結論ですが、
市販の食品や飲料には、さまざまな食品添加物が使われており注意が必要です。
この記事は「健康のために食事を考えたい」ヒトに向けて書いています。
自身の健康への疑問・悩み・不安などが解決できればと思っています。
この記事を読むことで「注意すべき食品添加物」についてわかります。
注意が必要な「食品添加物」ってどのようなものがありますか??
このような疑問にお答えします。
われわれの周りには、さまざまな食品であふれています。
とくに、市販の食品や加工品などが沢山あり、食事に困るなんてことはないと思います。
食品の裏側などに「栄養成分表示」が書いてありますね。
じっくりと見てみると、実にさまざまな食品添加物が使われていることがわかるでしょう。
今回は「注意すべき食品添加物」について説明していきます。
この記事のまとめ
食品添加物とは?
食品添加物とは
食品衛生法では、「食品添加物」とは、食品を製造する過程で、または食品の加工や保存の目的で、食品に添加・混和などの方法によって使用されるものとされています。
つまり、食品添加物は、食品を作るときに、添加される物質のことをいいます。
食品添加物の目的
食品添加物は、さまざまな目的のために使用されます。
具体的にいうと、食品の形を整えたり、色や美味しさを演出したり、味や香りを良くしたり、栄養成分を補ったり、品質を保ったりする目的があります。
食品添加物の種類
食品添加物は目的に応じてさまざまな種類があります。
現在では、400種類以上の天然添加物が食品添加物として認められています。
今回は、数ある食品添加物の中で、とくに避けた方が良いものを5つに絞って順に説明します。
注意すべき食品添加物1:亜硝酸ナトリウム
特徴
亜硝酸ナトリウムは、食品の色を保つための「発色剤」として使われます。
安定した食肉の色を保つ効果や、ボツリヌス菌などの多数の細菌の生育をおさえる効果があります。
危険性
亜硝酸ナトリウムは、「発がん性」の危険性が一番指摘されています。
他にも「アレルギー疾患」「うつ病」「頭痛」「記憶障害」などのリスクがあります。
食品
亜硝酸ナトリウムは、ハム・ウインナー・ベーコンなどの「食肉加工品」、魚肉ソーセージ、いくらなどの食品に使われてます。
注意すべき食品添加物2:サッカリン
特徴
サッカリンは、甘味をつける「合成甘味料」として使われます。
世界で初めて作られた「人工甘味料」であり、甘みはショ糖の「700倍」と言われています。
危険性
サッカリンは、「発がん性」の危険性があるとして一時使用を禁止されていました。
今では安全に使える食品添加物だと厚生労働省から認められていますが、「胃粘膜障害」「緩下作用」「染色体異常」「不妊症」などのリスクがあります。
食品
サッカリンは、「清涼飲料水」「ガム」「乳飲料」「缶詰」「ソース」などの食品に使われてます。
注意すべき食品添加物3:ソルビン酸
特徴
ソルビン酸は、食品の品質を保つ「保存料」として使われます。
カビ・酵母・細菌など幅広く病原体の生育をおさえて、保存性を高める効果があります。
危険性
ソルビン酸は、亜硝酸と結合すると「発がん性」の危険性があります。
他にも「肝臓肥大」「成長抑制」などのリスクがあります。
食品
ソルビン酸は、「ジャム」「あん」「練り物」「漬物」「みそ」などの食品に使われてます。
注意すべき食品添加物4:タール色素
特徴
タール色素は、食品を着色するために使われる「着色料」として使われます。
着色料は、他にも「カラメル色素」「コチニール色素」「赤色2号」「赤色3号」「赤色104号」などがあります。
危険性
タール色素は、「発がん性」「不妊症」「発育不全」などのリスクがあります。
食品
タール色素は、「ジャム」「あん」「和菓子」「アイスクリーム」「ソーセージ」などの食品に使われてます。
注意すべき食品添加物5:ショートニング
特徴
ショートニングは、動物油や植物油を原料としたクリーム状の油脂です。
味がないためそのまま食べることはできませんが、食品などに練り込んでおいしさを引き出すために使われます。
危険性
ショートニングは、「トランス脂肪酸」という健康に悪い脂質を多く含みます。
とりすぎると、「肥満」「糖尿病」「脂質代謝異常症」などの生活習慣病や、「心筋梗塞」「狭心症」「脳卒中」などの心臓血管疾患のリスクがあります。
食品
ショートニングは、「菓子パン」「ケーキ」「アイスクリーム」「フライドポテト」などの食品に使われてます。
まとめ
今回は、「注意すべき食品添加物」について説明しました。
みなさんにとって「健康」というものがとても大切だと思います。
そして、「健康」のためには「食」というものがとても大切です。
食事は人の口から体に入ってくる大切なものです。
食事によって摂取された栄養によって、われわれの体が出来上がるのです。
「医食同源」という言葉がある通り、「食」というものはとても重要です。
食品添加物は我々の食生活を便利にしてくれる半面、健康を害してしまうものもあります。
この記事によって、「注意すべき食品添加物」についての理解が深まり、一人でも多くの人が健康的に日々の生活を送れることを願っています。
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