妊娠中こそ感染症に気をつけたい【3つの理由】

妊娠中の悩み 妊娠中の生活

結論ですが

・妊娠中はとくに感染症に気を付けましょう

この記事は妊婦さん向けに書いています。
妊娠中のさまざまな疑問、不安などが解決できればとおもっています。
今回は妊娠中の感染が心配な方に向けての記事です。

妊娠中はとくに感染症に気をつけなければいけません。
その理由について3つにしぼって説明していきます。

この記事のまとめ

  • 1.免疫力が低下するから
  • 2.赤ちゃんへの影響を考える必要がある
  • 3.妊娠の影響を受けて検査結果などがかわるから

1.免疫力が低下するから

妊娠中は免疫力が低下します。

妊娠していないときには問題なかった感染症が、妊娠するとかかりやすくなってしまいます。
また、妊娠中に感染症にかかってしまった場合に重症化しやすくなります。

なぜ、妊娠すると免疫力が下がってしまうのか?
免疫力が低下する理由として5つ紹介していきます。

ホルモンバランスの乱れ

「ホルモンバランス」によって体調が調整されています。
妊娠するとお腹の赤ちゃんがしっかりと育つように「ホルモンバランス」が変化します。
「ホルモンバランス」の変化によって、妊娠にともなう体の変化やさまざまな体調不良をきたすことになります。

栄養バランスの乱れ

妊娠すると吐き気や体調不良のため食事をとることが難しくなることがあります。
たとえば、妊娠初期であれば「つわり」、妊娠後期であれば赤ちゃんによる「胃や消化管への圧迫」を受けて、吐き気や食欲低下をきたし食事をうまくとることができなくなります。
食生活がみだれると、栄養バランスもみだれてしまうため、免疫力低下につながります。

睡眠不足

妊娠中のからだの変化や環境の変化のため、うまく眠れなくなることがあります。
とくに妊娠後期になると、夜に胎動がはげしくて気になって眠れなかったり、お腹が出てくると寝るときの姿勢が定まらずうまく睡眠をとることが出来ないことがあります。
睡眠不足によって免疫力低下につながります。

ストレス

妊娠中にはさまざまな変化からストレスがかかります。
たとえば、体調の変化、妊娠にともなう体の変化、生活習慣の変化、パートナーとの関係性の変化、家族との関係性の変化、職場の変化などさまざまな変化がおこります。
さまざまな変化によってストレスがかかり、免疫力低下につながります。

赤ちゃんへの免疫反応をおさえる

人は、基本的には病原菌など「異物」が入ってきた場合、免疫反応を起こし排除しようとします。広い意味でお腹の赤ちゃんは「異物」にあたります。妊娠をすると免疫力が低下するとこで、赤ちゃんを排除する「免疫反応」を防いでいるといわれています。

2.赤ちゃんへの影響

妊娠中に感染症をおこしてしまった場合、お腹の赤ちゃんへの影響を考える必要があります。
赤ちゃんへの影響として、とくに3つのポイントが大切です。

お腹の赤ちゃんにも感染する可能性あり

妊娠中に感染症をおこすと、胎盤を通じて「赤ちゃんにも感染をきたすこと」があります。
感染症の種類にもよりますが、妊娠初期の感染で赤ちゃんの先天異常をきたしたり、赤ちゃんの具合が悪くなってしまったりすることがあります。

流産・早産などにつながる可能性あり

感染症をおこすと、免疫反応によって感染源を排除しようとして治そうとします。
その際に「炎症反応」をおこしますが、それが子宮の収縮につながり「流産」「早産」を引き起こしてしまうこともあります。

治療が限られてしまうことがある

妊娠中に感染症をきたした場合、治療のため薬を使うことがあります。
基本的には妊娠中でも安全に使える薬を使用して治療します。
ただし、感染症の種類によっては赤ちゃんに影響を与えてしまう薬や、赤ちゃんへの影響を考慮して本当は使いたい薬が使えない場合などおこります。

3.検査結果など妊娠の影響を受ける

妊娠をすると血液中の白血球数が上昇します。なお、細菌の感染にともなって白血球は上昇します。
すると、妊娠中の血液検査で白血球が上昇していた場合、妊娠による上昇なのか、細菌感染による上昇なのか判断が難しくなることがあります。
そのため、初期の細菌感染を見逃してしまう可能性があります。

また、妊娠によるからだの変化のため病気をみつけにくくなることがあります。
たとえば、虫垂炎の場合、妊娠にともなって子宮が大きくなると、虫垂の位置が変わってしまいます。すると、本来の腹痛をきたす部位と違うところが痛むことがあり、虫垂炎の診断が難しくなることがあります。

まとめ

1.免疫力が低下するから
2.赤ちゃんへの影響があるから
3.妊娠の影響を受けて検査結果などがかわるから

以上より妊娠中はとくに感染症に気を付けなければなりません。

妊娠中はとくに、手洗い・うがい・マスク・アルコール消毒などの感染対策と、人があつまる空間を避ける、とくに密閉・密集・密着の「3密」を避けるなど感染しないように心がけることが大切です。また、妊娠中は食事からの感染に気をつけなければいけないものがあります。

妊娠中はさまざまな変化や制約などが多くて大変かと思います。

しかし、お腹の中の赤ちゃんやご自身を守る意味でも大切となりますので、ぜひとも頭の中に入れておいてください。