大規模自粛によって懸念される「健康問題」【新型コロナ】

結論ですが

大規模自粛によってさまざまな健康問題が起こりえます。

この記事は「健康について考えたい」ひと向けに書いています。
この記事を読むことで「大規模自粛にともなう健康問題」についてわかります。

現在、新型コロナウイルスの感染拡大をふせぐため大規模自粛がおこなわれています。大規模自粛の影響によって、人の動きが大きく変わっています。
医療機関への受診もその一つであり、医療機関への受診がだいぶ減っています。

医療機関はさまざまな人は受診して集まってきます。新型コロナウイルス感染をうつされる可能性もあり、積極的に医療機関を受診するような人が減ってしまっています。
そして、そもそも外出自体をひかえる人が増えており、受診が減っています。

つまり、「医療機関を受診してコロナ感染するリスク」「外出を自粛すること」などによって医療機関への受診自体が減っています。

この大規模自粛による変化は、人々にはさまざな変化を引き起こしており「健康への問題」も心配です。

今回、「大規模自粛によって懸念される健康問題」について自分の考えを中心に説明していきます。

この記事のまとめ

  • ①受診の差し控えによる影響
  • ②運動量の低下による「生活習慣病」
  • ③環境変化にともなう「メンタルヘルス問題」

受診の差し控えによる影響

持病の悪化

持病があって今まで定期的に受診していた人までも、受診を差し控えるようになっています。
そうすると、十分な診療をすることができず、必要な投薬などの医療介入ができず、持病が悪化してしまう可能性があります。

生活の質の低下

何かしらの症状を抱えた場合、今まであれば医療機関を受診して相談していたかと思います。
今の「大規模自粛による影響」「医療機関でのコロナ感染リスク」などから多少の症状であれば我慢してしまうことになります。
すると、その症状を抱え込んだまま生活を送ることになるため、「生活の質」(QOL)が低下してしまうことになります。

将来の健康問題

医療は今現時点での症状を改善することだけでなく、将来おこりうる疾病を予防することも大切です。
とくに、「予防接種」や「健康診断」「各種検診」などは疾病予防する上でとても大切です。
今は効果が実感しにくいですが、将来的に病気をしにくい体づくりにつながります。
現在、「受診の差し控え」や「新型コロナ対策に医療ソースが注ぎ込まれていること」によって、疾病予防が後回しになっている流れがあり将来の健康問題が心配になります。

運動量の低下による「生活習慣病」

大規模自粛によって、単純に人々の動きが減るため活動量が減っています。

仕事をしていた人は通勤までの移動、買い物などの移動などが制限のため少なくなっています。
また、今まで運動に励んでいた人が、感染を懸念して積極的に運動できない流れとなっています。スポーツ大会などが相次いで中止となっている流れもあり、スポーツを楽しんでいるひとにとっては死活問題です。

大規模自粛のため、運動する量や運動する機会が減ってしまい、運動不足となることが想定されます。すると、将来の「生活習慣病」のリスクが高くなってしまうことが予想されます。

環境変化にともなう「メンタルヘルス問題」

今回の大規模自粛によって、今まで当たり前にできていたことが出来なくなるという変化が起こっています。

たとえば、旅行・観光など、外食、パチンコ・ゲームセンターなどおおくの娯楽施設は営業していないお店も多く積極的に行けないような状況です。
「自粛」という行動の制限自体がかなりのストレスとなってメンタルヘルスに影響をあたえます。

また、いつもは行っていた仕事に行かなくなったり、自粛のために基本的に自宅でひきこもることが多くなります。さらにテレビをつけても新型コロナの悪いニュースだらけだったり…。
しかも仕事がなくなり収入がなくなってしまったひとや、倒産する会社もちらほら見受けるようなり「経済的困窮」による影響も心配になります。

こうしたさまざまな環境の変化は、「メンタルヘルス」に影響を与えます。

たとえば、生活のリズムが乱れてしまったり、不眠になってしまったり、気分が安定しなかったり、抑うつ気分になってしまったりします。最悪、将来への不安から自殺しようとする人も増えるかもしれません。

まとめ

大規模自粛にともなう医療機関への受診の差し控えによって「持病の悪化」「生活の質の低下」「将来の健康問題」などが懸念されます。

また大規模自粛によって絶対的に運動量が低下すると、将来の「生活習慣病」のリスクが高くなってしまうことが予想されます。

大規模自粛によるさまざまな環境変化によって「メンタルヘルス問題」が予想されます。

コロナ感染の対応で大規模自粛があったり大変な時期かと思います。
しかし、病気は「新型コロナウイルス感染症」だけではないため、他の病気への対応も質を落とさずおこなわなければなりません。
そして、コロナ感染の対応自体によって、他の「健康問題」が増えてこないか心配になります。

みなさん心身ともに大変な時期かと思いますが、はやくこの状況が打破されることを願っています。

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