結論ですが
こむら返りとは、ふくらはぎの筋肉が、けいれんすることをいいます。
この記事は「こむら返り」に悩んでいる人に向けて書いています。
さまざまな症状への悩みに関して説明しています。
この記事を読むことで「こむら返りの原因と対処法」についてわかります。
いたたた…
朝起きたら足がつった!?
どうすればいいですか?
このような悩みにお答えします。
寝ていると、突然足をつって、目が覚める。
このような経験あるかと思います。
足が痛くてうまく動かせない…
このような状況になったときにどのようにすれば良いでしょう。
今回は、「こむら返りの原因と対処法」について説明していきます。
この記事のまとめ
こむら返りとは?
こむら返りとは、ふくらはぎの筋肉が、けいれんすることをいいます。
一般的には、ふくらはぎの筋肉が、急につってしまうことをいいます。
医学的には、「有痛性筋けいれん」といって、強い痛みをともなう筋肉のけいれんのことをいいます。
「こむら」とは、ふくらはぎのことを指す言葉です。「こむら返り」は、ふくらはぎの筋肉がけいれんすることを指すことが多いですが、全身の筋肉のけいれんも、全身のこむら返りと言うこともあります。
こむら返りの原因
疲労
筋肉の疲労によって、こむら返りは起こりやすいです。
スポーツ・運動などで筋肉が疲労すると、自分の意思とは関係なく、筋肉を収縮しようとしたりします。そして、筋肉のけいれんにつながり、こむら返りが起こります。
電解質異常
電解質異常によって、こむら返りは起こりやすいです。
電解質によって、筋肉の収縮のバランスが保たれています。
電解質の異常が起こると、筋肉の収縮のバランスが乱れてしまいます。そして、筋肉のけいれんにつながり、こむら返りが起こります。
脱水
脱水によって、こむら返りは起こりやすいです。
大量の汗や下痢などで脱水状態になると、体内の水分バランスが乱れ、電解質異常が起こります。そして、筋肉のけいれんにつながり、こむら返りが起こります。
冷え
体の冷えによって、こむら返りは起こりやすいです。
とくに下半身の冷えによって、筋肉への血流が悪くなります。
筋肉へ十分な血流が行き渡らないと、筋肉の収縮のバランスが乱れてしまいます。
そして、筋肉のけいれんにつながり、こむら返りが起こります。
ちなみに、寒い冬の朝に、こむら返りは起こりやすいです。
こむら返りの対処法
ストレッチ
こむら返りへの応急処置として、まずは、ふくらはぎを伸ばします。
こむら返りは、筋肉が収縮してかたまった状態です。まずは、かたくなった筋肉をのばしてやるようにします。すると、筋肉がほぐれていき、痛みも和らいでいきます。
マッサージ
こむら返りへの対応として、ふくらはぎをマッサージします。
こむら返りで、かたくなった筋肉をマッサージをして柔らかくします。最初は、筋肉を触るだけで痛いかと思いますが、徐々に筋肉がほぐれていくと、痛みも和らいでいきます。
温める
こむら返りの対応として、ふくらはぎを温めます。
くりかえしですが、体の冷えによって、こむら返りは起こりやすいです。
ふくらはぎを温めることによって、こむら返りを防ぐとともに、筋肉の収縮が和らぎ、痛みも和らいでいきます。
くすり
こむら返りに「ダントロレン」「芍薬甘草湯」などのくすりが使われます。
「ダントロレン」は、筋弛緩薬という種類の薬であり、筋肉の収縮を和らげる作用がある薬です。筋肉の収縮が和らぎ、痛みも和らいでいきます。
また、「芍薬甘草湯」は、鎮痛・抗炎症作用のある漢方薬です。おもに筋肉の収縮による痛みを改善します。こむら返りの他、月経痛(子宮の筋肉の収縮による痛み)などにも使用されます。
まとめ
今回は「こむら返り」について説明しました。
朝起きたら足がつった!?
痛みが落ち着くまで様子をみようと思っても、
また筋肉に力が入ってしまい、さらに痛くなることも…
こむら返りは、とてもツライ症状です。
こむら返りになったときには、まずはストレッチをして筋肉を伸ばしましょう。
そしてマッサージをして、筋肉をほぐしてやっていくと、徐々に痛みは和らいでいきます。
こむら返りの薬が欲しい場合には、受診することをオススメします。
当クリニックでも処方できますし、一般的なクリニックでも処方できるかと思います。
この記事によって「こむら返り」の理解が深まり、一人でも多くの人に役立つことを願っています。
「宮の沢スマイルレディースクリニックホームページ」
https://www.miyanosawa-smile-lc.com/
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