「子宮内容除去術」って何ですか?【産婦人科手術】

結論ですが

子宮内容除去術では、子宮の入り口を拡張して子宮の中にある妊娠成分などを除去します。

この記事は「婦人科を受診する」女性向けに書いています。
婦人科を受診することへの疑問・悩み・不安などが解決できればと思っています。
この記事を読むことで「子宮内容除去術」についてわかります。

産婦人科を受診したときに、どのような処置がおこなわれますか?

このような疑問にお答えします。

産婦人科ではどのような診察がされるのかわからない?
診察は恥ずかしいです!
痛くないか心配…

とくに初めて、産婦人科を受診する人にとって不安でいっぱいだと思います。

産婦人科の処置ではどのようなことが行われるのか説明します。
産婦人科の手術で、流産などの時に行われる「子宮内容除去術」というものがあります。

実際に、どのように「子宮内容除去術」をおこなうのか?
今回、「子宮内容除去術」はどのような手術なのか説明します。

この記事のまとめ

子宮内容除去術の方法

子宮内容除去術では、子宮の入り口を拡張して、子宮の中にある妊娠成分などを除去します。

必要に応じて、子宮の入り口を拡張する器械を事前に挿入しておきます。そして、手術するときに器械を取り除いてから、子宮内容除去術に移行します。子宮の中に細長いチューブを挿入して、陰圧をかけて、子宮の内容物を吸引して除去します。
最後にエコーで子宮の中の明らかな残存などないか確認して終了します。

子宮内容除去術の目的

子宮内容除去術は、流産などで子宮の中にある妊娠成分を除去するために行われます。

流産の場合だと、子宮の中に妊娠成分がある状態が続くと、妊娠成分に感染を起こして「子宮内感染症」や、妊娠成分が母体の血液に混ざってしまう「死産児症候群」など引き起こす可能性があります。
「子宮内感染症」が重症化すると敗血症から死に至る場合があります。また、「死産児症候群」では、不整脈や血液の固まる異常などが引き起こり死亡するケースもあります。

つまり、流産の場合は「子宮内感染症」や「死産児症候群」などを防ぐために子宮内容除去術が行われます。

子宮内容除去術の手順

痛み止め

子宮内容除去術は痛みを伴う処置が行われるので事前に痛み止めを使います。
処置をする30分から1時間前に痛み止めの座薬を使用します。

着替え

子宮内容除去術では、下からの処置になるため着替えが必要になります。
下着まで脱いで、診察の準備をしましょう。また、手術用のガウンがあるので着用しましょう。 

点滴ルート

子宮内容除去術に備えて、腕から点滴のルートを確保します。

内診台に座る

処置をするために、内診台に座ってもらいます。
内診台は固定式であり、受けの部分に両足を載せてます。そして、処置がしやすい高さに動きます。 

静脈麻酔

必要に応じて静脈麻酔を使用します。
痛み止めの「鎮痛薬」や、眠くなる「鎮静薬」などの薬を使います。

腟鏡診

「腟鏡」(クスコ)という器械を使用して、子宮の入り口を確認します。
事前に挿入されている子宮の入り口を拡張する器械は、この時に除去します。

子宮内容除去術

子宮の入り口から細長いチューブを挿入して、陰圧をかけて、子宮の内容物を吸引して除去します。
必要に応じて、子宮の入り口の部分に痛み止めの注射を行います。

エコー検査

最後にエコーで子宮の中に明らかな残存などないか確認して終了します。
なお、子宮内容除去術の最中にも、適宜エコー検査を行うこともあります。

まとめ

今回は「子宮内容除去術」について説明しました。

産婦人科ではどのような診察がされるのかわからない?
診察は恥ずかしいです!
痛くないか心配…

このような人は多く、婦人科の受診をためらわれる人も少なくありません。

女性のデリケートな部位の診察になるので、受診のハードルは高いかと思います。
しかし、病状によっては、気がついたときには手遅れになってしまうこともあります。

勇気をもって婦人科を受診しましょう。
産婦人科は困った人の味方です。

この記事によって「子宮内容除去術」についての理解が深まり、受診に対する不安が解消し、一人でも多くの人に役立って頂ければ幸いです。

「宮の沢スマイルレディースクリニックホームページ」
https://www.miyanosawa-smile-lc.com/

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