結論ですが
子宮内避妊具のメリットとして、「子宮内避妊具(IUD)」「銅付加IUD」「黄体ホルモン付加IUD」などがあります。
この記事は「子宮内避妊具」について知りたい女性に向けて書いています。
「避妊法」に関する疑問・悩み・不安などが解決できればと思っています。
この記事を読むことで「子宮内避妊具のメリット」についてわかります。
避妊法をどうするか検討していますが、子宮内避妊具のメリットは何ですか?
このような疑問にお答えします。
すべての女性には「リプロダクティブ・ヘルスおよびライツ」というものがあります。
簡単にいうと、「子供を産みたい時に産み」、「子供を産みたくない時に産まない」ということを自ら決定することができる権利です。
「子供を産みたくない時に産まない」
つまり、「望まない妊娠」を防ぐために「避妊法」に関する知識がとても重要となります。
避妊法には様々ありますが、今回は「子宮内避妊具」をピックアップします。
では、「子宮内避妊具のメリット」についてみていきましょう。
「宮の沢スマイルレディースクリニックホームページ」
https://www.miyanosawa-smile-lc.com/
この記事のまとめ
子宮内避妊具のメリット1:女性主体の避妊
「子宮内避妊具」によって、女性主体の避妊ができます。
望まない妊娠で被害を受けるのは「女性」です。
中絶することになった場合、手術によるダメージだけでなく、精神的なダメージを受けるのは「女性」になります。
日本において、コンドームによる避妊が主流であり、男性まかせになっています。
コンドームをつけてくれない、コンドームをつけても破損などで避妊に失敗することもあります。
つまり、「子宮内避妊具」を使用すれば、女性主体に避妊をすることが出来るのです。
子宮内避妊具のメリット2:長期の避妊
「子宮内避妊具」によって、長期の避妊ができます。
子宮内避妊具は一度使用すれば、長期間使用することができます。
製品にもよりますが、多くは約5年間使用することができるため、長期の避妊に向いています。
なお、5年間経った後は、子宮内避妊具を効果するか、必要なければ抜去することになります。
つまり、「子宮内避妊具」によって、約5年間程度の長期の避妊ができるのです。
子宮内避妊具のメリット3:確実な避妊
「子宮内避妊具」によって、確実な避妊ができます。
子宮内避妊具は、子宮の中に小さな器具を入れることで、受精卵が子宮内に着床するのを防げ、妊娠を防いでいます。
詳しくいうと、子宮の中に「IUD」という異物があることで、免疫反応が起こり、精子や受精卵の活動をおさえて着床するのを防いでいます。
製品にもよりますが、避妊効果は「95%以上」(中には99%以上のものも)あり、確実な避妊が期待できます。
つまり、「子宮内避妊具」によって、確実な避妊ができるのです。
子宮内避妊具のメリット4:低コスト
「子宮内避妊具」によって、低コストで避妊ができます。
製品にもよりますが、避妊目的で子宮内避妊具を使用する場合には「3万円から6万円」くらいの費用がかかります。
一見高いようにみえますが、5年間使えると考えた場合、1か月あたり「500円から1000円」程度の負担となります。
ピルを使用する場合、1か月あたり「2000円から3000円」程度の負担となりますので、長期的にみると子宮内避妊具は低コストといえます。
つまり、「子宮内避妊具」によって、低コストで長期の避妊ができるのです。
子宮内避妊具のメリット5:抜去すれば妊娠可能
「子宮内避妊具」は、抜去すれば妊娠可能な状態になります。
子宮内避妊具は、長期の避妊効果を発揮します。
しかし、途中でやっぱり妊娠したいという場面も出てくるでしょう。
そのような場合は、子宮内避妊具を抜去することによって、妊娠可能な状態に戻ることができます。
つまり、「子宮内避妊具」は、抜去すれば妊娠可能な状態に戻ることができるのです。
まとめ
今回は「子宮内避妊具のメリット」について説明しました。
実際に避妊法を選ぶときには、避妊効果が比較的高い「経口避妊薬」「子宮内避妊具」「不妊手術」「男性用コンドーム」あたりから選ぶことになります。
それぞれのメリット・デメリットを考慮して、自分の状況にあった避妊法を選ぶことが重要です。
また、「避妊法」にプラスして「コンドーム」を併用する「二重防御法」は、性感染症予防も出来るためオススメです。
身近に「避妊法」に関して相談できるような産婦人科のかかりつけを見つけておくと安心ですね
この記事によって「子宮内避妊具のメリット」についての理解が深まり、一人でも多くの人に役立つことを願っています。
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