日焼け止めの塗り方は?

結論ですが

日焼け止めは、「正しい方法」「正しい部位」「正しいタイミング」「正しい塗り直し」で使いましょう。

この記事は「健康について関心のある」人に向けて書いています。
健康に関するさまざまな疑問・不安・悩みなどが解決できればと思っています。
この記事を読むことで「日焼け止めの塗り方」についてわかります。

日焼け止めの正しい塗り方ってあるのですか?

このような疑問にお答えします。

今年の夏は暑い日が続きます!
ここ札幌では、連日の暑い日が続いて、かなりしんどい人が多いかと思います。

そんなときは、海水浴やプールなどに行きたいですね。

とくに強い日差しの時には、「紫外線」が心配になるかと思います。
そんなときに「日焼け止め」を使いたいですね。

では、日焼け止めはどのように塗ればいいですか?

ということで、今回は「日焼け止めの塗り方」について説明します。

この記事のまとめ

日焼け止めの効果

紫外線の影響

紫外線の影響によって、皮膚に対して「シミ」「シワ」や「皮膚がん」などを引き起こしたり、眼に対して「白内障」「紫外線角膜炎」(ゆきめ)や「翼状片」「白内障」などの原因になります。

日焼け止めの効果

皮膚に日焼け止めを塗ることで、紫外線から守ることができます。

紫外線には、光の波長の長さによって「UV-A」「UV-B」「UV-C」の3つの種類があります。
とくに、「UV-A」や「UV-B」は地表に届いて、我々の体に影響を与えます。
日焼け止めを塗ることで、紫外線の皮膚に対するダメージをおさえることが出来るのです。

日焼け止めの塗り方

実は、日焼け止めの塗り方にはコツがあります。

正しく日焼け止めを使わないと、紫外線から守ることが出来ません。

ということで、正しい「日焼け止めの塗り方」を説明します。
では、順にみていきましょう。

日焼け止めの塗り方は?

日焼け止めを適量とって、やさしく広げて伸ばすように塗るようにしましょう。

紫外線から肌を守るためには、日焼け止めが隙間なく均一に広がっている状態がベストです。少量を付け足したり、一度に多量につけてしまうと、ムラが出来てしまいがちです。

顔やからだも、日焼け止めは適量をとって、やさしく広げて伸ばすように塗るようにしましょう。

どこに塗るか?

肌が露出している部分、とくに「顔」「首」「腕」「脚」に塗るようにしましょう。

顔・首

適量を顔の5ヶ所(両ほほ・おでこ・鼻・あご)に置きます。

そして、指全体を使って、面積の広い「ほほ」からなじませます。
「おでこ」は中心から生え際に向かって、「鼻すじ」は上から下に、「あご」は中心からフェイスラインに向かってなじませます。
「目元」は目頭から目尻に向かってやさしくなじませます。

うで

日焼け止めを肘から手首まで線状にとります。

このとき、日焼け止めを容器から直接肌の上にストロー幅ほどとる「ストローづけ」を行います。
日焼け止めをとったら、手のひら全体で大きく円をかくようになじませます。

あし

腕と同じように日焼け止めを線状にとります。

日焼け止めをとったら、手のひら全体で大きく円をかくようになじませます。
焼けやすい外側から内側に向かってなじませるようにします。

いつ塗るか?

日焼け止めは、基本的には紫外線を浴びる外出前におこないましょう。

とくに晴れて日差しの強い日は、紫外線を多量に浴びます。
ただし、曇りの日にも紫外線はあるので注意しましょう。
さらに、屋内であって、日あたりが良い場所などでは、とくに紫外線に注意しましょう。

塗りなおしは?

SPF値をみる

日焼け止めのうち、とくに「SPF」が低いものは、細めに塗り直すようにしましょう。

日焼け止めに記載してある「SPF」(Sun Protection Factor)は、「紫外線防御指数」のことです。SPFには「1-50」まであり、数値が高いほど効果の持続時間も長くなります。
「SPF1」だと、塗ってから効果が続くのは約20分間ですが、「SPF50」だと、塗ってから約16時間効果が続きます。

「SPF」が低いものは、効果の持続時間が短くなるため、細めに塗り直すようにしましょう。

塗り直し方

日焼け止めは、「パウダー」と「日焼け止めスプレー」を使うのがオススメです。

とくに崩れがひどくなければ、パウダーをポンポンとたたくようにしましょう。テカリが出ている場合は、脂取り紙え脂分をふき取ってからパウダーを乗せるようにしましょう。

そして、その上から「日焼け止めスプレー」をかけましょう。ただし顔に関して言うと、直接かけて良いものと、手に出してから付けるものがあるので、確認してから行いましょう。

「日焼け止めクリーム」などでは、500円玉程度の大きさを出して、指でトントンと置いていくように塗ります。この時に、擦らないようにしましょう。

まとめ

今回は「日焼け止めの塗り方」について説明しました。

とくに夏は日差しが強く紫外線が心配です。
海水浴やプールなどに行ったときには紫外線対策をしっかりしておきたいです。

紫外線を浴びることによって、「日焼け」などすぐに起こる症状もあれば、「皮膚がん」など後から起こるものもあります。

夏の日差しが強いときには、とくに紫外線対策を意識するようにしましょう。

そして、正しい「日焼け止めの塗り方」をおこない、肌を守るようにしましょう。

この記事によって「日焼け止めの塗り方」の理解が深まり、紫外線から体を守って、いつまでも健康的に過ごせて頂ければ幸いです。

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