入浴方法のオススメとポイント【7選】

結論ですが、
入浴方法のオススメとして「半身浴」「温冷法」「反復浴」「サウナ」があり、入浴のポイントとして「温度」「入浴時間」「水分摂取」があります。

この記事は「健康的に過ごしたい」ヒトに向けて書いています。
自身の健康への疑問・悩み・不安などが解決できればと思っています。
この記事を読むことで「入浴方法のオススメとポイント」についてわかります。

毎日の疲れをなんとかしたいです!?

このような意見にお答えします。

忙しい日々の中、常に疲れた状態でいる人も多いかと思います。
デスクワークが中心で、肩のコリがひどかったり。
目の疲れ、腰が痛かったり、何かと不調を抱えている人も少なくないです。

うまく疲労回復ができずに、慢性的に疲労を抱えていては、日々の仕事のパフォーマンスを落としてしまいますし、家事・育児・介護など日常の生活にも影響を与えます。

そこで、毎日の生活の中に「入浴」を取り入れることをオススメします。

入浴には疲労回復だけでなく、じつは様々な健康効果が知られています。

そして、入浴の効果をさらに高めるためのオススメの方法やポイントがあります。
では、今回は「入浴方法のオススメとポイント」について7つに絞って説明していきます。

この記事のまとめ

入浴の効果

入浴には、湯船につかることで様々な健康効果があります。

具体的にいうと、「疲労回復」「睡眠の質向上」「むくみ解消」「清潔」「リラックス」などの健康効果があります。
そんな「入浴」ですが、さらに効果を高めるために「オススメの入浴方法」や「入浴のポイント」があります。

では、「入浴方法のオススメ」について順にみていきましょう。

入浴方法のオススメ1:半身浴

「半身浴」をすることで、ゆっくり長く入浴することができ、血行がゆるやかに促され、老廃物の排出が促されます。

「半身浴」は、湯舟にお湯を半分くらいためて体の半分程度を湯船につかる方法のことです。「全身浴」ほど水圧がかからないため、体への負担が少ないので、長い時間の入浴が可能になります。ゆっくりと体を温めることが出来て、体の深部までしっかりと温められます。血行がゆるやかに促され、老廃物の排出が促されます。

ただし、すぐに温まりたい場合や、冬の寒い時期には上半身が冷えてしまうため気を付けましょう。

入浴方法のオススメ2:温冷法

「温冷法」をすることで、自律神経のバランスが整い、血行が促され、爽快感を味わうことができ、疲労回復が促されます。

「温冷法」は、「温かいお湯」と「冷たい水」の浴槽に交互につかる方法のことです。
温かいお湯と冷たい水に交互につかると、体温を調整のために自律神経が活発に働きます。また、温かいお湯につかると血管が拡張し、冷たい水につかると血管が収縮するため、血行が促されます。とくに冷たい水につかると、爽快感が得られ非日常的な快感を味わえます。
肉体的にも精神的にも疲労回復が促されるのです。

ただし、「高血圧」や「心臓疾患」など持病を抱える人には負担が強いため、「温冷法」はしない方が良いでしょう。

入浴方法のオススメ3:高温反復浴

「高温反復浴」をすることで、代謝を上げてダイエット効果が期待できます。

「高温反復浴」は、「熱めのお湯への短時間入浴」と「休憩」を繰り返す方法のことです。
具体的なやり方は、42-43度の熱めのお湯に3分間つかり、5分程度の休憩を3回程度繰り返します。高い温度にさらされることで、代謝が上がり、入浴によって消費カロリーが増えて、ダイエット効果が期待できます。

ただし、脱水に注意するとともに、熱めのお湯に長くつからないように注意しましょう。

入浴方法のオススメ4:サウナ

「サウナ」をすることで、「疲労回復」「血行改善」「免疫力向上」などの効果が期待できます。

皆さんご存じの「サウナ」です。
湯舟とは違い、「サウナ」では水圧をかけずに体を温めることが出来ます。
体が温まると、血行が促され、疲労回復効果が期待できます。さらに、免疫力もあがり、健康な人では風邪に引きにくくなります。

ただし、飲酒した後のサウナや長時間ガマンして入ることは危険です。また「高血圧」や「心臓疾患」など持病を抱えている人は負担が強いため注意しましょう。

入浴方法のポイント5:温度

お風呂の温度は「38度から40度」程度のぬるめのお湯をオススメします。

「42度以上」の熱めのお湯では、交感神経が優位にはたらき興奮状態になります。
一方、「38度から40度」程度のぬるめのお湯では、副交感神経が優位にはたらきリラックスした状態になります。

ぬるめのお湯で、リラックスさせるようにしましょう。

入浴方法のポイント6:入浴時間

入浴時間は、ぬるめのお湯で全身浴であれば「10分から15分」程度、半身浴であれば「20分から30分」程度つかることをオススメします。

入浴時間が長いと、水圧や温度の体への負担がかかってしまいます。さらに、知らないうちに汗をかいてしまい脱水となることがあります。
また、眠りにつきたい「1時間から2時間前」に入浴するようにしましょう。入浴した後に、ちょうど体温が下がってくれて、自然な眠りに移行しやすくなります。
入浴する時間や、湯舟につかる時間を意識するようにしましょう。

入浴方法のポイント7:水分補給

入浴する前後に水分補給をするようにしましょう。

お風呂に入ると、300mlから500ml程度の汗をかきます。脱水状態になると、ドロドロ血液となり、血液が固まりやすい状態となって、「血栓症」や「心筋梗塞」「脳梗塞」などのリスクが高まります。
入浴する15分から30分くらい前にコップ一杯の水分、そして入浴した後もコップ一杯の水分を補給するようにしましょう。

まとめ

今回は、「入浴方法のオススメとポイント」について説明しました。

湯船に浸かるという習慣は、日本人には馴染みがあります。
しかし、忙しい現代人、普段の生活では時間がないため、シャワーだけで済ませてしまう人も多いはず。

入浴には様々な健康効果があります。
忙しい時こそ、湯船にゆったりと浸かるようにしましょう。

入浴によって、疲労が回復し、仕事のパフォーマンスが上がり、充実した毎日につながることにつながります。

この記事によって「入浴方法のオススメとポイント」についての理解が深まり、一人でも多くの人が健康的に日々の生活を送ることが出来ることを願っています。