濃厚接触者の判定について思うこと【新型コロナ】

結論ですが

新型コロナウイルスの急速な感染拡大について「濃厚接触者の判定」について思うことがあります。

この記事は「濃厚接触者の判定」について思うことを書いています。

新型コロナウイルスの現状

新型コロナ感染の拡大を受けて、感染者数が急増しております。

それを受けて、国や自治体では、その対応に追われております。

新型コロナウイルスの感染者への対応はもちろんのこと、濃厚接触者の判断・自宅待機の指示、感染ルートの特定などが行われます。
さらに、まわりで新型コロナウイルスが発生して濃厚接触者には当てはまらないがグレーな人はどうすればいいのか、風邪っぽい症状があるがコロナの検査が予約でいっぱいで受けられない場合どうすればいいのか、健康に関する相談などさまざまな問い合わせに対応しなければなりません。

新型コロナウイルスの急速な拡大によって、それら業務が回らず、パンク状態です。

とくに保健所の疫学調査班による、濃厚接触者の判定や、濃厚接触者に対する自宅待機などの指示を行うことが出来ないのが現状です。

判定は感染者本人に委任

新型コロナ感染の拡大のため、濃厚接触者の判定や、濃厚接触者に対する自宅待機・健康状態の観察などは、感染者本人が軽症者で、入院でなく自宅療養するケースであれば感染者本人に委ねることになっているのが現状です。

実際に、感染者本人が濃厚接触者の判断をするとなると、難しいです。
濃厚接触者と判断された場合、自宅待機が必要になるため、行動が制限されてしまいます。そのため、極力、濃厚接触者と判断したくない気持ちが出てくるかと思います。

ただし、濃厚接触者の判断は、コロナウイルスの感染拡大を予防する上ではとても大切です。

濃厚接触者の判断には、「感染の拡大予防」と「行動制限」との間で、揺れ動くでしょう。

「感染防止」と「社会活動」というトレードオフの関係が出てくるのです。

判定は事業主にも委任

濃厚接触者の判断は、企業などのスタッフに出てしまうと「事業主」にも委ねられることになります。

事業主が、実際に感染者本人が濃厚接触者の判断をするとなると、難しいです。
濃厚接触者を判断して、自宅待機となってしまうと、人が足りなくなってしまい業務に支障を来してしまいます。
さらに、事業主から自宅療養を命じた場合、その休業分の補償は事業主が負担しなければならないのかという問題も出てきます。

濃厚接触者の判定の難しさ

濃厚接触者の判定は、実は難しいです。

濃厚接触者の基準はあるものの、個々のケースによってグレーにあたる部分、解釈が異なる部分があるため、人によって濃厚接触者の判定が違ってきます。

大きな基準でいうと「手の届く範囲(1m)以内、15分以上、マスク着用なし」というものがあります。

感染者と一緒にいた時間を正確に測っている人がいるでしょうか?

一緒にいる時間が、14分くらいだったかも…16分くらいだったかな…。

そうなってくると、濃厚接触者の判定になるかどうか微妙なラインとなります。

また「適切な感染防護(マスク着用など)なしに陽性者を診察・看護・介護をした」というものがあります。

適切な感染防護とは何か?

その解釈は、人それぞれ違うでしょう。
ゴーグルやエプロンをする必要があるという人もいれば、マスクはN95でなければいけない、完全防護服が必要だったのではと思う人もいるでしょう。

そして、一概に診察・看護・介護といっても、行われることはさまざまです。
ウイルスの被曝量が多くなる行為、少なくなる行為、さまざまあります。

濃厚接触者の判定の責任

濃厚接触者の判定は、大きな責任がともないます。

濃厚接触者と判定されたら、自宅待機という「行動の制限」が必要になります。

また、濃厚接触者と判定されなかった場合、その後コロナの感染が判明した場合、責任を感じることになるでしょう。
たとえ、濃厚接触者でなかったとしても、陽性者からウイルスの曝露を少量でも受けていて、発症するケースもあるでしょうし、今回の陽性者とは全く別の場所で感染した可能性もあるでしょうし、色んな可能性を挙げればキリがないです。

濃厚接触者でないからといって、「100%」大丈夫ということはないのです。
反対に、濃厚接触者でも発症するのは約10%程度といわれており、問題ないことが多いのも事実です。

濃厚接触者の判定をするときに、大きな責任がともなうのです。

まとめ

今回は「感染拡大について思うこと」を書きました。

新型コロナウイルスによって、人々の生活が大きく変わりました。

「ヒトの活動」が増えると、感染リスクが高まります。

しかし、「ヒトの活動」が制限され過ぎてしまうと、「社会機能」はうまく働かなくなってしまいます。

「社会活動」と「感染拡大防止」のはざまで、どうあるべきか難しい判断に迫られます。

ヒトの動きがある限り、感染との戦いはなくなりません。
これからの時代、どのように付き合っていくか問われ続けていきます。

「宮の沢スマイルレディースクリニックホームページ」
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