結論ですが
感染とは、病原体がヒトの体内に入り増殖すること、感染症とは、病原体の感染によって症状が引き起こされた状態のことをいいます。
この記事は「健康について関心のある」人に向けて書いています。
健康に関するさまざまな疑問・不安・悩みなどが解決できればと思っています。
この記事を読むことで「感染と感染症の違い」についてわかります。
感染と感染症って違うのですか?
このような疑問にお答えします。
現在、新型コロナウイルスが猛威をふるっています。
新型コロナウイルスの感染によって、社会活動がおびやかされています。
そんな中、「感染」に関する話題が尽きないかと思います。
「感染」と「感染症」を区別せずに使われる場面が多いです。
では、「感染」と「感染症」の違いってなんだろう??
今回は「感染と感染症の違い」について説明します。
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この記事のまとめ
感染と感染症の違い
感染とは、病原体がヒトの体内に入り増殖すること、感染症とは、病原体の感染によって症状が引き起こされた状態のことをいいます。
「感染」と「感染症」は、同じような意味合いで使われることがありますが、実は違います。
感染とは、病原体がヒトの体内に入り増殖すること。
感染症とは、病原体の感染によって症状が引き起こされた状態のことをいいます。
では、それぞれ具体的にみていきましょう。
感染とは
「感染」とは、病原体がヒトの体内に入り増殖することをいいます。
ウイルスや細菌などの「病原体」は、ヒトの体内に入り込んで増殖します。
たとえば、コロナウイルスでは「飛沫」や「接触」などの感染経路によってヒトの体内に入り込みます。そして、ヒトの細胞の中で増殖をしますが、この状態を「感染」といいます。
なお、ウイルスは、他の生物の生きた細胞の中でしか増殖できないという特徴をもちます。
ウイルスが増殖しているときに、ヒトの免疫機能が十分働けば、ウイルスが増殖せず感染を防ぐことができます。
つまり、ウイルスの増殖がヒトの免疫機能を上回ったときに感染するのです。
感染症とは
「感染症」とは、病原体の感染によって症状が引き起こされた状態のことをいいます。
「病原体」がヒトの体内に入って増殖して感染すると、病原体に対して「免疫反応」が起こります。
感染する病原体の種類や、感染する部位によって引き起こされる症状は違ってきます。
たとえば、コロナウイルスでは「咳」「くしゃみ」「鼻水」などの症状が起こり、病原体を体の外に排出しようとします。
さらに、免疫機能が活発化すると、全身の炎症反応などが引き起こされて「発熱」や「全身倦怠感」「寒気」「頭痛」などの症状が起こります。
免疫細胞を総動員して、病原体を退治しようとしているのです。
まとめ
今回は「感染と感染症の違い」について説明しました。
新型コロナウイルスによって、人々の生活が大きく変わりました。
「ヒトの活動」が増えると、感染リスクが高まります。
しかし、「ヒトの活動」が制限され過ぎてしまうと、社会機能はうまく働かなくなってしまいます。
「ヒトの活動」と「感染拡大防止」とのはざまで、どうあるべきか難しい判断に迫られます。
ヒトの動きがある限り、「感染」との戦いはなくなりません。
これからの時代、どのように付き合っていくか問われ続けていきます。
この記事によって「感染と感染症」についての理解が深まり、一人でも多くの人の役に立つことを願っています。
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