かぜをひいた場合、病院を受診すべきどうか?【感染時代を生きる】

結論ですが

メリットとデメリットをかんがえて病院を受診するか考えましょう。

この記事は「健康に関心のあるひと」に向けて書いています。
この記事を読むことで「病院を受診するかどうかの考え」がわかります。

かぜをひいたら「病院なんか受診しないで家でおとなしくしていなさい」といわれることがあるかと思います。

かぜをひいて病院を受診して咳をゴホゴホされると周囲からきびしい目でみられることもあるかと思います。

かぜをひいて具合わるいからこそ病院に受診しているのに…
「なんでこんな冷たいあつかいをされるのか?」
「まるで犯罪者のようにあつかわれるのはなんで?」
とモヤモヤおもうことでしょう。

今回、「かぜをひいてしまった場合に病院を受診すべきかどうか」について自分の考えが中心になりますが説明していきたいと思います。

この記事のまとめ

  • 受診するメリットは、「診察をうけられる」「くすりをもらえる」「診断書をもらえる」ことです。
  • 受診するデメリットは、「まわりにうつしてしまう」「まわりからうつされてしまう」ことです。
  • 「健康」で「症状が軽い」場合には自宅で安静にして過ごしましょう。
  • 「症状がひどい」「免疫が低いひと」はためらわずに病院を受診しましょう。

病院受診する「メリット」

病院を受診するメリットは、「診察をうけられる」「くすりをもらえる」「診断書をもらえる」ことがあります。

診察をうけられる

病院を受診すれば、医療のプロである医師の診察を受けられます。
「症状」「経過」などの情報をあつめたり、「診察」「検査」などおこないます。

  • 本当にただのかぜなのか
  • 重症度はどのくらいか
  • まったくべつの病気が原因としてかくれているのか

など医師は判断します。
たとえ、かぜであっても重症かどうか評価して入院が必要なのか、自宅でみても大丈夫なのかなど判断をします。
医療のプロである医師の診察をうけることが出来るのは安心します。

くすりをもらえる

かぜの場合は、基本的には自分の免疫でなおっていきます。
ただし、なおるまでの期間は「咳」「はなみず」「のどの痛み」など症状に苦しむことになります。その症状をやわらげる「くすり」の処方をうけることができます。
また、インフルエンザの診断であれば、インフルエンザウイルスに対する「くすり」の処方をうけることができます。これにより、症状の重症化をおさえたり、なおるまでの期間が短くなります。
「くすり」をもらうことで、症状をやわらげることができて、なおるまでの期間をより快適に過ごすことができます。

診断書をもらえる

働いているひとの場合、かぜをひいてしまった場合はとくに「診断書」が必要になるかとおもいます。
熱もあって具合がわるくて、仕事をやすむのに「診断書」が必要になるところが多いです。「診断書」がないとズル休みだと思われてしまうためです。
また、学校にかよっているこどもの場合、インフルエンザなどの診断であれば、ある一定期間は学校を休まなければなりません。
そういった場合「診断書」が必要になるので病院を受診しなくてならないです。

病院受診する「デメリット」

病院を受診するデメリットは、「まわりにうつしてしまう」「まわりからうつされてしまう」ことがあります。

まわりにうつしてしまう

病院を受診するとなった場合、まわりにかぜをうつしてしまう可能性があります。
とくに病院の待ち合いスペースで過ごす時間が長く、まわりのひとにうつす可能性があります。
そして、病院にはいろいろなひとがあつまってきます。とくに持病をもって免疫がひくいひともいます。そうしたひとにうつしてしまうと、かぜが重症化してしまうおそれがあります。
また、病院に受診するまでの移動でもかぜのウイルスをまき散らす可能性があります。

まわりからうつされてしまう

病院には、基本的には具合がわるいひとが集まってきます。
その中には、もっとつよい「かぜのウイルス」をもっているひとがいる可能性があります。病院にいくことで、うつされてしまう可能性があります。
そして、うつされてしまった場合には、もっと症状がひどくなっていくことがあります。

病院を受診すべきかどうかの判断

感染の拡大予防という観点からすると、「健康」で「症状がかるい」場合には自宅で安静にして過ごすのが良いでしょう。
ただし、「症状がひどい」場合や「免疫が低いひと」はためらわずに病院を受診しましょう。

かぜだとおもっていたら…

  • 命をおとしうる病気がかくれている
  • かぜが重症化して致命的になる

場合があります。
とくに免疫が低い「高齢者」「こども」「持病をもっている人」は重症化しやすいので注意が必要です。
また、ひとり暮らしの場合は、まわりにみてくれるひとがいないので、注意が必要です。気が付いたら重症化してしまい、受診するためのチカラもなくなってしまい、自宅で亡くなってしまうケースもあります。

まとめ

病院を受診するかどうかは「メリット」「デメリット」をかんがえて決めるようにしましょう。

感染の拡大予防という観点からすると、「健康」で「症状がかるい」場合には自宅で安静にして過ごすのが良いでしょう。

ただし「症状がひどい」「免疫が低いひと」はためらわずに病院を受診しましょう。

この新型コロナ時代、病院を受診する際には事前に医療機関に受診してもいいのか確認するようにしましょう。そして、必要があれば保健所に相談するようにしましょう。

病院を受診するときはまわりにうつさないように、意識的に「3密」を避けるようにして、かならずマスクを着けて咳エチケットに注意しましょう。そして、病院の待合いも「隔離スペース」があればそこで待つようにしましょう。

感染を広げないように意識するひとが一人でも増えてくれることを願っています。

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