食品添加物の種類は?【食と健康】

結論ですが、
市販の食品や飲料には、さまざまな食品添加物が使われています。

この記事は「健康のために食事を考えたい」ヒトに向けて書いています。
自身の健康への疑問・悩み・不安などが解決できればと思っています。
この記事を読むことで「食品添加物の種類」についてわかります。

「食品添加物」ってどのような種類がありますか??

このような疑問にお答えします。

われわれの周りには、さまざまな食品であふれています。
とくに、市販の食品や加工品などが沢山あり、食事に困るなんてことはないと思います。

食品の裏側などに「栄養成分表示」が書いてありますね。
じっくりと見てみると、実にさまざまな食品添加物が使われていることがわかるでしょう。

今回は「食品添加物の種類」について説明していきます。

この記事のまとめ

食品添加物とは?

食品添加物とは

食品衛生法では、「食品添加物」とは、食品を製造する過程で、または食品の加工や保存の目的で、食品に添加・混和などの方法によって使用されるものとされています。
つまり、食品添加物は、食品を作るときに、添加される物質のことをいいます。

食品添加物の目的

食品添加物は、さまざまな目的のために使用されます。
食品の形を整えたり、色や美味しさを演出したり、味や香りを良くしたり、栄養成分を補ったり、品質を保ったりする目的などで使われます。

食品添加物の種類

食品添加物は目的に応じてさまざまな種類があります。

今回は、食品添加物はどのような種類があるのか順にみていきましょう。

食品添加物の種類1:甘味料

甘味料は、食品に甘味を与える目的で使用されます。
「サッカリン」「アスパルテーム」「キシリトール」「アセスルファム」「ステビア」などがあります。

食品添加物の種類2:着色料

着色料は、食品の色調を調節するために使用されます。
「タール色素」「ウコン色素」「アナトー色素」「赤色2号」「赤色102号」などがあります。

食品添加物の種類3:保存料

保存料は、細菌などの発育をおさえて食中毒を予防し、食品の保存性を良くするために使用されます。
「ソルビン酸」「安息香酸」「プロピオン酸」「ポリリジン」「しらこたん白抽出物」などがあります。

食品添加物の種類4:増粘剤・安定剤・ゲル化剤

増粘剤は、食品に滑らかな感じや粘り気をあたえ、分離を防止し、食品の安定性を良くするために使用されます。
「ペクチン」「カラギナン」「キサンタンガム」「カルボキシメチルセルロース」「グァームガム」などがあります。

食品添加物の種類5:酸化防止剤

酸化防止剤は、油脂などの産科を防ぎ、食品の保存性を良くするために使用されます。
「アスコルビン酸」「エリソルビン酸」「カテキン」「ジブルヒドロキシトルエン」「トコフェノール」などがあります。

食品添加物の種類6:発色剤

発色剤は、食品の色調や風味を良くするために使用されます。
「亜硝酸ナトリウム」「硝酸ナトリウム」「硝酸カリウム」などがあります。

食品添加物の種類7:漂白剤

漂白剤は、食品を漂白し、白くキレイにするために使用されます。
「亜塩素酸ナトリウム」「亜硫酸ナトリウム」「次亜硫酸ナトリウム」「二酸化硫黄」などがあります。

食品添加物の種類8:防かび剤・防ばい剤

防かび剤は、食品の「かび」を発生を防止するために使用されます。
「オルトフェニルフェノール」「ジフェニル」「イマザリル」「チアベンダゾール」「フルジオキソニル」などがあります。

食品添加物の種類9:乳化剤

乳化剤は、「水」と「油」のような本来混ざらないものを均一に混ぜるために使用されます。
「グリセリン脂肪酸エステル」「サポニン」「ショ糖脂肪酸エステル」「レシチン」などがあります。

食品添加物の種類10:膨張剤

膨張剤は、食品をふっくらと膨張させて、ソフトな仕上がりにするために使用されます。
「炭酸水素ナトリウム」「グルコノデルタラクトン」「硫酸アルミニウムカリウム」などがあります。

食品添加物の種類11:調味料

調味料は、食品に「うまみ」などを与え、味を整えるために使用されます。
「アミノ酸」「グルタミン酸ナトリウム」「イノシン酸二ナトリウム」「クエン酸カルシウム」「グルコン酸カリウム」などがあります。

食品添加物の種類12:酸味料

酸味料は、食品に酸味を与えるために使用されます。
「クエン酸」「乳酸」「酒石酸」などがあります。

食品添加物の種類13:苦味料

苦味料は、食品に「にがみ」を与えるために使用されます。
「カフェイン」「ナリンジン」「ニガヨモギ抽出物」などがあります。

食品添加物の種類14:光沢剤

光沢剤は、食品の表面を保護し「光沢」を与えるために使用されます。
「シェラック」「ミツロウ」「パラフィンワックス」などがあります。

食品添加物の種類15:ガムベース

ガムベースは、チューインガムの基材のために使用されます。
「エステルガム」「チクル」「酢酸ビニル樹脂」「ジェルトン」などがあります。

食品添加物の種類16:栄養強化剤

栄養強化剤は、食品の栄養を強化するために使用されます。
「ビタミン類」「ミネラル類」「アミノ酸類」などがあります。

食品添加物の種類17:香料

香料は、食品に香りをつけるために使用されます。
「オレンジ香料」「バニリン」「アセトフェノン」などがあります。

食品添加物の種類18:その他

その他、食品の製造や加工するときに使用される食品添加物です。
とうふをつくるときの「豆腐用凝固剤」、柔らかくて弾力のある食感を出す「かんすい」、型くずれを防止する「離型剤」などがあります。

まとめ

今回は、「食品添加物の種類」について説明しました。

みなさんにとって「健康」というものがとても大切だと思います。
そして、「健康」のためには「食」というものがとても大切です。

食事は人の口から体に入ってくる大切なものです。
食事によって摂取された栄養によって、われわれの体が出来上がるのです。
「医食同源」という言葉がある通り、「食」というものはとても重要です。

食品添加物は我々の食生活を便利にしてくれる半面、健康を害してしまうものもあります。
そのような注意すべき「食品添加物」について今後紹介してきたいと思います。

この記事によって、「食品添加物」についての理解が深まり、一人でも多くの人が健康的に日々の生活を送れることを願っています。

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