妊活では何をすればいいですか?【妊娠への準備】

結論ですが

妊活とは、妊娠するためにおこなう活動のことです。

この記事は「妊活中の女性」に向けて書いています。
妊活に関する疑問・悩み・不安などが解決できればと思っています
この記事を読むことで「妊娠するための活動」についてわかります。

妊娠したいのですが…
妊活って何をすればいいの?
妊活ってそもそも何?

このような疑問にお答えします。

妊活に関する情報はインターネットにあふれているかと思います。
さまざまな情報が飛び交っていて、信頼して良い情報なのかわからない場合が多いかと思います。
妊娠するにあたって「妊活って何をすればいいの?」と皆さん思っています。

妊活したいけど具体的に何をすればいいのか?
まわりのみんなは、どのような事をおこなっているのか?

とても気になるかと思います。
今回は「妊活で何をすればいいのか」について説明していきます。

この記事のまとめ

  • 妊活とは妊娠するための活動のことです。
  • 妊娠をするために、妊娠を望む2人の協力がとても大切です。
  • 妊活には「妊娠について知識をつけること」「妊娠しやすい体づくりをすること」「自分の体のセルフチェックをすること」「健康状態を検査すること」「妊娠するための行動をすること」などがあります。

妊活とは

妊活とは妊娠するための活動のことです。

妊娠するための活動には、さまざまあります。
具体的にいうと、「妊娠について知識をつけること」「妊娠しやすい体づくりをすること」「自分の体のセルフチェックをすること」「健康状態を検査すること」「妊娠するための行動をすること」などがあります。
個人的に一番大事だと思っているのが、愛し合う2人が「妊娠を望んでいること」です。この気持ちが第一前提であり、妊娠したいという気持ちが揺らいでいると、なかなか妊活がスムーズにいかないことになります。
この記事によって、妊活について知識をつけることが出来れば幸いです。
では、順にみていきましょう。

妊娠しやすい体づくりをする

妊娠をするために、妊娠を望む2人が心身ともに健康であることが大切です。

不妊の原因は、「男性もしくは男女ともに原因があること」「女性が原因であること」がそれぞれほぼ半数を占めています。つまり、男女ともに妊娠するための活動が必要ということになります。
女性だけでなく、男性も心身ともに健康であることが大切です。

では、妊娠しやすい体づくりのためにどうすればいいか?
毎回言われていることですが、「規則正しい生活リズム」「栄養バランスのとれた食事」「適度な運動」「適度な睡眠」が重要です。これらは、妊娠だけでなく、ご自身が健康的に過ごすためにも大切なことです。

また、「ストレス」によって妊娠率が低下したり、男性であれば精子の状態が悪化することが知られています。ストレスを減らす、もしくはストレスをうまく対処する術を身につけましょう。
また、妊娠を考えた場合、アルコールや喫煙などの嗜好品を控えるようにしましょう。

規則正しい生活リズム
栄養バランスのとれた食事
適度な運動・睡眠
ストレスを減らす
嗜好品を控える

自分の体のセルフチェックをする

基礎体温

基礎体温を付けることで、自分の排卵のタイミングがつかむことが出来ます。

基礎体温をつけていくと「低温期」と「高温相」が出来ます。「低温期」から「高温相」に体温が上がってくる直前あたりが「排卵のタイミング」だと分かります。基礎体温の測定は、ご自身で出来る、体に負担のない検査です。是非とも基礎体温計を買って、基礎体温を測定する習慣をつけましょう。

月経周期を把握する

月経周期を把握することで、自分の排卵のタイミングがつかむことが出来ます。

具体的にいうと、28日周期で規則的な月経の場合には、月経が始まる日を「月経1日目」と数えた場合、「月経14日目」あたりで排卵されることがわかります。
また、月経が不規則だったりする場合には、排卵のタイミングがつかみにくいかと思います。その場合は是非とも産婦人科を受診して排卵のタイミングを調べてもらうようにしましょう。

精液を検査する

最近では、精液を検査する顕微鏡のキットやスマホアプリなどが販売されています。

精液の量、精子の数、運動率などを調べてみましょう。
「精液検査をしてみたが大丈夫なのかわからない」「精液検査で異常の可能性などある」などの場合には受診して相談するようにしましょう。

