月経の悩み【12つ】

結論ですが

月経とは、厚くなった子宮内膜が剥がれ落ちて出血とともに出てくる現象のことです。

この記事は「健康に関心のある」女性に向けて書いています。
女性特有の疑問・悩み・不安などが解決できればと思っています
この記事を読むことで「月経」についてわかります。

月経ってそもそも何ですか?

このような疑問にお答えします。

おおよそ小学校4年生から中学生にかけて、はじめての「月経」(生理)が来るかと思います。
そして、多くの女性は、おおよそ月に1回「月経」を経験していると思います。

毎回の月経のせいで予定が狂わされる…
月経のときは体調が悪い…
月経痛で悩まされる…
月経前の症状がつらい…
月経の量が多い…

など月経にまつわる症状はさまざまあります。
月経の症状によって生活に支障が出る人もいます。

なんで、こんなわずらわしい「月経」ってあるのだろうか?と思っている人は多いはずです。

月経とは、厚くなった子宮内膜が剥がれ落ちて出血とともに出てくる現象のことです。

では、月経について色々と教えてください!

ということで、今回は「月経に関する疑問」についてお答えしたいと思います。

この記事のまとめ

10.月経痛がひどい

月経痛がひどいのですが、どうするといいですか?

月経痛がひどい場合には、婦人科を受診して検査を受けるとともに治療を相談しましょう。

月経時の痛みがひどい場合には、子宮筋腫や子宮腺筋症、子宮内膜症などの病気が隠れている場合があります。
婦人科を受診して、エコー検査などを受けて、痛みの原因がないか検査を受けましょう。

また、月経痛は、子宮の「炎症」と「けいれん」などによって引き起こされます。

炎症を抑えるためにNSAIDsという種類の鎮痛薬を使用したり、芍薬甘草湯という漢方薬やブチルスコポラミンという子宮の筋肉のけいれんを抑える薬によって痛みを改善させることが出来ます。
また、低用量ピルや黄体ホルモンなどの使用によって普段から月経痛を和らげてくれるような治療法もあります。

11.月経は来なくても大丈夫ですか?

月経を3か月に一度だけ起こす、「ピル」があると聞いたのですが、月経って毎月こ

なくてもいいものなのでしょうか? 

ヤーズフレックスを使用したフレックス投与法によって、月経を最長で120日間来ないようにすることが可能です。

フレックス投与法では、ピルを連続投与することで、「休薬期間の回数」を少なくすることができ、「消退出血」(月経のような出血)の回数を減らすことができます。

毎月月経が来ないと心配になるかと思いますが、フレックス法においては体への影響はとくに心配する必要はありません。
ちなみに、何かしらの原因で女性ホルモンの分泌が低下してしまい月経が来ない状態が持続すると、将来的な骨粗しょう症や脂質異常症などのリスクが上昇します。
ピルには女性ホルモンが含まれるため、それを服用している状態であれば、女性ホルモンは補われているため、体への影響は問題ないです。

12.月経は腟洗浄で早く終わるか

月経終わりに腟洗浄をすると早く終わると聞いたことがあるのですが、本当ですか?

月経の終わりの時期に腟洗浄を行うことによって、月経を少し早く終わらせることができます。

厚くなった子宮内膜が剥がれて月経は起こります。
月経の終わりの時期には、腟の中に古くなった月経血が残っており、暗赤色や茶色の出血としてゆっくりと出てくることが多いです。
腟洗浄を行うことによって、腟の中に残っている月経血を洗い流すことができて、月経を少し早く終わらせることができます。

ただし、腟洗浄によって実際の月経期間を短くするような効果はないため、古くなった月経血が出てくる「1日から3日程度」短くなる程度なのでご留意ください。

また、腟洗浄が不適切に行われたり、過剰に行われると、腟の中の菌のバランスが乱れて感染を引き起こしたり、腟の中がキズついてしまうこともあるため注意が必要です。

まとめ

今回は「月経の疑問」について説明しました。

この記事によって「月経」について知り、一人でも多くの人に役立つことを願っています。

「宮の沢スマイルレディースクリニックホームページ」
https://www.miyanosawa-smile-lc.com/

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