結論ですが
脱水症とは、体内の水分が足りない状態のことをいいます。
この記事は「夏の健康管理」について知りたいヒトに向けて書いています。
病気・健康・くすりに関して理解を深めるお手伝いができればと思っています。
この記事を読むことで「脱水症」についてわかります。
脱水症って何ですか?
このような疑問にお答えします。
最近は暑い日が続きますね。
ここ札幌でも暑い日が続いて、かなりしんどい人が多いかと思います。
北海道の人は、とくに暑さに弱いです。
暑い日には「脱水症」に注意するように、よく言われます。
「脱水症」って、よく耳にするけど、
そもそも「脱水症」って何ですか?
ということで、今回は「脱水症」について説明します。
「宮の沢スマイルレディースクリニックホームページ」
https://www.miyanosawa-smile-lc.com/
この記事のまとめ
1.脱水症とは
脱水症とは、体内の水分が足りない状態のことをいいます。
人間の体(成人男性)の「約60%」が水分で出来ています。
口から入った水分はの大部分は、腸から吸収されて体内に取り込まれます。そして、血管やリンパ管に入り、血液となって体のすみずみまで運ばれます。
水は全身に運ばれて、さまざまな生命活動を行う上で重要な役割をしております。
体内の水分が足りなくなる「脱水症」になると、さまざまな症状が現れたり、重度になると死に至ることもあります。
では、「脱水症」について詳しくみていきましょう。
2.脱水症の症状
軽症
口の渇き
皮膚・唇・舌の乾燥
食欲低下
全身倦怠感
立ちくらみ
重症
血圧低下
頻脈
意識障害
脱力
けいれん
3.脱水症の治療
水分摂取
脱水症の治療は、第一優先は「水分摂取」をすることです。
失われた水分をしっかりと摂取するようにしましょう。
このときに、ある程度の塩分(ミネラル分)も一緒にとるようにすると、効果的に体内に水分が吸収されます。
「経口補水液」や「薄めたスポーツドリンク」などがオススメです。
塩分補給
脱水症では、塩分補給もしっかり行いましょう。
脱水症では、大量の発汗から水分とともに塩分も失われていることが多いです。
塩分も補給して、失われた塩分も一緒に補給しましょう。
また、水分を体内に取り込むときに塩分も必要なので、適切な量を意識して摂取しましょう。
点滴
脱水症の治療は、「点滴」を行う場合もあります。
重度な脱水症だと、意識が低下していて、うまく口から水分をとれない場合があります。
また、食欲が低下していて、水分摂取すらも厳しいなんてことも。
そんなときは、点滴から水分や塩分(電解質)などを補給します。
まとめ
今回は「脱水症」について説明しました。
連日の暑さでやられている人は多いです。
温暖化の影響なのか、今年の夏はとくに暑いです。
夏場の暑い日には「熱中症」ともに「脱水症」に注意しましょう。
暑い日にもしっかりと健康管理をして、健康的に楽しく乗り越えましょう。
この記事によって「脱水症」についてわかり、一人でも多くの人に役立つことを願っています。
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