食欲がいまいち
なんとなく、食べたくない気分
ごほうびにしっかりと食べたい

などの体の声を無視してしまうことになります。

人間なので、食べたいとき、食べたくないとき、などあるでしょう。
食事記録をしていると、体の声を無視して、目標を達成することを優先してしまいがちです。

まだお腹が減っているのに、食べるのをやめる。
美味しいと感じるものを制限する。
食欲がわかないのに、無理やり食べる

などに陥ってしまいがちです。
体に食事が足りていないときに食欲は湧いてくるものです。
また、体に必要な栄養素が満たされているときには食欲は下がるように出来ています。

その体の声を無視してしまうことになるため、体の調子を崩してしまうおそれがあります。

食事記録の落とし穴として「体の声を無視してしまうこと」があります。

まとめ

今回は「食事記録の落とし穴」について説明しました。

この記事によって「食事記録の落とし穴」についての理解が深まり、一人でも多くの人に役立つことを願っています。

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