コレステロールをおさえる食事のポイント【9つ】

結論ですが

コレステロールをおさえる食事のポイントとして「お菓子に注意」「加工食品は控えめに」「悪い脂質に注意」などがあります。

この記事は「食と健康に関して知りたい方」に向けて書いています。
食事・栄養に関するさまざまな疑問・不安・悩みなどが解決できればと思っています。
この記事を読むことで「コレステロールをおさえる食事のポイント」についてわかります。

コレステロールをおさえるために、どのような食事を心がければいいですか?

このような疑問にお答えします。

医食同源という言葉があるように、われわれの体は食べたものから作られています。
食べ物によって健康的に過ごすことができるのです。
反対に食べ物によって不健康になってしまうおそれもあります。

健康診断などでコレステロールが高いと指摘されることもあるでしょう。
以前はコレステロールは悪者扱いされていましたが、実はコレステロールは我々の体に必要な酵素などの材料になる必要な物質です。

ただし、悪玉コレステロールが高すぎると、心筋梗塞・動脈硬化などのリスクが高まるため、適性値を目指す必要があります。

では、コレステロールを抑えるために、どのような食事を心がけるといいでしょうか?

ということで、今回は「コレステロールをおさえる食事のポイント」について説明していきます。

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この記事のまとめ

7.お菓子に注意

コレステロールをおさえる食事のポイントとして「お菓子に注意すること」があります。

クッキーやケーキ、チョコレートなどの洋菓子はコレステロールを上げやすいお菓子です。

原材料の中に、たまご・バター・油脂などが含まれています。
たまごには、コレステロールが含まれていますし、バターには飽和脂肪酸が含まれており、コレステロールを上げやすいです。

コレステロールを上げないために、間食として、和菓子や果物、ヨーグルトなどを選ぶといいでしょう。

コレステロールをおさえる食事のポイントとして「お菓子に注意すること」があります。

8.加工食品は控えめに

コレステロールをおさえる食事のポイントとして「加工食品は控えめにすること」があります。

加工食品は、調理の手間を省けるように、食品に何らかの加工をした食品のことです。
長期の保存が効くように、保存料などの添加物・塩分が多く含まれている場合が多く、材料にもコレステロールが多く含まれているものが多いです。

たとえば、

ウインナー、ベーコン、ハム、ソーセージなどの加工肉
カレールー、シチューのルーなどの加工食品
マヨネーズ、ドレッシングなどの調味料
マーガリン、ショートニング、バター、クリームなどの乳製品
ポテトチップス、チョコレート、ケーキ、ドーナツ、ビスケットなどの菓子類

などを摂取するとコレステロールが上がりやすいため、控えめにしましょう。

コレステロールをおさえる食事のポイントとして「加工食品は控えめにすること」があります。

9.悪い脂質に注意

コレステロールをおさえる食事のポイントとして「悪い脂質に注意すること」があります。

「脂質」は「脂肪酸」というもので構成されています。
脂肪酸は、構造によって「飽和脂肪酸」と「不飽和脂肪酸」に大きく分けられます。
また、「不飽和脂肪酸」は「一価不飽和脂肪酸」、「多価不飽和脂肪酸」(オメガ3系脂肪酸・オメガ6系脂肪酸など)、「トランス脂肪酸」などがあります。

その中でも、悪い脂質とされている「飽和脂肪酸」や「トランス脂肪酸」には注意しましょう。

飽和脂肪酸は、一般的に過剰摂取されやすく、健康への悪影響が知られています。
飽和脂肪酸を摂りすぎると、血液中の「中性脂肪」や「LDLコレステロール」(悪玉コレステロール)を増加させ、「脂質代謝異常症」や「動脈硬化」につながります。
ただし、飽和脂肪酸は健康に過ごすために必要な栄養素なので、「適量」を意識して摂取しましょう。

トランス脂肪酸は、「食べるプラスチック」とも呼ばれており、健康への悪影響が知られています。
トランス脂肪酸を摂りすぎると、血液中の「LDLコレステロール」(悪玉コレステロール)を増加させるだけでなく、「HDLコレステロール」(善玉コレステロール)を低下させます。
「脂質代謝異常症」や「動脈硬化」につながり、「心疾患」のリスクを高めます。

飽和脂肪酸は、「肉類」「バター」「ラード」「生クリーム」「乳製品」「チョコレート」「ケーキ」などの食品に多く含まれます。
トランス脂肪酸は、「マーガリン」「ショートニング」「ファットスプレッド」などに含まれ、それらを使用した「カップ麺」「スナック菓子」「ファストフード」などの加工食品に多く含まれます。

コレステロールをおさえる食事のポイントとして「悪い脂質に注意すること」があります。

まとめ

今回は「コレステロールをおさえる食事のポイント」について説明しました。

この記事によって「コレステロールをおさえる食事のポイント」についての理解が深まり、一人でも多くの人に役立つことを願っています。

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