結論ですが
「副反応」とは、とくにワクチンを接種した時に現れる各症状のことをいいます。
この記事は「副反応」について知りたい人に向けて書いています。
健康に関するさまざまな疑問・不安・悩みなどが解決できればと思っています。
この記事を読むことで「副反応」についてわかります。
副反応とは、そもそも何ですか?
このような疑問にお答えします。
最近では新型コロナウイルスの影響で感染症に関する関心が高まっています。
そして、感染症を予防するために「ワクチン」が非常に注目されています。
ワクチンを接種するときに起こる「副反応」が問題になることがあります。
では、「副反応」とは何だろう?
ということで、今回は「副反応」について説明していきます。
この記事のまとめ
副反応と副作用
「副反応」と「副作用」は似ていますが、「副反応」はとくにワクチンを接種した時に現れる各症状のことをいいます。
ワクチン含めて医薬品は、効果を期待して使われます。
その期待される効果のことを「主作用」といいます。
それに対して、「主作用以外の作用」や「体に良くない作用」などのことを「副作用」と呼ばれます。
ただし、ワクチンの接種の場合には、「副反応」という言葉が使われますが、説明していきます。
副反応とは
「副反応」とは、とくにワクチンを接種した時に現れる各症状のことをいいます。
ワクチンの場合には、ワクチンの接種によって免疫反応が起こり、免疫力がつきます。そして、次回以降にその感染症を防ぐことが出来るのです。
ワクチンを接種したときの免疫反応によって、免疫力がつくという「主作用」以外に、さまざまな症状が起こる場合があります。
免疫をつけるために起こる体の反応も含まれてしまうため、くすりにおける「副作用」とは分けて、ワクチンにおいては「副反応」という言葉が用いられます。
副反応と有害事象
「有害事象」とは、くすりやワクチンを接種した後に起こる、すべての事象のことをいいます。
ワクチンを接種した後に、たまたま何かしらの原因で起こる事象も含まれます。たとえば、ワクチン接種した後に虫に刺されて腫れたり、別の病気で熱が出たりすることもあります。
実際には原因を調べてみないとわからないのですが、それら全てをまとめて「有害事象」と呼ばれます。
つまり、有害事象は、くすりによる「副作用」、ワクチンによる「副反応」の他に、因果関係が不明なもの、他が原因なものなどすべてが含まれています。
有害事象の中には、今まで因果関係が分かっていなかったものが発見される可能性もあります。そのため、「副反応疑い」として有害事象を広く取りまとめているという経緯があります。
副反応が起こったら
ワクチンによる副反応によって健康被害が生じた場合には、救済制度があります。
定期接種であれば、定期接種法に基づく救済制度
任意接種であれば、「医薬品医療機器総合機構」(PMDA)による救済制度が利用できます。
万が一、ワクチン接種によって重い後遺症が残ったり、死亡した場合などにはそれらの救済制度を利用することができます。
ワクチンとの関係がはっきりとしているものは勿論のこと、因果関係が不明な場合にも救済の対象となる場合があります。
お住まいの自治体の予防接種担当者に確認するようにしましょう。
まとめ
今回は「副反応」について説明しました。
副反応がこわくてワクチンを受けたくない!!
と思う人が多いかと思います。
医療行為すべてに言えることですが、効果などの「メリット」があれば、副作用や副反応などの「デメリット」もあります。
それらを天秤にかけた上で、ワクチンを受けるか判断するようにしましょう。
ワクチンを打たないこともリスクになることがあります。
ぜひ、ご自身の体のこと、改めて考え直してみてはいかがでしょう。
この記事によって「副反応」の理解が深まり、一人でも多くの人に役立てれば幸いです。
「宮の沢スマイルレディースクリニックホームページ」
https://www.miyanosawa-smile-lc.com/
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