HPVワクチンの副反応「副反応とは」

結論ですが

HPVワクチンの副反応は、頻度が多いものから稀なものまでさまざまあります。

この記事は「HPVワクチン」について知りたい人に向けて書いています。
健康に関するさまざまな疑問・不安・悩みなどが解決できればと思っています。
この記事を読むことで「HPVワクチンの副反応」についてわかります。

HPVワクチンの副反応はどんなものがありますか?

このような疑問にお答えします。

HPVワクチンの接種によって、子宮頸がんを予防することができます。

HPVワクチンは、子宮頸がんの原因である「HPV」(ヒトパピローマウイルス)に対する免疫をつけることが主な目的です。

ワクチンを接種したときに、免疫をつけること以外の反応(注射部位の腫れ、発熱など)のことを「副反応」と言います。

では、HPVワクチンの副反応はどんなものがあるだろう?

ということで、今回は「HPVワクチンの副反応」について説明していきます。

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この記事のまとめ

HPVワクチンの副反応

HPVワクチンの副反応は、頻度が多いものから稀なものまでさまざまあります。

副反応のほとんどが、一時的なものが多く、時間経過とともに改善するものがほとんどです。

また、ワクチン接種との因果関係は不明ながら、ワクチンを接種した後に起こった症状(副反応以外にも有害事象)についての報告も集めています。
その中でも、重い稀な症状も報告されており、ご紹介します。

では、順にみていきましょう。

HPVワクチンの主な副反応

HPVワクチンの主な副反応として、注射部位の痛み・発赤・腫れ、疲労感などがあります。

また、かゆみ、筋肉痛、関節痛、頭痛・腹痛、じんましん、めまい、発熱などが挙げられます。

頻度は低いですが、知覚異常、しびれ感、全身の脱力、手足の痛み、失神、リンパ節の炎症などがあります。

HPVワクチン接種後の稀な重い症状

HPVワクチンの接種によって、稀な重い症状の報告があります。

ワクチン接種による副反応が疑われる症状について、因果関係を問わず報告を集め、専門家が定期的に分析・評価しています。その中には、複合性局所疼痛症候群・アナフィラキシーショック・ギランバレー症候群・急性散在性脳脊髄炎などの稀な重い症状も含まれております。

副反応とは

そもそも、副反応とは、主にワクチンを接種した後におこる好ましくない反応のことをいいます。

ワクチン接種は、免疫力をつけるために行われます。
「免疫をつけること」以外の好ましくない反応(注射部位の腫れ、発熱など)のことを「副反応」と言います。

ワクチンは、感染症の原因となる細菌やウイルスなどの病原性を弱めたり、弱毒化して作られたものです。
ワクチンを接種すると、免疫反応が起こるため、程度の差はあれ、注射部位の腫れ・痛み・発熱などの症状が起こる場合がほとんどです。
これらの反応のうち、ワクチン接種との関係が否定できないものを「副反応」といいます。
一方、因果関係によらず、ワクチン接種した後などに起こる、好ましくない事象を「有害事象」といいます。

HPVワクチンにおいて、「副反応」だけでなく、因果関係によらない「有害事象」に関する情報も提供されており、稀な重篤な症状に関して、過剰な報道もあいまって、一般の人がHPVワクチンを恐れてしまったと言われております。