結論ですが、
水の1日の必要量は、体重1kgあたり「約35ml」です。
この記事は「毎日の健康」に関して興味のある人に向けて書いています。
健康・医療に関するさまざまな疑問・不安・悩みなどが解決できればと思っています。
この記事を読むことで「水の必要量」についてわかります。
1日に必要な水分量ってどのくらいですか?
このような疑問にお答えします。
ヒトの体は「60%-70%」水分で出来ています。
水は、我々が生きていく上で必要不可欠です。
では、1日にどのくらいの水分を摂取すればいいでしょうか?
ということで、今回は「水の必要量」について説明します。
「宮の沢スマイルレディースクリニックホームページ」
https://www.miyanosawa-smile-lc.com/
この記事のまとめ
1.水の必要量
水の1日の必要量は、体重1kgあたり「約35ml」です。
体重50kgの人であれば「1.7L」
体重60kgの人であれば「2.1L」
体重70kgの人であれば「2.4L」
となります。
つまり、体重が多いほど、必要な水分量も増えます。
ヒトは、汗・呼吸・食べ物の消化などによって毎日1.5L~2.0L程度の水分を失います。
運動をしているときは汗などで水分は失われますが、運動していないときにも生命活動を維持するために水分は失われているのです。
そこで、必要な水分量を摂取することが重要になります。
ちなみに、運動量が多いアスリートや、暑い場所に住んでいる人は水分を失う量が多くなるため、通常よりも多くの水分を摂取する必要があります。
2.水が不足すると
水が不足すると「脱水」が起こります。
脱水とは、必要な水分や電解質が不足している状態のことです。
脱水状態になると、
のどの渇き
めまい
吐き気
食欲低下
疲労感
などの症状が起こります。
また、症状が重度になると、
手足のふるえ
けいれん
幻覚
呼吸困難
意識障害
などの症状が起こり、場合によっては死に至るケースもあります。
3.水が過剰になると
水が過剰になると「水中毒」が起こります。
水中毒は、水分を大量に摂取することで、血液中のナトリウム濃度が低下し、「低ナトリウム血症」という状態になることをいいます。
水中毒では、
めまい
吐き気
頭痛
多尿・頻尿
下痢
などの症状が起こります。
また、症状が重度になると、
おう吐
けいれん
幻覚
呼吸困難
意識障害
などの症状が起こり、場合によっては死に至るケースもあります。
まとめ
今回は「水の必要量」について説明しました。
われわれが生きていく上で欠かせない「水」
水は多すぎても、少なすぎても、健康に影響を与えてしまいます。
自分自身が必要とする水分量を把握して摂取するようにしましょう。
水分量は、運動量や年齢、住んでいる環境、食べ物からの水分摂取量などによって変わってくるため、ご自身の状況に応じて適宜調整することも忘れずに。
この記事によって「水の必要量」について理解が深まり、一人でも多くの人に役に立って頂ければ幸いです。
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