結論ですが
HPVワクチンを受けた後には「副反応」に注意して経過をみるようにしましょう。
この記事は「HPVワクチン」について知りたい人に向けて書いています。
健康に関するさまざまな疑問・不安・悩みなどが解決できればと思っています。
この記事を読むことで「HPVワクチンを受けた後の注意点」についてわかります。
HPVワクチンを打った後は、どのようなことに注意すればいいですか?
このような疑問にお答えします。
HPVワクチンの副反応問題などで、ここ数年HPVワクチンを接種しなかった人は多いかと思います。
HPVだけではないのですが、ワクチン接種によって副反応が起こる可能性があります。
副反応をしっかりと知ることで、ワクチンをより安全に接種することが出来ます。
では、HPVワクチンを打った後、注意することは何ですか?
ということで、今回は「HPVワクチンを受けた後の注意点」について説明していきます。
この記事のまとめ
HPVワクチンとは
「HPVワクチン」は、「子宮頸がんの予防接種」で用いられます。
子宮頸がんのほとんどは「HPV」(ヒトパピローマウイルス)というウイルス感染が原因です。性交渉などによって「HPV」が子宮の入り口近い部分(子宮頸部)に感染します。
「HPVワクチン」によって、「HPV」の感染を予防することで、子宮頸がんを予防することできます。
HPVワクチンを受けた当日
接種後は経過観察を
HPVワクチン接種後は、座って様子をみるようにしましょう。
ワクチンを受けたことに対する緊張や痛みをきっかけに具合が悪くなることがあります。
迷走神経反射とよばれ、立ちくらみ・血の気が引くような感じ・時には意識を失う場合などあります。
万が一、倒れてしまってもケガをしないように、背もたれのあるイスに座って休むようにしましょう。
激しい運動や飲酒は控えましょう
HPVワクチンを接種した24時間以内は、激しい運動や飲酒は控えましょう。
ワクチン接種によって、副反応が起こる可能性があります。ワクチンを接種して24時間以内は、「激しい運動」や「飲酒」など体調に変化をきたすような行動は控えるようにしましょう。
ただし、ワクチンによる副反応によって体調が悪い場合には、24時間後であっても体調が改善するまでは、激しい運動や飲酒控えるようにしましょう。
入浴は可能です
HPVワクチンを接種して1時間以上経過していれば入浴しても大丈夫です。
ただし、注射した部分を強くこすらないように注意しましょう。また、ワクチンによる副反応によって体調が悪い時には、入浴は控えるようにしましょう。
HPVワクチンを受けた数日
注射部位の痛み・腫れ
HPVワクチンを接種した部分の痛み・腫れは多くの人に起こります。
腫れている部分を冷却したり、鎮痛剤を使用して対応します。
発疹、じんましん、かゆみ
HPVワクチンを接種した後に、皮膚に「発疹」や「じんましん」が出来てかゆくなることがあります。
かゆみ止めの飲み薬や軟膏を使用して対応します。
多様な症状
手足に力が入りにくい、広い範囲の痛み、体の一部が勝手に動いてしまう不随意運動などの多様な症状が起こった場合には、接種を受けた医師やかかりつけに相談するようにしましょう。
病状によっては、ワクチンの補償・救済制度の対象になる可能性があります。
HPVワクチンの副反応
HPVワクチンによる副反応をまとめます。
副反応
HPVワクチンの副反応は、頻度が多いものから稀なものまでさまざまあります。
一時的なものが多く、時間経過とともに改善するものがほとんどです。
まれに重い副反応が起こることも
副反応については、接種との因果関係を問わず報告を集め、専門家が分析・評価しています。因果関係は不明ながら、報告のあった副反応を紹介します。
まとめ
今回は「HPVワクチンを受けた後の注意点」について説明しました。
子宮頸がんは、「HPVワクチン」と「定期的な子宮頸がん検診」で予防することができます。
「HPVワクチン」に対する正しい知識を身につけて、安全に接種を受けて、子宮頸がんを予防するようにしましょう。
日本でも「HPVワクチン」が普及することが、子宮頸がんのない世界につながります。
この記事によって「HPVワクチンを受けた後の注意点」の理解が深まり、子宮頸がんのない世界を目指していきましょう。
「宮の沢スマイルレディースクリニックホームページ」
https://www.miyanosawa-smile-lc.com/
コメントを残す