おしっこの出口に何か「できもの」があります!?【尿道カルンクル】

症状の悩み

結論ですが

おしっこの出口近くに「できもの」があった場合、恥ずかしがらず勇気をもって婦人科または泌尿器科を受診するようにしましょう。

この記事は「症状で困っている」女性に向けて書いています。
女性特有の症状の悩みが解決できればと思っています
この記事を読むことで「おしっこの出口近くのできもの」についてわかります。

おしっこの出口近くに「できもの」が出来た場合は、部位が部位だけに恥ずかしいかと思います。
大きい病変であれば気づくことが多いですが、病変が小さく、痛み・出血などの症状がないようであれば残念ながら気づかない場合もあります。
できれば自分の体の変化には普段から気にするようにして、「できもの」ができた時に早めに受診して相談するようにしましょう。

では、今回は「おしっこの出口近くのできもの」について説明していきます。

この記事のまとめ

  • おしっこの出口近くに「できもの」が出来たら受診しましょう。
  • 「尿道カルンクル」は「出血」「痛み」「排尿障害」「尿路感染症」などの症状がおこります。
  • 「尿道カルンクル」の治療は、無症状の場合は「経過観察」、症状が軽度の場合には「ステロイドの塗り薬」、症状が重度の場合には「外科的切除術」が行われます。

おしっこの出口近くに「できもの」が出来たら受診しましょう。

おしっこが出てくる穴のことを「尿道口」(にょうどうこう)または「外尿道口」とよばれますが、その近くに「できもの」ができることがあります。「尿道カルンクル」とよばれる良性の腫瘍のことが多いです。
しかし、他にも性感染症である「尖圭コンジローマ」や「ポリープ」「のう胞」、稀ですが皮膚の悪性腫瘍のこともあります。ほとんどの場合、みることによって診断することが出来ますので、受診して確認してもらうようにしましょう。
尿道口の近くに「できもの」が出来た場合は、恥ずかしがらず勇気をもって受診するようにしましょう。部位が部位だけにどこの科に行くか迷うかと思いますが、陰部の診察に慣れている婦人科や泌尿器科を受診することをすすめます。

尿道カルンクルはどんな病気ですか?

「尿道カルンクル」は女性のおしっこの出口である「外尿道口」の近くにできる「良性の腫瘍(できもの)」です。腫瘍の大きさは、数ミリ程度のものから、大豆以上のものまでさまざまです。腫瘍の色はピンクから暗めの赤色をしています。
閉経した後、今までにお産をしたことのある女性に多く発症します。そのため、エストロゲンという「女性ホルモン」が発症に関係していると言われています。

尿道カルンクルはどんな症状がおこりますか?

「尿道カルンクル」は外尿道口近くにできる「良性の腫瘍(できもの)」です。腫瘍がこすれて「出血」したり、炎症を起こすと「痛み」を伴うことがありますが、「無症状」のことが多いです。
また、「腫瘍」が大きくなって、おしっこの通り道がふさがれてしまうことがあります。すると、おしっこをうまく出すことができなくなる「尿閉」などの「排尿障害」となったり、おしっこの通り道に細菌感染してしまい「膀胱炎」や「腎盂腎炎」などの「尿路感染症」につながります。

尿道カルンクルはどんな検査をしますか?

尿道カルンクルは、みること「視診」によってほとんどが診断することが可能です。
みただけでは、判断つかない場合には、組織の一部を採取して顕微鏡で確認する「組織診」の検査や、「エコー検査」で腫瘍を評価することもあります。
また、おしっこがしにくい感じがある時には、「エコー検査」で膀胱内の残尿も確認したり、尿路感染などないか「尿検査」をおこなったりします。

尿道カルンクルはどんな治療をしますか?

尿道カルンクルは、「出血」や「痛み」などの症状がなければ、基本的には治療せずに経過観察をおこないます。
「できものが小さい」場合や「少しの痛み」・「少量の出血」がある場合には、「ステロイドの塗り薬」による治療が行われます。
「できものが大きい」場合や「強い痛み」や「排尿障害」を伴う場合には「外科的切除術」が行われます。多くの場合は、局所麻酔で行われます。

まとめ

おしっこの出口近くに「できもの」が出来たら受診しましょう。

「尿道カルンクル」は「出血」「痛み」「排尿障害」「尿路感染症」などの症状がおこります。

「尿道カルンクル」の治療は、無症状の場合は「経過観察」、症状が軽度の場合には「ステロイドの塗り薬」、症状が重度の場合には「外科的切除術」が行われます。

おしっこの出口近くに「できもの」が出来た場合は、部位が部位だけに恥ずかしいかと思いますが、恥ずかしがらず勇気をもって婦人科や泌尿器科を受診するようにしましょう。婦人科や泌尿器科は困っている人の味方です。

この記事によって「尿道カルンクル」の理解が深まり、一人でも多くの人に役立つことを願っています。