精液を採取するポイント【5つ】

結論ですが、

精液の採取方法には「禁欲期間」「手洗いを」「用手採取法で」「滅菌容器に入れる」「名前ラベルを貼る」などのポイントがあります。

この記事は「妊娠したい」と思っているヒトに向けて書いています。
自身の健康への疑問・悩み・不安などが解決できればと思っています。
この記事を読むことで「精液を採取するポイント」についてわかります。

こどもが欲しいです!

このような意見にお答えします。

ここ最近、晩婚化の影響を受け、妊娠・出産する年齢が高くなってきております。

加齢に伴って妊娠率は低下するという事実があるため、「自分は妊娠する体なのだろうか」と心配して不妊に対して相談する人は多いです。

女性側だけでなく男性側が不妊の原因になることも十分あります。

そして、男性側の不妊の検査として「精液検査」などがあります。

「精液検査」をおこなうときに、精液を採取することが必要になりますが、実はいくつかポイントがあります。

ということで、今回は「精液を採取するポイント」について説明します。

「宮の沢スマイルレディースクリニックホームページ」
https://www.miyanosawa-smile-lc.com/

この記事のまとめ

精液検査とは

精液検査は、男性不妊の検査であり、「精液量」「精子濃度」「総精子数」「運動率」「前進運動率」「精子形態」「精子生存率」などを評価します。

不妊症といれば、女性側の検査と思う人が多いようですが、男性側の検査も重要です。

不妊症の原因は、ほぼ男女平等となっており、WHOの調査では、男性不妊48%、女性不妊65%、男女不妊24%の割合となっております。

男性不妊の検査では「精液検査」が必ずおこなわれます。今回は、精液検査をするにあたって、「精液を採取するポイント」について説明します。

精液を採取するポイント1:禁欲期間

精液検査を受ける前は「2日間~5日間」の禁欲期間をとります。

禁欲期間とは「前回の性交やマスターベーションなどによる射精からの日数」のことです。禁欲期間が短いと、精子の量が減ってしまいます。
また、禁欲期間が長すぎると、精子の数は増えますが、運動率が低下して精子の質が下がってしまいます。

精液検査を受ける前は「2日間~5日間」の禁欲期間をとるようにしましょう。

精液を採取するポイント2:手洗いを

精液を採取する前に必ず「手洗い」をするようにしましょう。

手洗いをしないで精液を採取すると、細菌などが精液に混入する可能性があります。
また、性器や手が不潔な状態で、精液を採取すると、ご自身の性器に感染症が起こる可能性もあります。

精液を採取する前には、精液への細菌などの感染を防ぐために、必ず手洗いと性器を清潔にしてから行うようにしましょう。

精液を採取するポイント3:用手採取法で

精液を採取するときには「用手採取法」でおこなうようにしましょう。

「腟内射精」や「口内射精」で精液を採取すると、細菌が混入してしまう可能性があります。

精液を採取するときには、手を使ってマスターベーションをする「用手採取法」でおこなうようにしましょう。

なお、「コンドーム」には精子を殺してしまう成分が含まれていることがあるため、使用しないようにしましょう。

精液を採取するときには「用手採取法」でおこなうようにしましょう。

精液を採取するポイント4:滅菌容器に入れる

採取した精液は「滅菌容器」に入れるようにしましょう。

不潔な容器を使用すると、精液に細菌が混入してしまう可能性があります。

採取した精液は、必ず「滅菌容器」に清潔に入れるようにしましょう。クリニックから専用の容器を渡されるかと思いますので、それを使うようにしましょう。

精液を採取するポイント5:名前ラベルを貼る

精液を入れた容器に「名前ラベル」を貼るようにしましょう。

「名前ラベル」が貼られていないまま精液が提出されてしまうと、誰の精液なのかわからなくなってしまう可能性があります。

取り違えを防止するために、ご自身が採取した精液の容器に「名前ラベル」を貼るようにしましょう。

まとめ

今回は、「精液を採取するポイント」について説明しました。

妊娠するには女性だけでなく男性の協力も必要です。

とくに不妊の原因は「男女平等」であり、男性側もしっかりと「精液検査」などを受けるようにしましょう。

こどもは2人が協力して授かるものです。

しっかりと男女2人が協力していくことが大切です。

そして、子どもが欲しいという気持ちをしっかりとサポートできる存在でいたいと思います。

妊活がうまくいって子どもを授かり、喜ぶひとが少しでも増えることを願っています。

この記事によって、「精液を採取するポイント」について理解が深まり、一人でも多くの人に役立つことを願っています。

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