乾癬の治療のポイント【3つ】かゆみからの脱却

結論ですが

乾癬の治療のポイントとして「自然治癒しない」「殺虫剤を使用する」「ステロイド剤は使用しない」などがあります。

この記事は「乾癬にかかった方」に向けて書いています。
健康に対する疑問・悩み・不安などが解決できればと思っています。
この記事を読むことで「乾癬の治療のポイント」についてわかります。

かゆみが長引いていて、乾癬だとわかりましたが、どのように治療すればいいですか?

このような疑問にお答えします。

秋にかけて涼しくなってくる時期、布団の交換や衣替えをするかと思います。
しばらく奥の方にしまっていた布団や衣類を出すと、そこにダニなどがついているケースが多々あります。
しっかりと、温風の乾燥機を使用したり、クリーニングに出してから使用すれば、ダニなどによる被害を防ぐことができます。
しかし、クリーニングなどを怠ってしまった場合、ダニなどによるかゆみに悩まされる場合もあります。

個人的に、夜寒くて、押し入れの奥の方から毛布を出して使用しました。
すると、翌日、足にかゆみが生じており、長引きました。
調べてみると、ヒゼンダニという寄生虫によるかゆみであり、「乾癬」と呼ばれます。

では、乾癬の治療のポイントとして、どのようなものがありますか?

ということで、今回は「乾癬の治療のポイント」について説明していきます。

「宮の沢スマイルレディースクリニックホームページ」
https://www.miyanosawa-smile-lc.com/

まとめ

1.自然治癒しない

乾癬の治療のポイントとして「自然治癒しないこと」があります。

ヒゼンダニによる感染症である「乾癬」は残念ながら、基本的には自然治癒しないです。
一度、ヒゼンダニが感染してしまうと、皮膚の角化層という部位に寄生することになります。メスはそこで卵を産んでしまいます。
成虫が一度死滅しても「3日~5日間」経つと、卵から孵化して、「2週間程度」で成虫になり、新たなヒゼンダニが発生することになります。
ヒゼンダニは、適切な治療をしないと、ヒトの皮膚の中に、一生寄生することになるのです。

乾癬の治療のポイントとして「自然治癒しないこと」があります。

2.殺虫剤を使用する

乾癬の治療のポイントとして「殺虫剤を使用すること」があります。

ヒゼンダニによる感染症である「乾癬」は、残念ながら通常の細菌感染などに用いる抗生物質は効果がありません。
細菌に比べると、はるかに大きな構造であるヒゼンダニは、抗生物質は効果がなく、殺虫剤の薬が必要になります。
イベルメクチンの内服薬、スミスリンローションの外用薬など、殺虫剤の成分の入った薬剤を使用して治療します。
なお、環境にばらまかれたヒゼンダニ対策として…
ヒゼンダニは熱に弱いため、60度以上の温風で、布団などのリネン類を熱するといいでしょう。
また、プレスロイド系の農薬(ダニアース、バルサンなど)を使用してもいいでしょう。

乾癬の治療のポイントとして「殺虫剤を使用すること」があります。

3.ステロイド剤は使用しない

乾癬の治療のポイントとして「ステロイド剤は使用しないこと」があります。

ヒゼンダニによる感染症では、かゆい部分にステロイド剤は使用しないようにします。
ステロイド剤を使用すると、炎症をおさえることは出来るかもしれませんが、塗った部分の免疫力が低下してしまい、細菌感染を助長してしまい、二次性感染を引き起こす恐れがあります。
ヒゼンダニだけでなく、感染症にともなう「かゆみ」に対してはステロイド剤は使用しない方が良いでしょう。
その代わり、「抗ヒスタミン薬」などの他のかゆみ止めの薬剤を使用するようにしましょう。

乾癬の治療のポイントとして「ステロイド剤は使用しないこと」があります。

まとめ

今回は「乾癬の治療のポイント」について説明しました。

この記事によって「乾癬の治療のポイント」についての理解が深まり、一人でも多くの人に役立つことを願っています。

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