妊活中にサプリメントでとりたい栄養素【妊活とサプリメント】

結論ですが

妊活中にサプリメントを使うときには、栄養素の適切な量を意識して、用法・用量を守るようにしましょう。

この記事は「妊活中の女性」に向けて書いています。
妊活に関する疑問・悩み・不安などが解決できればと思っています
この記事を読むことで「妊活とサプリメント」についてわかります。

基本的には、1日に必要な栄養素は食事から摂取することが基本になります。
妊娠していない場合であっても、健康のために必要な栄養素を適切な量をとることが重要です。
どうしても食事のみでは不足してしまう栄養素、摂取しにくい栄養素もあります。
そういった場合に、サプリメントをうまく活用することが有用です。

今回は「妊活中にとくに意識したい栄養素とサプリメント」について説明したいと思います。

この記事のまとめ

  • サプリメントは、食事で摂りにくい栄養素を補うため、健康維持・体調回復・美容・コンディションを整えるなどの効果のある成分を摂取するために使われます。
  • 妊活において、「妊娠する赤ちゃん」「妊娠した時への準備」「妊娠しやすい体作り」のためにサプリメントが利用されます。
  • 妊活において、「葉酸」「鉄分」「ビタミン」「亜鉛」などの栄養素を適切な量を摂るようにしましょう。

サプリメントとは

サプリメントとは?

サプリメントとは、「栄養補助食品」とも呼ばれ、「ビタミン」「ミネラル」「アミノ酸」などの栄養摂取を補助することや、ハーブなどの成分による薬効を得ることを目的とする食品のことを言います。

食事が基本

体に必要な栄養素は、基本的には毎回の食事で摂取することが基本です。
ただし、食事で摂りにくい栄養素を補うためにサプリメントが利用されます。
さらに、健康維持・体調回復・美容・コンディションを整えるなどの効果のある成分を摂取するためもサプリメントが使われます。

妊活とサプリメント

妊活におけるサプリメントの基本的な考えです。
「妊娠する赤ちゃん」「妊娠した時への準備」「妊娠しやすい体作り」のためにサプリメントが利用されます。
では、順にみていきましょう。

葉酸

葉酸の目的

妊娠する赤ちゃんのために「葉酸」を適切な時期に適切な量を摂取しましょう。

「妊娠1ヶ月以上前から妊娠3ヶ月まで、葉酸を1日0.4mg摂取することで、児の神経管閉鎖障害発症リスクを低くすること」が期待できます。
「神経管閉鎖障害」は、先天的に脳や脊椎が形成されるときに発生する癒合不全のことで、無脳症・脳瘤・二部脊椎などが挙げられます。

葉酸の摂り方

葉酸を摂取するときのポイントは「妊娠前から摂取すること」です。
神経管の閉鎖は「妊娠6週ころ」に完成するので、妊娠に気づいてから葉酸を摂取するようでは時期が遅くなります。
また、葉酸は通常の食事では不足しがちな栄養素といわれています。妊娠する前から、サプリメントなど利用して意識的に摂取しましょう。
実際の葉酸の摂りすぎの影響はほとんどないようですが、葉酸の1日の上限量は「1mg」となっているので注意しましょう。

鉄分

鉄分の目的

妊娠した時の準備のために「鉄分」を適切な量を摂取しましょう。

鉄は赤血球をつくり、体内へ酸素を運んだりする働きをします。また、排卵障害の改善効果があるとする調査結果もあります。
とくに月経量が多い人は「鉄欠乏性貧血」になっている可能性があるため、鉄分を積極的に摂取するようにしましょう。

鉄分の推奨量

鉄分の1日の推奨量は成人女性で「10.5mg」です。
なお、妊娠した場合は、妊娠期間を通じて「鉄欠乏性貧血」になりやすく鉄分の推奨量も多くなります。ちなみに、妊娠初期で「8-9mg」、妊娠中期・後期で「21-22mg」、産後「8-9mg」となっています。
妊娠初期では、月経はなくなるため鉄必要量は少なくなっています。
妊娠中期・後期になると「鉄欠乏性貧血」になりやすくなります。また、分娩時の出血に備えて鉄必要量は多くなります。

 

鉄分の摂り方

鉄分が効果的に吸収されるには「ビタミンC」が必要です。
また、赤血球が作られるときには「ビタミンB6」「ビタミンB12」「葉酸」が必要になるので、それらの摂取も意識しましょう。
また、紅茶・コーヒー・緑茶に含まれる「タンニン」や、穀物・野菜・果物に含まれる「フィチン」という成分は鉄の吸収を妨げるため、摂りすぎに注意が必要です。

ビタミンA

妊娠する赤ちゃんのために「ビタミンA」の摂取には注意が必要です。

脂溶性ビタミンである「ビタミンA」は妊娠初期に過剰摂取すると「胎児形態異常」(赤ちゃんの臓器の形の異常)のリスクがあるのです。
「ビタミンA」の上限量は「2700ugRAE」とされております。
とくにレバーには100gあたりビタミンAが「17000ugRAE」と多く含まれており、簡単に摂りすぎてしまう可能性があるのです。
また、マルチビタミンのサプリメントを摂るときには、ビタミンAも一緒に多く摂りすぎてしまう可能性があり注意が必要です。
なお、ビタミンAは不足すると「夜盲症」や「皮膚粘膜障害」「免疫低下」などにつながります。ビタミンAは足りなくても摂りすぎても良くないので、適正量を意識しましょう。

ビタミンD

妊娠しやすい体作りのために「ビタミンD」を適切な量を摂取しましょう。

「ビタミンD」は不妊との関連で最近とても話題になっているビタミンです。卵子の質や着床と関係があることがわかってきています。
ビタミンDが不足すると、「体外受精における妊娠率低下」や「流産率の上昇」「排卵障害」「精液の質の低下(男性)」となる可能性が指摘されています。
なお、ビタミンDの1日の推奨量は「50ug」とされています。

亜鉛

 妊娠しやすい体作りのために「亜鉛」を適切な量を摂取しましょう。

「亜鉛」は、「細胞分裂や着床に関係するホルモンの合成」や「酵素のサポート」をする働きをしています。また、男性であれば精子を作るうえで「亜鉛」は必要な栄養素です。
「亜鉛」は夫婦ともに摂りたい栄養素なのです。
なお、亜鉛の1日の推奨量は、女性で「8mg」、男性で「10mg」とされています。

まとめ

  • サプリメントは、食事で摂りにくい栄養素を補うため、健康維持・体調回復・美容・コンディションを整えるなどの効果のある成分を摂取するために使われます。
  • 妊活において、「妊娠する赤ちゃん」「妊娠した時への準備」「妊娠しやすい体作り」のためにサプリメントが利用されます。
  • 妊活において、「葉酸」「鉄分」「ビタミン」「亜鉛」などの栄養素を適切な量を摂るようにしましょう。

必要な栄養は食事から摂取することが原則です。
しかし、食事からはどうしても摂りにくい栄養素や不足しがちな栄養素などもあり「サプリメント」をうまく活用することが大切です。

ただし、注意点もあります。
「サプリメントを摂れば摂るほど健康になれる!」と思い込んで、過剰に摂取してしまう人も中にはいます。
過剰摂取によって、悪影響となる栄養素(とくにビタミンAなど)もあるので注意が必要です。
サプリメントを摂るときには、栄養素の適正量を意識して、用法・用量をかならず守るようにしましょう。

この記事によって「妊活のサプリメント」についての理解が深まり、一人でも多くの人に役立つことを願っています。

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