結論ですが
アミノ酸は、3大栄養素の一つであるタンパク質の材料となる物質です。
この記事は「健康に関心のある」ヒトに向けて書いています。
自身の健康への疑問・悩み・不安などが解決できればと思っています。
この記事を読むことで「タンパク質」についてわかります。
アミノ酸ってなんですか?
このような疑問にお答えします。
おそらく皆さんは、健康のために「栄養バランスの良い食事」「適度な運動」「十分な睡眠」「規則正しい生活」が健康に良いということは、何回も耳にしていることと思います。
この中でも、日々の生活の中で「食事」に関して気にされる人は多いかと思います。
ついつい食べ過ぎてしまう…
忙しくて規則的な食事ができない!
どのような食事が健康にいいですか?
このような悩みや疑問があるかと思います。
忙しい現代人は、食生活が乱れてしまう人が多いです。
とくに仕事が忙しすぎて、食事を抜いてしまったり、簡単なインスタント食品・コンビニ弁当で済ませるなんてことも…。
食事は人の口から体に入ってくる大切なものです。
食事によって摂取された栄養によって、われわれの体が出来上がるのです。
「医食同源」という言葉があるのように、「食」というものはとても重要です。
今回は、栄養素の一つである「アミノ酸」について説明していきます。
「宮の沢スマイルレディースクリニックホームページ」
https://www.miyanosawa-smile-lc.com/
まとめ
1.アミノ酸とは
アミノ酸は、3大栄養素の一つであるタンパク質の材料となる物質です。
「アミノ酸」は全部で20種類ありますが、その組み合わせによってタンパク質が合成されます。数十個から数百個以上のアミノ酸が集まって、約10万種類と言われている「タンパク質」が形成されます。
また、20種類のアミノ酸のうち一つでも欠けるとタンパク質が合成されません。
「20種類」のアミノ酸のうち、「9種類」は体内では合成できない「必須アミノ酸」(バリン・ロイシン・イソロイシン・スレオニン・メチオニン・リジン・フェニルアラニン・トリプトファン・ヒスチジン)があります。体内で合成されないので、食事などから摂取する必要があります。
また、それ以外の「11種類」のアミノ酸を「非必須アミノ酸」(グリシン・アラニン・グルタミン酸・グルタミン・セリン・アスパラギン酸・アスパラギン・チロシン・システイン・アルギニン・プロリン)とよばれます。
タンパク質は、「筋肉」「皮膚」「臓器」「毛髪」「骨」など体のあらゆる場所に存在しており、体の組成は水分を除くと「タンパク質」と「脂質」で大部分を占めています。
また、体の機能を調整している「ホルモン」「酵素」「抗体」などの材料にもなっています。
つまり、アミノ酸やそれから合成されるタンパク質は「体をつくる材料」と言えます。
アミノ酸は、3大栄養素の一つであるタンパク質の材料となる物質です。
2.アミノ酸の効果
アミノ酸の効果には、「筋肉の強化」「体力の増進」「成長促進」「疲労回復」「安眠」などがあります。
アミノ酸を材料にしてタンパク質が合成されて、筋肉などの体の構造ができます。
筋肉が強化されますし、それに伴って体力の増進にもつながります。
また、アミノ酸を材料にして、成長に必要なホルモンが合成されて成長が促進されます。
成人している方であれば、細胞の新陳代謝が促され、酷使された筋肉の修復が促され、疲労回復(リカバリー)につながります。
さらに、トリプトファンというアミノ酸は睡眠物質のメラトニンの材料となります。グリシンというアミノ酸は、睡眠の質を向上させる作用があるとされております。
アミノ酸の効果には、「筋肉の強化」「体力の増進」「成長促進」「疲労回復」「安眠」などがあります。
3.アミノ酸の多い食べ物
アミノ酸の多い食べ物として、「肉類」「魚介類」「卵類」「乳類」などの動物性のもの、「豆類」「穀類」などの植物性のものがあります。
摂取されたタンパク質はアミノ酸に分解されます。
なので、タンパク質を多く含む食品からは必然的にアミノ酸も多く摂取することができます。
タンパク質やアミノ酸を多く含まれる食品は偏らず、動物性や植物性それぞれバランスよく食べるようにしましょう。
肉類
とり肉…約24g(100g当たり)
ぶた肉…約22g(100g当たり)
うし…約20g(100g当たり)
魚介類
かつお…約25g(100g当たり)
まぐろ…約24g(100g当たり)
さば…約23g(100g当たり)
卵類
鶏卵…約13g(100g当たり)
鶏卵 卵黄…約16.5g(100g当たり)
鶏卵 卵白…約11g(100g当たり)
うずら卵…約12.5g(100g当たり)
乳類
ナチュラルチーズ…約44g(100g当たり)
ヨーグルト…約3.5g(100g当たり)
牛乳…約3.3g(100g当たり)
豆類
油揚げ…約23.4g(100g当たり)
木綿豆腐…約7.0g(100g当たり)
豆乳…約3.6g(100g当たり)
穀類類
食パン…約9.0g(100g当たり)
そば…約4.8g(100g当たり)
うどん…約2.6g(100g当たり)
まとめ
今回は、「アミノ酸」についてみてきました。
健康的に過ごすために「日々の食生活」がとても大切です。
「食」は健康のためだけでなく、充実した日々を送ること、家族や友人などと有意義な時間を過ごすことなどにもつながるものです。
とくに今回紹介した「アミノ酸」は、スポーツをしている人にとって重要な栄養素になります。
タンパク質やアミノ酸が不足すると、せっかくトレーニングをしても十分に筋肉がついたり、体づくりができないおそれがあります。
この記事によって「アミノ酸」についての理解が深まり、一人でも多くの人が健康的に日々の生活を送ることを願っています。
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