性感染症をうつさない【５つのコツ】

結論ですが

性感染症をうつさないよう、「性行為をしない」「一緒に入浴しない」「入浴は最後に」「便座を清潔に」「タオル類を共用しない」などのコツがあります。

この記事は「性感染症」にかかったヒトに向けて書いています。
病気に関して理解を深めるお手伝いができればと思っています。
この記事を読むことで「性感染症をうつさないコツ」に関してわかります。

性感染症にかかりましたが、うつさないようにするコツはありますか?

このような疑問にお答えします。

性感染症と診断されたけど、うつしてしまったらどうしよう!
小さい子どもがいるが入浴はどうしよう?
大切な人にうつしてしまわないかしら…

さまざまな思いが巡るかと思います。

性感染症にかかった場合、感染が広がらないようにするためのコツがあります。

ということで、今回は「性感染症をうつさないコツ」について説明します。

「宮の沢スマイルレディースクリニックホームページ」
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この記事のまとめ

1.性行為をしない

性感染症をうつさないように「性行為をしない」ようにしましょう。

当たり前ですが、性感染症は、性行為によって感染します。
性行為による濃厚接触、とくに粘膜や皮膚のキズを通じて感染します。

また、コンドームを着用すれば大丈夫と思うかもしれません。
たしかに、コンドームを着用すると、ある程度の感染予防効果は期待できます。しかし、100%確実ではないです。

性感染症にかかった場合には、治療が完了するまで「性行為をしない」ようにしましょう。

2.一緒に入浴しない

性感染症をうつさないように「一緒に入浴しない」ようにしましょう。

性感染症の中でも、「尖圭コンジローマ」「性器ヘルペス」などウイルス性のものは通常の入浴方法では感染することはほとんどありません。
ただし、「トリコモナス」「毛じらみ」など感染力の高い性感染症では入浴によってうつしてしまう場合があります。

パートナーや一緒に住んでいる家族の方の気持ちを考えると、性感染症にかかっている人とは出来る限り入浴したくないものです。
性感染症の種類によっては、入浴にともなって感染することがほとんどないものもありますが、基本的には「一緒に入浴しない」ようにしましょう。

3.入浴は最後に

性感染症をうつさないように「入浴は最後に」しましょう。

くりかえしですが、性感染症の中でも、通常の入浴方法では感染することはほとんどないものもあれば、入浴によって高い可能性で感染するものもあります。

入浴によって、お風呂のイス・床・おけなどに病原体を付着させてしまう場合があります

パートナーと一緒に住んでいる場合、同居している家族がいる場合には、「入浴は最後に」するとともに、使用したモノはお湯をかけたり除菌・消毒を心がけるようにしましょう。

4.便座を清潔に

性感染症をうつさないように「便座を清潔に」しましょう。

便座に座ると、便座に病原体を付着させてしまう場合があります。
便座を使用したあとは、便座をしっかりと除菌・消毒して清潔にしましょう。
オススメは除菌シートで使い捨てのものです。
一回で使いきりなので、置いておかずに清潔に使えます。

性感染症をうつさないように「便座を清潔に」することを心がけましょう。

5.タオル類は共用しない

性感染症をうつさないように「タオル類は共用しない」ようにしましょう。

お風呂の後に拭いた「タオル」、下着などの「衣類」には病変が付着している可能性があります。
そして、タオル類を介して感染させてしまうこともあります。

とくに、病変がある部分と接触したタオル類などは共用しないようにしましょう。

まとめ

「性感染症をうつさないコツ」について説明しました。

性感染症と診断されたら、日常でどのようなことに気を付ければいいのか疑問に思うかとおもいます。

性感染症の種類によって、感染するケースは限られています。

とくに「性行為」「おふろ」「便座」は感染に注意すべきポイントです。

しかし、小さい子どもがいて、どうしても一緒に入浴しなくてはならないなどの事情があるかと思います。

基本的には一緒に入浴しないことがいいですが、性感染症の種類によっては入浴で感染することはほとんどないものもあります。

性感染症にかかった場合には、生活の注意点もふくめ担当医に相談するようにしましょう。

この記事によって「性感染症をうつさないコツ」を知って、一人でも多くの人に役立つことを願っています。

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