結論ですが、
フェロミアとは、鉄剤であり、いわゆる鉄欠乏性貧血の治療で使われる薬です。
この記事は「処方されるくすり」について知りたいヒトに向けて書いています。
くすりの疑問・悩み・不安などが解決できればと思っています
この記事を読むことで「フェロミア」についてわかります。
「フェロミア」というくすりを処方されましたが何ですか?
このような疑問にお答えします。
月経の量が多いです!
立ちくらみもあります!
出血が多すぎてフラフラします…
こんなときは「鉄欠乏性貧血」かもしれません。
そして、その治療薬が「フェロミア」というくすりです。
では、「フェロミア」ってなんだろう?
ということで、今回は「フェロミア」について説明します。
この記事のまとめ
フェロミアとは
フェロミアとは、鉄剤であり、いわゆる鉄欠乏性貧血の治療で使われる薬です。
ロキソプロフェンは、クエン酸第一鉄ナトリウム製剤であり、いわゆる「鉄剤」のことです。鉄が不足しておこる「鉄欠乏性貧血」の治療薬です。
「錠剤」(玉くすり)や「顆粒剤」(粉くすり)などがあります。また、鉄剤には「シロップ」や注射剤などもあります。
フェロミアの使い方
フェロミアは、1日「2~4錠」を「1~2回」に分けて使用し、胃薬と一緒に飲むことが多いです。
フェロミアは、年齢や体格・症状にもよりますが、1日「2~4錠」を「1~2回」に分けて使用します。
また、フェロミアなどの鉄剤は、飲みにくく、胃に負担がかかります。少しでも胃の負担をかるくするために胃薬と一緒に飲むことが多いです。
フェロミアの禁忌・慎重投与
フェロミアを使用してはいけない場合「禁忌」(きんき)や、慎重に投与すべき「慎重投与」があります。
禁忌
- 鉄欠乏状態にない患者(鉄の過剰症を引き起こす可能性があるため)
慎重投与
- 消化性潰瘍・潰瘍性大腸炎・限局性腸炎などの疾患がある患者
- 発作性夜間血色素尿症
- 鉄含有製剤投与中
フェロミアの副作用
フェロミアには副作用が起こる場合があります。
フェロミアには胃への負担がかかるため、とくに「吐き気」「おう吐」「胃部不快感」の副作用が多いです。
また、胃痛・腹痛、食欲不振、便秘、胸やけ、かゆみなどの副作用があります。
なお、フェロミアなど鉄剤を使用した場合に、便が黒くなることがあります。そのため、胃や十二指腸からの消化管出血による黒色便なのかわからなくなる場合があり注意が必要です。
まとめ
今回は「フェロミア」について説明しました。
鉄欠乏性貧血の治療として使われる「フェロミア」です。
鉄剤を使う場合には、基本的には経口投与(口から飲み込む)が原則です。
鉄剤はクセがあり胃への負担もあるため、口から飲み込むのが大変な人もいます。
そのときには、飲みやすい「シロップ」に変更したり、「注射剤」もあるため担当医と相談するようにしましょう。
この記事によって「フェロミア」というくすりについての理解が深まり、一人でも多くの人に役立って頂ければ幸いです。
「宮の沢スマイルレディースクリニックホームページ」
https://www.miyanosawa-smile-lc.com/
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