自責思考と他責思考

結論ですが

自責思考によって、自分の成長が加速します。

この記事は「自責思考と他責思考」に関して説明しています。

まとめ

自責思考と他責思考

自責思考とは、物事がうまくいかない時に、その原因が「自分」にあるとして考える人のことをいいます。

一方、他責思考とは、物事がうまくいかない時に、その原因が「自分以外」(その状況や他人)にあるとして考える人のことをいいます。

では、自責思考と他責思考について具体例を交えながらみていきましょう。

自責思考と他責思考の例

ケース1:旅行先で道に迷ってしまったとき。

【他責思考の考え方】

「この標識とてもわかりにくいわね」
「あなたが、こっちの道っていうから悪いのよ」
「そもそも、こんな面倒な旅行に誘って来ないでよ」

はじめての土地での旅行で道に迷ったとき。

他責思考では、自分以外のもの、たとえば標識のせいにしたり、他人のせいにしたりしてしまいます。
標識なんて、すぐに変えられるものではない、他人を変えることは難しいです。
結局、そこには解決策はなく、状況は変わらず、自分も一緒に旅している人も嫌な気持ちを抱えたまま過ごすことになるでしょう。

【自責思考の考え方】

「さっきの分かれ道の判断が違ったんだ」
「あの標識は分かりにくいから気をつけよう」
「地図をみて現時点がどこなのか確認してみよう」

自責思考では、物事がうまくいかない時に、その原因が「自分」にあるとして考えます。

原因を自分に求めることで、自分の判断のどこが間違っていて、どこを改善すればいいか、など考えることが出来るのです。
すると、正しい道に戻ることに集中することができ、解決できる可能性が上がり、状況は良い方向にすすむでしょう。

ケース2:上司に提案するものの受け入れてくれない。

【他責思考の考え方】

「もっと話を聞いてくれてもいいじゃないか」
「上司に変わってほしい」
「こんな良い案なのに…。わからずや」

会社の上司に提案しても自分の案が受け入れてくれないとき。

他責思考では、他人(上司)のせいにしてしまいます。

「他人」のせいにしているだけでは、何も状況は変わりません。
名言ですが、「過去」と「他人」は変わりません。

「他人」は変わらないので、変わらないものを変わって欲しいと願っても到底無理なのです。状況は変わらないし、ストレスがたまるだけなのです。


【自責思考の考え方】

「なんで上司はこの案を通さなかったのか考えてみよう」
「提案する方法を改善してみよう」
「よくわからなかったので、問題点などを上司に聞いてみよう」

自責思考では、物事がうまくいかない時に、その原因が「自分」にあるとして考えます。

「何か提案すること」は大切です。それとともに「どう提案するか?」ということもとても大切です。
提案が通らないのであれば、その必要性をじっくりと説明したり、上司がどんなことを気にしているのか聞いてみたり、何回もあきらめずにトライしましょう。あなたの熱意が伝われば、その提案が通ることでしょう。

自責思考では、自分で改善できることを考えて、上司に違う方法でアプローチすることで、あなたの案が採用されるかもしれません。
改善する過程で、あなたの案はもっと良いものに変わるかもしれません。

結果として、状況は良い方向に変わるでしょう。

他責思考を捨てよう

他責思考を捨てましょう。

他責思考をすれば、問題を他人のせいにするので、とても楽ではあります。
ただし、他責思考の先には、状況が良くなることはまずないのです。

他責思考の究極の形として、「いじめ問題」「殺人事件」などにも関わってきます。

あなたの見た目が悪いから
あなたは勉強ができないから
歩き方が気持ち悪いから

私はあなたをいじめます。

あなたがとても憎いから
気に入らないことがあってカッとなって
死んだ母親を生き返らせてくれないから

私はあなたを殺しました。

他責思考がエスカレートすると他人をキズつけてしまいます。
とても危険な考え方といえるでしょう。

自責思考で成長を

自責思考によって成長します。

自責思考を心がけると、物事がうまくいかないときに、問題の解決策をみつける能力が磨かれるでしょう。

さらに、そんな自責思考を心がけている人のまわりに自然と人は集まってきます。
他責思考では、問題を他人のせいにするので、近くにいれば人のせいにしてくるので、近づきたくものです。

結局、「過去」と「他人」は変わらないので、変わるべくは「今」と「自分」なのです。

物事がうまくいかないときに、
「今」これから「自分」が何をすればいいのか、フォーカスすることが重要なのです。

自責思考によって、成長は加速していきます。

まとめ

今回は「自責思考と他責思考」について書きました。

何か物事がうまくいかないときには「自責思考と他責思考」を思い出してみましょう。

自責思考を心がけて、さらに成長していきましょう。

「宮の沢スマイルレディースクリニックホームページ」
https://www.miyanosawa-smile-lc.com/

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