子宮内避妊具のCT・MRI

結論ですが

子宮内避妊具の種類によりますが、すべてのIUDにおいて「CT検査」は基本的に可能ですが、「銅付加IUD」など金属が使われているIUDにおいては「MRI検査」が出来ない場合があります。

この記事は「子宮内避妊具」について知りたい女性に向けて書いています。
健康・医療に関する疑問・悩み・不安などが解決できればと思っています。
この記事を読むことで「子宮内避妊具のCT・MRI検査」についてわかります。

子宮内避妊具を使用していますが、CTやMRI検査は受けることが出来ますか?

このような疑問にお答えします。

「望まない妊娠」を防ぐために「子宮内避妊具」(IUD)を使用している方がいるかと思います。
IUDだけでなく体内に人工物が入っている場合、CTやMRIなどの検査を受ける場合に、確認されるでしょう。
人工物の種類によっては、CTやMRIの検査が受けられない場合があります。

では、子宮内避妊具を使用していますが、CTやMRI検査を受けることが出来ますか?

ということで、「子宮内避妊具のCT・MRI検査」についてみていきましょう。

「宮の沢スマイルレディースクリニックホームページ」
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この記事のまとめ

子宮内避妊具の種類

子宮内避妊具の種類には、「子宮内避妊具(IUD)」「銅付加IUD」「黄体ホルモン付加IUD」などがあります。

子宮内避妊具は、子宮の中に入れて使用することで、受精卵の子宮内への着床を防ぎ、妊娠を防いでくれます。
通常の「IUD」には、プラスチック製の「FD-1」などの製品があります。

また、避妊率をより上げるため銅が付加された「銅付加IUD」があります。
「銅付加IUD」には、「ノバ-T」などの製品があります。

さらに、過多月経や月経困難症を改善する効果のある「黄体ホルモン付加IUD」があります。
「黄体ホルモン付加IUD」には、「ミレーナ」などの製品があります。

子宮内避妊具のCT・MRI検査

子宮内避妊具の種類によりますが、すべてのIUDにおいて「CT検査」は基本的に可能ですが、「銅付加IUD」など金属が使われているIUDにおいては「MRI検査」が出来ない場合があります。

IUDを使用していても、CT検査はすべてのIUDにおいて基本的に可能です。
検査自体は安全に受けることができますが、画像にIUDが映ってしまうことがあり、そのアーチファクトなどによって診断が難しくなってしまう場合があります。

「銅付加IUD」など金属が使われているIUDにおいては「MRI検査」が出来ない場合があります。
銅付加IUDである「ノバーT」の添付文書には、
「非臨床試験においてMRI検査は安全であることが報告されている。
1.5テスラの磁場において銅付加IUDのたわみや著しい温度変化が認めなかった。
また別の銅付加IUDでは3.0テスラの磁場において、たわみ・回転・著しい温度変化やMRI画像が認めなかった。」
とされています。

ただし、臨床試験ではないこと、銅という金属が使われていることなどの理由から、MRIの安全性を考慮して、ノバーTなどの金属が使用されているIUDを使用している場合には、MRIを行わない医療機関が多いです。

子宮内避妊具で検査を受けるために

子宮内避妊具を使用していても検査を受けるために、IUDを抜去してから検査を受ける、有益性を考慮してIUDを使用したまま検査を受ける方法があります。

基本的には、ほとんどのIUDにおいてCT・MRI検査を受けることは可能ですが、「銅付加IUD」など金属が使われているIUDにおいて「MRI検査」を受ける場合に注意が必要です。

MRIが検査が必要な場合には、IUDを抜去してから受けるべきでしょう。
また、緊急性が高い場合において、MRI検査を行って診断することが優先される場合には、担当医師の判断、そして検査を受ける患者さんの同意のもと、MRI検査を行ってもよいでしょう。
ノバーTの添付文書には、非臨床試験ではあるもののMRI検査は安全であることが報告されており、銅付加IUDを使用していても基本的には安全に行えるでしょう。

ただし、臨床試験ではないので、その保証はできないため、あくまで有益性が判断される場合においてのみ検査を行うようにしましょう。

まとめ

今回は「子宮内避妊具のCT・MRI検査」について説明しました。

「子宮内避妊具」は長期間の避妊をする場合にオススメの方法です。
また、持病をお持ちの方や喫煙などによって「ピル」が使えない場合に「子宮内避妊具」という選択肢があります。

子宮内避妊具を使っている場合は、CTやMRI検査を受ける場合には忘れずに担当医に伝えるようにしましょう。
そして、安全に検査を受けられるかどうか確認するようにしましょう。

自分の体を守れるのは、自分だけです。
しっかりと自分の状態を把握して、伝えられるようにしましょう。

この記事によって「子宮内避妊具のCT・MRI検査」についての理解が深まり、一人でも多くの人に役立つことを願っています。

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