結論ですが
減塩生活をすすめる理由として「生活習慣病を予防する」「胃がんリスクをおさえる」「
骨粗鬆症リスクをおさえる」などがあります。
この記事は「減塩生活」について書いています。
食事・栄養に関するさまざまな疑問・不安・悩みなどが解決できればと思っています。
この記事を読むことで「減塩生活をすすめる理由」についてわかります。
減塩した方が良いといわれていますが、なぜですか?
このような疑問にお答えします。
医食同源という言葉があるように、われわれの体は食べたものから作られています。
食べ物によって健康的に過ごすことができるのです。
反対に食べ物によって不健康になってしまうおそれもあります。
我々、日本人は塩分を多く摂取しがちです。
一日の塩分摂取量の目安は
男性7.5g未満
女性6.5g未満
となっております。
しかし、日本人の平均塩分摂取量は
男性10.9g
女性9.3g
と、非常に多くなっております。
では、減塩した方が良いのはなぜですか?
ということで、今回は「減塩生活をすすめる理由」について説明していきます。
「宮の沢スマイルレディースクリニックホームページ」
https://www.miyanosawa-smile-lc.com/
この記事のまとめ
1.生活習慣病を予防する
減塩生活をすすめる理由として「生活習慣病を予防すること」があります。
塩分を摂りすぎると、血液中のナトリウムが増えることで、塩分濃度を一定に保つために体の中に水分量が増えます。
とくに血液中の水分量が増えるため、血管に強い力がかかるため、「高血圧」につながります。
慢性的に高血圧の状態で、血管に強い圧力が加わる状態が続くと、血管がキズついてしまい動脈硬化が引き起こり、脳血管疾患や冠動脈疾患などの血管疾患のリスクがあがります。
また、心臓に負担がかかるため「心疾患」、腎臓にも負担がかかるため「腎疾患」などの原因になります。
減塩生活をすることによって、塩分摂取過多にともなう生活習慣病を予防することにつながるのです。
減塩生活をすすめる理由として「生活習慣病を予防すること」があります。
2.胃がんリスクをおさえる
減塩生活をすすめる理由として「胃がんリスクをおさえること」があります。
塩分を摂りすぎると、口の中や食道・胃などの消化管の表面の粘膜に刺激が加わります。
口の中であれば、口内炎の原因になりますし、食道や胃であれば、食道炎や胃炎などにつながります。
慢性的に胃に炎症が起こる状態になると、胃の粘膜を修復するエラーから「胃がん」が発生してしまう可能性があります。
実際に塩分摂取量が多いと、胃がんリスクが増えることが判明しています。
減塩生活をすることによって、塩分過多にともなう胃がんリスクをおさえることができるのです。
減塩生活をすすめる理由として「胃がんリスクをおさえること」があります。
3.骨粗しょう症リスクをおさえる
減塩生活をすすめる理由として「骨粗しょう症リスクをおさえること」があります。
塩分を過剰に摂取すると、塩分のナトリウムを体外に尿の中に排出しようと腎臓が働きます。そのときに、一緒にカルシウムも排出されてしまいます。
カルシウムは骨を作る大切な材料ですが、カルシウムが少なくなると骨粗しょう症につながります。
なお、骨は、常に「破壊」と「合成」を繰り返しています。
破骨細胞の働きで骨を壊して、骨芽細胞の働きで骨を作っています。
骨の「破壊」と「合成」が常に行われることによって、新しい骨が良いバランスで作られ続けているのです。
繰り返しですが、塩分を摂りすぎると、血圧があがり「高血圧」につながります。
塩分摂取が多く、高血圧になると、「破骨細胞」の働きが活性化するという研究報告があります。
骨の「破壊」が「合成」を上回ってしまい、骨の量は少なくなってしまい、骨粗しょう症につながります。
減塩生活をすることによって、塩分過多にともなう「骨粗しょう症」リスクをおさえることができるのです。
減塩生活をすすめる理由として「骨粗しょう症リスクをおさえること」があります。
まとめ
今回は「減塩生活をすすめる理由」について説明しました。
この記事によって「減塩生活をすすめる理由」についての理解が深まり、一人でも多くの人に役立つことを願っています。
「宮の沢スマイルレディースクリニックホームページ」
https://www.miyanosawa-smile-lc.com/
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