3相性のピルとは?

結論ですが

3相性のピルとは、成分の配合比率を変えた「３つの錠剤」を飲み分けるタイプのピルです。

この記事は「ピル」について知りたい女性向けに書いています。
「ピル」に関する疑問・悩み・不安などが解決できればと思っています。
この記事を読むことで「3相性のピル」についてわかります。

「3相性のピル」って何ですか？

このような疑問にお答えします。

「避妊」や「月経による症状をやわらげる」ため、これからピルを飲みはじめたいと思うかもしれません。

そのときに、ピルにはたくさんの種類があって悩まれるかと思います。
「1相性」「3相性」など耳にするかと思います。

「3相性のピル」って何だろう?

ということで、今回は「3相性のピル」について説明します。

「宮の沢スマイルレディースクリニックホームページ」
https://www.miyanosawa-smile-lc.com/

この記事のまとめ

「3相性のピル」とは、成分の配合比率を変えた「３つの錠剤」を飲み分けるタイプのピルです。

ピルには「1相性」と「3相性」があります。
ピルは、1日1錠、21日間で「21錠」の実薬を飲むことになりますが、「1相性のピル」は、21錠の成分がすべて同じものになっています。
それに対して、「3相性のピル」は、成分の配合比率を変えた「３つの錠剤」を飲み分けるタイプのピルです。

「はじめに飲むピル」と、「次に飲むピル」と、「最後に飲むピル」の「3種類のピル」が含まれています。
錠剤の飲む順に、黄体ホルモンの配合比率を増やしていたり、卵胞ホルモンの配合比率を変えていたり、自然に近いホルモンバランスとなるようになっております。

なお、28日タイプでは、それらに加えて偽薬が「7錠」含まれています。

「3相性のピル」の特徴は、自然に近いホルモンバランスになるように成分の配合比率を変えていることです。

「3相性のピル」の特徴は、自然に近いホルモンバランスになるようになっており、「1相性のピル」と比べると、「不正出血」の副作用が起こりにくいです。

なお、「月経痛」「月経前症候群」「避妊」などの効果に関しては、「1相性のピル」も「3相性のピル」も同等程度と言われています。

「3相性のピル」の商品として、「トリキュラー」「アンジュ」「ラベルフィーユ」「オーソ」「シンフェーズ」などがあります。

「3相性のピル」にはさまざまあります。
各製薬メーカーによって、「３つの錠剤」の成分の配合比率や、「３つの錠剤」の数などが違います。
また、「21日タイプ」や「28日タイプ」のもの、「サンデースタート」のものなどあります。

商品名として、「トリキュラー」「アンジュ」「ラベルフィーユ」「オーソ」「シンフェーズ」などがあります。

「3相性のピル」の飲み方は、月経開始とともに内服を開始して、ピルのシートに記載してある通りに飲みましょう。

「3相性のピル」の飲み方は、色分けしている3種類のピルを順番に内服することになります。
月経開始とともに、ピルを内服開始します。そしてピルのシートに記載してある順番通りに内服すれば、3種類のピルを正しく順番に内服することになります。

「21日タイプ」では「21日間の実薬を飲むこと」と「7日間の休薬期間をもうけること」を繰り返して飲んでいきます。

「28日タイプ」は、「21錠」の「実薬」に加えて、「7錠」の「偽薬」を入っています。

つまり、毎日くすりをのむことで「21日間の実薬期間」と「7日間の休薬期間」が自然に出来上がることになります。
毎日くすりをのむという習慣が途絶えないで済み、ピルの飲み忘れを防ぐことができます。

サンデースタートは、月経が始まった次の日曜から飲み始めることになります。

ピルは月経が開始した日から飲み始めますが、サンデースタートのタイプでは、月経が始まった次の日曜から飲み始めることになります。
たとえば、月曜に月経が開始したら、次の日曜から飲み始めることになります。
サンデースタートのピルとして、3相目のピルである「シンフェーズ」などがあります。

今回は「3相目のピル」について説明しました。

ピルの種類はたくさんあります。

「1相性」「3相性」に加えて、「21日タイプ」「28日タイプ」、「低用量」「超低用量」「中用量」「高用量」などがあったりと、選択肢が多くて、選ぶのに苦労するかと思います。

担当医と相談して自分にあったピルを選ぶようにしましょう。

この記事によって「3相性のピル」についての理解が深まり、ピルを選ぶ時に役に立てていただければ幸いです。

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