ファスティングのデメリット【6つ】食と健康

結論ですが

ファスティングのデメリットとして「メンタルが不安定になる」「胆石症のリスクが上がる」「寿命が短くなる」などがあります。

この記事は「食事・栄養に関心のある」ヒトに向けて書いています。
自身の健康への疑問・悩み・不安などが解決できればと思っています。
この記事を読むことで「ファスティングのデメリット」についてわかります。

ファスティングにはどのようなデメリットがありますか?

このような疑問にお答えします。

おそらく皆さんは、健康のために「栄養バランスの良い食事」「適度な運動」「十分な睡眠」「規則正しい生活」が健康に良いということは、何回も耳にしていることと思います。

この中でも、日々の生活の中で「食事」に関して気にされる人は多いかと思います。

ついつい食べ過ぎてしまう…
忙しくて規則的な食事ができない!
どのような食事が健康にいいですか?

このような悩みや疑問があるかと思います。

忙しい現代人は、食生活が乱れてしまう人が多いです。

とくに仕事が忙しすぎて、食事を抜いてしまったり、簡単なインスタント食品・コンビニ弁当で済ませるなんてことも…。

食事は人の口から体に入ってくる大切なものです。
食事によって摂取された栄養によって、われわれの体は出来上がります。
「医食同源」という言葉があるように、「食」というものはとても重要です。

最近、ブームになっているファスティング。
つまり、一定期間、食事を控える断食をおこなうことです。
より健康的に、より美しくなるために、ファスティングが流行っています。

では、ファスティングのデメリットにはどのようなものがありますか?

ということで、今回は「ファスティングのデメリット」について説明していきます。

「宮の沢スマイルレディースクリニックホームページ」
https://www.miyanosawa-smile-lc.com/

まとめ

4.メンタルが不安定になる

ファスティングのデメリットとして「メンタルが不安定になること」があります。

ファスティングによって、食事を抜くことによって、血糖値が低下します。低血糖状態では、頭痛・めまい・吐き気など症状だけでなく、精神的な不安定さやイライラ感が生じることがあります。
また、飢餓状態から逃れようとするために、本能レベルで食事・獲物を求めるようになります。交感神経は優位になり、長期間の断食をおこなうと自律神経の乱れにもつながります。

長い期間のファスティングによって、精神面に悪影響が出ることがあるため、無理のない範囲で行うことが重要です。

ファスティングのデメリットとして「メンタルが不安定になること」があります。

5.胆石症のリスクが上がる

ファスティングのデメリットとして「胆石症のリスクが上がること」があります。

食事をすると、胆のうに蓄えられている胆汁が、胆のうが収縮することによって分泌されます。
ファスティングによって食事を控えると、胆のうに蓄えられている胆汁が、胆のうの中に停滞していることになります。
胆汁が分泌されない状態が長期間持続すると、胆汁が結晶化し石が形成されて「胆石症」につながります。

ファスティングのデメリットとして「胆石症のリスクが上がること」があります。

6.寿命が短くなる

ファスティングのデメリットとして「寿命が短くなること」があります。

大規模な疫学調査において、食事回数が少ないと死亡リスクが高くなることが判明しました。

「Journal of the Academy of Nutrition and Dietetics」に掲載された論文によると、米国国民健康栄養調査における縦断研究の結果、食事を抜く習慣のある人は死亡リスクが高いことが明らかになりました。
朝食を抜く人は心血管死リスクが40%高く、昼食を抜く人や夕食を抜く人は全死亡リスクが12~16%高いという報告です。
また、1日3食食べている人では、隣接する2回の食事の間隔が4.5時間以下の場合に、全死亡リスクが17%高いことなども判明しました。

食事を摂ることによって加齢は進んでいくため、食事を制限するファスティングによって、長寿遺伝子は活性化し、長生きするのでないかと言われていましたが、調査の結果は反対に「死亡リスクは高まり、寿命は短くなるという結果」になりました。


ファスティングのデメリットとして「寿命が短くなること」があります。

まとめ

今回は「ファスティングのデメリット」について説明しました。

この記事によって「ファスティングのデメリット」についての理解が深まり、一人でも多くの人に役立つことを願っています。

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