HPVワクチンと高校1年生女子

結論ですが

HPVワクチンは「小学6年生から高校1年生相当の年齢の女子」は原則無料で受けることができます。
そして、現在高校1年生の女子の場合には、標準的なスケジュールであれば「9月中」までに1回目の接種を受けるようにすれば、順調にいくと3回目の接種まで高校1年生のうちに終わり、すべて原則無料で受けることができます。

この記事は「HPVワクチン」について知りたい人に向けて書いています。
健康に関するさまざまな疑問・不安・悩みなどが解決できればと思っています。
この記事を読むことで「HPVワクチンと高校1年生女子」についてわかります。

高校1年の女子ですが、HPVワクチンの無料接種は、今からでも間に合いますか?

このような疑問にお答えします。

実際に「HPVワクチン」を受けたい場合、HPVワクチンの接種スケジュールが気になるかと思います。
「HPVワクチン」は定期接種であり、小学6年生から高校1年生の女子は、公費補助で原則無料で「HPVワクチン」を接種することができます。
(ただし、2価・4価ワクチンに限る。2021年9月現在)

HPVワクチンを接種するのであれば、高校1年の女子は、なぜ今のタイミングと言われているのですか?

ということで、今回は「HPVワクチンと高校1年生女子」について説明していきます。

この記事のまとめ

HPVワクチンとは

「HPVワクチン」は、「子宮頸がんの予防接種」で用いられます。

子宮頸がんのほとんどは「HPV」(ヒトパピローマウイルス)というウイルス感染が原因です。性交渉などによって「HPV」が子宮の入り口近い部分(子宮頸部)に感染します。
「HPVワクチン」によって、「HPV」の感染を予防することで、子宮頸がんを予防することできます。

HPVワクチンが推奨される年齢

HPVワクチンは、「10歳から14歳まで」に接種するのが最も推奨されます。

性交渉の経験をしていないうちに「HPVワクチン」を接種することが重要です。

一度、HPVに感染すると、HPVワクチンによる予防効果が下がってしまいます。
そして、HPVの感染は主に性交渉によって起こりますので、性交渉の経験をしていないうちにワクチンを接種することがオススメです。

また、ワクチンによる免疫獲得が良好な思春期の時期であることを考慮して、「10歳から14歳まで」に「HPVワクチン」を接種することが最も推奨されます。
そして、「15歳から26歳まで」が次に推奨されます。

HPVワクチンは3回接種

HPVワクチンは、「3回」接種することで効果が発揮されます。

HPVに対する免疫力を十分につけるためには、ワクチンを3回接種する必要があります。

HPVワクチンには、現在「2価ワクチン」「4価ワクチン」「9価ワクチン」の3種類あります。公費負担で接種できるものは「2価ワクチン」「4価ワクチン」の2種類です。(2021年9月現在)

「2価ワクチン」は出荷調整のため確保するのが難しい状況であり、実際には「4価ワクチン」(ガーダシル)を接種することが多いです。

HPVワクチンを公費負担で3回接種するには

HPVワクチンのスケジュール

結論をいうと、
「2価ワクチン」の標準的な接種スケジュールでは「6カ月」、最短の接種スケジュールでは「5カ月」かかることになります。
「4価ワクチン」の標準的な接種スケジュールでは「6カ月」、最短の接種スケジュールでは「4カ月」かかることになります。

高校1年生女子と公費補助

現在高校1年生の女子の場合には、標準的なスケジュールであれば「9月中」までに1回目の接種を受けるようにすれば、順調にいくと3回目の接種が高校1年生のうちに終わります。

最短の接種スケジュール(4価ワクチン)では、「11月中」までに1回目の接種を受けるようにすれば、順調にいくと3回目の接種が高校1年生のうちに終わります。

注意点

ただし、最短のスケジュールは、やむを得ない事情などのときに限ります。

ご自身の体調や、クリニックの診療時間、休診日・祝日など考慮して、余裕のあるスケジュールを計画してワクチンを安全に接種するようにしましょう。

また、ワクチンの種類は途中に変更することはできないので注意しましょう。

まとめ

今回は「HPVワクチンと高校1年生女子」について説明しました。

現在高校1年生の女子は、ちょうど9月の時期(遅くても11月)あたりに接種をはじめると、順調にいけば3回目まで無料接種で受けることができます。
接種するとしたら今のタイミングだと思います。

ただし、HPVワクチン接種を実際に受けるかどうか大変悩まれるかと思います。
とくに親御さんが頭を悩まされることになるかと思います。

くれぐれも、ワクチンによる効果と、副反応などのリスクをしっかりと検討した上で接種するか判断しましょう。

この記事によって「HPVワクチンと高校1年生女子」の理解が深まり、子宮頸がんのない世界を目指していきます。

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