淋菌といわれましたがどうすればいいですか?【性感染】

性感染症

結論ですが

淋菌感染といわれたら、担当医の指示を守って治療をすること、パートナーの検査治療すすめることが重要です。

この記事は「病気を指摘された」女性に向けて書いています。
病気に関して理解を深めるお手伝いができればと思っています。
この記事を読むことで「淋菌感染」についてわかります。

この記事のまとめ

  • 淋菌感染はおもに性行為によって感染します。「発熱」「腹痛」などの症状を来すことや、「不妊症」「異所性妊娠」の原因になることもあります。
  • 淋菌感染は抗生剤で治療します。治療中は性行為を控えるとともに、必ず治療効果判定を受けましょう。淋菌以外にも性感染がないか検査するようにしましょう。また、パートナーの検査治療をすすめましょう
  • 淋菌感染を予防するために「コンドーム」を正しい方法で使用しましょう。

淋菌感染はどんな病気ですか?

淋菌感染は「ナイセリア・ゴノレア」による細菌感染であり、主に性行為によって起こります。
男性では「尿道炎」をおこし排尿痛やおしっこに膿が混ざったりします。
女性の場合は「尿道炎」をおこしたり、「子宮の入り口」から感染がはじまり「子宮内」「卵管」を通じて「お腹の中」に感染が広がったりします。
はじめが無症状のことが多く、症状があっても、おりものが少し増えたり、軽い腹痛がある程度です。感染が広がっていくと「発熱」「腹痛」などの症状を来たします。また、卵管の癒着などにより「不妊症」や「異所性妊娠」の原因になってしまうこともあります。
また、オーラルセックスによって口腔内粘膜に感染すると「のどの炎症」「扁桃炎」などにより風邪のような症状がおこります。

淋菌感染はどんな治療をおこないますか?

抗生剤治療をします

淋菌をやっつける抗生剤のくすりを使って治療します。
軽症であれば飲み薬で外来で治療していくことが多いですが、症状が重度の場合は、入院した上で抗生剤の点滴薬で治療することになります。
また、淋菌の耐性菌が増えているので、抗生剤を処方されたら用法用量を守って正しく使うようにすることに加えて、治療効果をしっかりと判定してもらうようにしましょう。

治療中は性行為を控えましょう

淋菌は性行為によって感染します。治療開始して間もないうちは、淋菌を他の人にうつしてしまう可能性があります。すると、自分は治療完了したときに、パートナーが淋菌感染をしていて、自分にうつされてしまう「ピンポン感染」の可能性があります。
するといつまで経っても治療が完了しないということにもなりかねません。
担当医から治療が完了したと言われるまでは性行為を控えましょう。

必ず治療効果判定を受けましょう

くすりによる治療が終わってから3週間以上あけて治療効果判定をおこないます。
なぜかというと、淋菌の耐性菌が増えており抗生剤治療で失敗してしまう可能性があるのと、治療期間に性行為をしてしまい新たに感染している可能性があるからです。
必ず、淋菌の治療がきちんとされているか効果判定を受けましょう。

他にも性感染がないか検査しましょう

淋菌感染している場合、他の性感染がないか確認することがあります。
とくに「クラミジア」は淋菌と一緒に感染していることがあるため検査することが多いです。
また必要があれば「HIV」「梅毒」「B型肝炎」「C型肝炎」などの検査も行います。

パートナーの検査治療をすすめましょう

淋菌は性行為によって感染するので、パートナーも感染している可能性があるので、受診して検査・治療を受けるようにすすめましょう。
症状がとくになくても淋菌感染していることがあるので、たとえ無症状であってもパートナーに受診するようにすすめましょう。
パートナーが淋菌感染していると、自分が治療完了したあとにうつされてしまう可能性があります。自分の身を守る意味でも、パートナーに受診をうながすようにしましょう。

淋菌感染を予防するために

性行為の最初から「コンドーム」を正しい方法で使用すれば感染を防ぐことができます。
淋菌は粘膜どうしの接触でうつるので「オーラルセックス」でもうつります。「オーラルセックス」においても「コンドーム」を使うことは、感染を予防するために重要です。

まとめ

淋菌感染はおもに性行為によって感染します。「発熱」「腹痛」などの症状を来すことや、「不妊症」「異所性妊娠」の原因になることもあります。

淋菌感染は抗生剤で治療します。治療中は性行為を控えるとともに、必ず治療効果判定を受けましょう。淋菌以外にも性感染がないか検査するようにしましょう。また、パートナーの検査治療をすすめましょう

淋菌感染を予防するために「コンドーム」を正しい方法で使用しましょう。

淋菌感染は無症状で命に直結するような病気でないので軽く見られがちですが「不妊症」につながることがあります。
比較的若い人に感染することが多いため、将来こどもを産むということを考えた場合、淋菌感染を予防するとともに、感染した場合は適切に治療することが大切です。
また、淋菌感染は繰り返してしまう場合が多いです。パートナーとともに検査治療を受けるようにすること、感染予防をしっかりとおこなうようにしましょう。

「淋菌感染」に対して正しい知識をつけて、対策をして備えることが大切です。
この記事によって「淋菌感染」の理解が深まり、一人でも多くの人に役立つことを願っています。