基礎体温を測る
月経周期を把握する
精液検査をする

健康状態を検査する

妊娠するにあたって、医療機関を受診してご自身の健康状態を検査してもらうことが大切です。

持病の確認

とくに定期的に受診している「持病」があれば、かかりつけの医師に相談することをすすめます

病気のコントロール状況によっては、妊娠が許可されないこともありますし、処方されている薬がある場合、妊娠中に内服すると胎児に影響を与えてしまうものもあります。
妊娠を考えている場合は、かかりつけの医師に相談するようにしましょう。

歯科受診

妊娠する前に、歯科受診をして、歯の健康状態を確認してもらいましょう。

妊娠すると、つわりや食べ物の好みの変化などから虫歯や歯周病になりやすく悪化しやすいです。また、虫歯・歯周病があった場合、早産や低出生体重児のリスクが上がる可能性が報告されています。
妊娠する前に、歯科受診をして、歯の健康状態を確認することをすすめます。

その他

「風疹抗体価」が低い状態で妊娠すると、妊娠期間中に風疹にかかってしまう可能性があります。
妊娠中に風疹にかかってしまうと、お腹の中の赤ちゃんが「先天風疹症候群」になってしまう可能性があります。また、妊娠中は風疹ワクチンは原則接種できないです。妊娠する前の妊活中のうちに風疹抗体価の検査をすすめます。

また、不妊の原因となるようなクラミジアや淋菌などの「性病」の検査、20歳以上の場合は「子宮頚がん検診」、40歳以上の場合は「乳がん検診」がすすめられます。

持病の確認
歯科受診
風疹抗体
性病
がん検診(子宮頚がん、乳がんなど)

妊娠するための行動をする

妊娠するためには「タイミング」をあわせて「性交渉」をおこなう必要があります。

まず、妊娠が成立するためには、性交渉をおこなって、「卵子」と「精子」が受精する必要があります。そして、「卵子」と「精子」が受精して出来た「受精卵」は子宮の中に着床して妊娠が成立します。つまり、妊娠するためには「卵子」と「精子」が受精できるような「タイミング」にあわせて「性交渉」をおこなう必要があるのです。

まずは「タイミング法」から開始して、妊娠しない場合は「人工授精」「体外受精」へとステップアップする流れとなります。

「タイミング法」はご自身でも出来ますが、産婦人科を受診すると「排卵のタイミング」をより正確に把握出来ますし、排卵していない場合や少しでも妊娠率を上げるために「排卵誘発」を行うこともできます。
また、「人工授精」や「体外受精」は、不妊治療を行っている医療機関で受けることが出来ます。

タイミング法
人工授精
体外受精

まとめ

  • 妊活とは妊娠するための活動のことです。
  • 妊娠をするために、妊娠を望む2人の協力がとても大切です。
  • 妊活には「妊娠について知識をつけること」「妊娠しやすい体づくりをすること」「自分の体のセルフチェックをすること」「健康状態を検査すること」「妊娠するための行動をすること」などがあります。

妊活中に、なかなか妊娠しないと不安になってしまうかと思います。
しかも年齢を重ねるごとに妊娠率は低下してしまうため焦ってしまうかと思います。
不安や焦りは、とても理解できますが、やれることを一つずつ確実に行っていくことが妊活では大切になるのです。

これから妊娠を希望している人は、ご自身で出来ることをしっかりと行うこと。
医療機関をうまく利用することをうまく組み合わせることが大切です。
よくわからない場合には、早めに産婦人科を受診するようにしましょう。

年齢とともに妊娠率は下がっていくという事実があるため行動するのであれば早いに越したことはないです。

なかなか妊娠しないで悩んでいる場合には、勇気をもって産婦人科を受診して相談するようにしましょう。とくに不妊治療を重点的に行っているクリニックの受診をオススメします。

この記事によって「妊活では何を行うか」についての理解が深まり、一人でも多くの人に役立つことを願っています。また、こどもを授かり喜ぶひとが少しでも増えることを願っています。

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