人工妊娠中絶の流れ

結論ですが、

中絶するか悩んでいる場合には、産婦人科を受診して相談するようにしましょう。

この記事は「中絶をするか悩んでいる」女性に向けて書いています。
婦人科受診に関する疑問・悩み・不安などが解決できればと思っています。
この記事を読むことで「人工妊娠中絶の流れ」についてわかります。

中絶の手術を受けたいですが、どうすればいいですか?

こんな悩みにお答えします。

避妊に失敗してしまった…
月経が遅れている…
妊娠してしまったがどうしよう…

予期せず妊娠してしまった場合、どのようにすればいいのか悩んでしまうかと思います。

そんな時は、勇気をもって早めに産婦人科を受診して相談するようにしましょう。

では、人工妊娠中絶はどのような流れですか?

今回は「人工妊娠中絶の流れ」について紹介していきたいと思います。

「宮の沢スマイルレディースクリニックホームページ」
https://www.miyanosawa-smile-lc.com/

この記事のまとめ

人工妊娠中絶とは

人工妊娠中絶とは、人工的に「お腹の中の赤ちゃん」や「胎盤」や「へその緒」などを母体の外に排出することをいいます。

人工妊娠中絶手術は、「母体保護法が適応される場合」において行われます。
手術が受けられるのは、赤ちゃんが母体外で生きていくことの出来ないとされる「妊娠22週未満」に行うことが可能です。
つまり、「妊娠21週6日」まで手術を受けることは可能ですが、「妊娠22週0日」を過ぎると、人工妊娠中絶をすることが出来なくなります。

医療機関ごとに、対象となる妊娠週数が決められている場合があり、当院では「妊娠8週」までを対象に人工妊娠中絶を行っております。

人工妊娠中絶手術は、「妊娠判定のための診察」「術前検査」「術前処置」「手術当日」「術後診察」といった流れで行われます。

では、順にみていきましょう。

人工妊娠中絶の流れ1:妊娠判定のための診察

妊娠判定のための診察として、「妊娠検査」(尿検査)、「エコー検査」が行われます。

妊娠の可能性があり、月経が遅れている場合、妊娠している可能性があります。

ご自身で妊娠検査薬を使ってもいいですが、クリニックを受診したら「妊娠検査」(尿検査)が行われます。そして、「エコー検査」で子宮内に赤ちゃんがいるか確認します。

さらに、「最終月経」や「赤ちゃんの袋の大きさ」「赤ちゃんの大きさ」などを測定して、妊娠週数を算出します。

人工妊娠中絶の流れ2: 術前検査・術前処置

術前検査

術前検査では、「エコー検査」のほか「血液検査」(感染症・貧血・血糖・血液型など)、「尿検査」などが行われます。

術前検査では、手術が安全におこなわれるか状態を把握するために行われます。

また、手術後になにか合併症などが起こった場合に、手術前の状態と比較することで、状況を把握することができ、適切な対処につながります。

術前処置

術前処置では、「エコー検査」や「子宮頸管拡張」が行われます。

「エコー検査」では、「赤ちゃんの大きさ」や「子宮の入り口の長さ」などを最終確認します。そして、「子宮頸管拡張」では、子宮の入り口を拡張して開くことによって、手術で赤ちゃんを除去しやすい状態にします。

人工妊娠中絶の流れ3: 人工妊娠中絶の手術

人工妊娠中絶手術

当院では、中絶手術は「手動吸引法」による手術が行われます。

当院では、より安全であり、感染対策にもなる使い捨ての器具を使用する「手動吸引法」による手術が行われます。
子宮の入り口から、細長いチューブを挿入して、陰圧をかけて、子宮の内容物を除去します。およそ「5分から10分程度」で手術は終了します。

人工妊娠中絶の麻酔

人工妊娠中絶の麻酔は、「傍頸管ブロック」や「静脈麻酔」が行われます。

手術中の痛み止めの方法として、子宮の入り口に局所麻酔をする「傍頸管ブロック」が行われます。また、必要に応じて「痛み止め」や「鎮静剤」などの静脈麻酔を使って、手術が行われます。短時間の手術なので、浅い麻酔で行われます。

人工妊娠中絶の流れ4: 人工妊娠中絶の後

術後の注意点

人工妊娠中絶手術の後は、経過観察のため「3時間程度」安静に過ごしてもらいます。

術後は、体への負担がかかっているため、体調が問題ないか、しばらく安静にして過ごしてもらいます。当院でが「2-3時間程度」リカバリールームで休んで頂いており、体調が問題ないことを確認して帰宅して頂いています。

生活上の注意点

人工妊娠中絶手術の後は、「水分」は術後2時間以降、「食事」は術後3時間以降から可能です。

また、シャワーを浴びるのは構いませんが、次回の受診日まで入浴は控えてください。
術後は、基本的には普通の生活を送ってもらって問題ないですが、激しい運動や長時間の立ち仕事などは控えるようにしましょう。
手術当日は月経程度の出血があります。出血の量が多いとき(夜用ナプキンを3回以上必要な程度)や腹痛が強い時(痛み止めでも改善しない程度)は連絡して受診に関して相談するようにしましょう。

術後診察

術後診察は、手術の1週間から2週間後くらいに行われます。

術後の経過は問題ないか、「エコー検査」で子宮内に残存がないかなど確認します。

状況に問題なければ、術後診察はこの1回で終了となります。

まとめ

今回は「人工妊娠中絶」について説明しました。

「望まない妊娠」をしてしまった場合、どうすればいいのか悩んでしまう方は多いです。

パートナーや家族に話さなければと思うけどなかなか相談できないことも…

時間が経つにつれて、赤ちゃんが大きくなっていくので、早めに産婦人科を受診して相談するようにしましょう。

産婦人科は困っている人の味方です。
勇気がいるかと思いますが、頑張って一歩踏み出しましょう。

この記事によって、「人工妊娠中絶の流れ」についての理解が深まり、少しでも産婦人科受診のハードルが下がり、一人でも多くの人の役に立つことを願っています。

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