全身倦怠感の原因疾患【12つ】

結論ですが、

全身倦怠感の原因疾患として「悪性腫瘍」「循環器疾患」「炎症性疾患」などがあります。

この記事は「全身倦怠感で悩まされている」ヒトに向けて書いています。
自身の健康への疑問・悩み・不安などが解決できればと思っています。
この記事を読むことで「全身倦怠感の原因疾患」についてわかります。

いつもだるいのですが、何か原因となる病気はありますか?

このような疑問にお答えします。

忙しい現代人。
日常の疲労が抜けずに、あわただしい毎日を過ごしている方も多いかと思います。

疲労感が当たり前になってしまい、ずっと体のだるさを感じているなんてことも。
実は、慢性的に全身の倦怠感を感じている場合には、病気が隠れていることもあります。

全身倦怠感の原因となる病気ってどのようなものがありますか?

ということで、今回は「全身倦怠感の原因疾患」について説明していきます。

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まとめ

10.悪性腫瘍

全身倦怠感の原因疾患として「悪性腫瘍」があります。

悪性腫瘍、つまり「がん」になると、食欲不振や体重減少などが起こります。
原因の一つに「がん悪液質」があります。
がん悪液質では、「サイトカイン」という炎症性物質によって、たんぱく質、炭水化物、脂肪などの代謝に異常が起こります。その結果、筋肉量や脂肪量が減少することで体重が減ってきます。
また、悪性腫瘍が増殖するために、多くの栄養やエネルギーが奪われてしまい、全身倦怠感につながります。
他にも、がんに対する手術、術後合併症、抗がん剤による治療による副作用などによって、全身倦怠感が起こる場合があります。
がんによる体への影響などから、メンタルにも悪影響を来してしまい、気力が低下したり、なんとなくやる気が出てこず、だるい感じになってしまうこともあります。

全身倦怠感の原因疾患として「悪性腫瘍」があります。

11.循環器疾患

全身倦怠感の原因疾患として「循環器疾患」があります。

循環器疾患の中で全身倦怠感をきたす代表は「低血圧症」です。
血圧の低い方は、朝の起床時の血圧が低いため朝が起きづらく、動いて血圧が上がってくるまでの午前中は辛いです。また、夏の暑さもよりこたえると思います。
その他、心筋症など心不全をきたすような多くの循環器疾患でも疲れやすさがみられます。
心機能がうまく働かないと、全身に血液を送ることができず、体の細胞において酸素や栄養素不足に陥ってしまい全身倦怠感につながります。

全身倦怠感の原因疾患として「循環器疾患」があります。

12.炎症性疾患

全身倦怠感の原因疾患として「炎症性疾患」があります。

急性の炎症疾患で有名なものは、感染症です。
ウイルス感染、感冒、細菌感染、寄生虫による感染など感染症によって異物を排除する免疫反応が起こります。多くは発熱も伴い、全身倦怠感も引き起こされます。

また、感染症以外の炎症としては、関節リウマチなどの膠原病や膠原病の類似疾患であるサルコイドーシスやベーチェット病といった慢性炎症性疾患でも全身倦怠感は主要な症状として認められます。

全身倦怠感以外に、微熱、寝汗、体重減少などの全身症状と咳や痰など呼吸器症状が見られます。

全身倦怠感の原因疾患として「炎症性疾患」があります。

まとめ

今回は「全身倦怠感の原因疾患」について説明しました。

毎日、体が重く疲労感で悩まれている方は、一度受診して検査してみることをオススメします。
思わぬ病気が隠れていることがあります。

また、スポーツ選手やアスリートで、

なかなか競技パフォーマンスが上がらない
トレーニングの疲労が抜けない
いつもと比べて動きが明らかに悪い
常にだるい感じがある

などの症状がある場合には、是非とも病気が隠れていないか検査を受けることをオススメします。

忙しい現代人。
疲労感をうまくマネジメントできると、充実した毎日を過ごすことができます。

この記事によって「全身倦怠感の原因疾患」についての理解が深まり、一人でも多くの人に役立つことを願っています。

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