結論ですが
「副作用」とは、医薬品を使用したときに起こる、目的とする効果以外の作用のことをいいます。
この記事は「副作用」について知りたい人に向けて書いています。
健康に関するさまざまな疑問・不安・悩みなどが解決できればと思っています。
この記事を読むことで「副作用」についてわかります。
副作用って何ですか?
このような疑問にお答えします。
病院を受診したときに、くすりを処方されるかと思います。
治療効果をねらって、くすりが使われますが、くすりには「副作用」が起こる可能性もあります。
「くすりの添付文書」をみると、たくさんの副作用がずらーっと書いてあります。
副作用をみると、くすりを使うのがコワイと思うかもしれません。
そして「副反応」「有害事象」という似た言葉もあるが違いはなんですか?
ということで、今回は「副作用」について説明していきます。
この記事のまとめ
副作用とは
「副作用」とは、医薬品を使用したときに起こる、目的とする効果以外の作用のことをいいます。
くすりを使うときには、何かしらの効果を期待して使います。
その目的とする効果や作用のことを、「主作用」とよばれます。
しかし、くすりには「主作用」以外の作用が起こる場合があり、「副作用」と呼ばれます。
つまり、「副作用」とは、医薬品を使用したときに起こる、目的とする作用「主作用」以外の作用のことをいうのです。
副作用と副反応
「副反応」とは、とくに「ワクチン」が使用されたときに起こる、目的とする作用以外の反応のことをいいます。
通常の医薬品とちがって、ワクチンの場合には、ワクチンの接種によって免疫反応を引き起こすことによって免疫力がつきます。
ワクチンを接種したときの免疫反応によって、免疫力がつくという「主作用」以外に、注射部位の腫れ・痛み・発熱など様々な反応が起こります。
免疫をつけるために起こる体の反応も含まれてしまうため、くすりにおける「副作用」とは分けて、ワクチンにおいては「副反応」という言葉が用いられます。
つまり、「副反応」とは、とくに「ワクチン」が使用されたときに起こる、目的とする作用以外の反応(免疫反応などを含む)のことをいうのです。
副作用と有害事象
「有害事象」とは、医薬品を使用した後に起こった健康上好ましくない出来事すべてをいいます。
有害事象は、医薬品を使用した後に起こった健康上好ましくない出来事すべてが該当します。そのため、くすりによる「副作用」、ワクチンによる「副反応」が含まれるのはもちろん、因果関係が不明なもの、明らかに他が原因なものなどすべてが含まれます。
たとえば、くすりを使った後に蚊に刺されてかゆくなった場合、有害事象に含まれることになります。
まとめ
今回は「副作用」について説明しました。
「副作用」という言葉を聞くと、薬を使うときにこわくなってしまうかもしれません。
医療行為すべてに言えることですが、効果などの「メリット」があれば、副作用や副反応などの「デメリット」もあります。
それらを天秤にかけた上で、実際にくすりを使うかどうか判断するようにしましょう。
この記事によって「副作用」の理解が深まり、一人でも多くの人に役立てれば幸いです。
「宮の沢スマイルレディースクリニックホームページ」
https://www.miyanosawa-smile-lc.com/
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