漢方薬のメーカーによる違い

結論ですが、

漢方薬のメーカーの違いとして「生薬の配合量の違い」「剤型の違い」「味の違い」などがあります。

この記事は「漢方薬」を使いたいヒトに向けて書いています。
医療・健康に関する疑問・悩み・不安などが解決できればと思っています。
この記事を読むことで「漢方薬のメーカーによる違い」についてわかります。

同じ漢方薬の種類でもメーカーによって違いはありますか?

このような疑問にお答えします。

症状を落ち着かせるために、漢方薬がよく使われます。
とくに婦人科では、月経にともなう症状、産後の不調、更年期障害などで漢方薬が出されることが多いです。

そんな漢方薬ですが、同じ名前のものであっても、さまざまなメーカーから出されています。
おもな漢方メーカーとして「ツムラ」「クラシエ」「コタロー」などがあります。

では、漢方薬は、メーカーによって違いはありますか?

ということで、今回は「漢方薬のメーカーによる違い」について説明したいと思います。

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この記事のまとめ

1:生薬の配合量の違い

漢方薬のメーカーによる違いとして「生薬の配合量の違い」があります。

そもそも、漢方薬は、植物・動物・鉱物などの天然ものである「生薬」を2種類以上組み合わせてつくる薬です。

同じ名称のついている漢方薬であっても、メーカーによって「生薬」の配合量・配合比などが微妙に違うのです。
ただし、実際の治療効果は大きく変わらないことがほとんどです。

2:剤形の違い

漢方薬のメーカーによる違いとして「剤形の違い」があります。

くすりの形のことを「剤形」といい、漢方薬において、さまざまな剤形があります。

・湯:生薬を水に入れて加熱ろ過した液
・散:生薬を粉末化したもの
・丸:散をはちみつなどで丸薬化
・エキス製剤:湯・散・丸などエキスを抽出して加工したもの
       顆粒・細粒・錠剤・カプセル剤などがあります。

ツムラの剤形の特徴は、荒い粒状の顆粒となっています。
クラシエの剤形の特徴は、細かい粒状の粉薬となっています。
コタローの剤形の特徴は、細かい粒状の粉薬となっています。

3:味の違い

漢方薬のメーカーによる違いとして「味の違い」があります。

くりかえしですが、同じ名前の漢方薬であっても、メーカーによって配合量や剤形の違いがあります。
そのため、味の違いや飲み心地が違うことがあります。
とくに剤形が違うと、飲みやすいさが全然ちがってきます。

ご自身の体質や好みにあった漢方薬を選ぶことをオススメします。

まとめ

今回は「漢方薬のメーカーによる違い」について説明しました。

漢方薬は、さまざまなメーカーから出されています。

もし、漢方薬を飲みにくいと感じていたら、メーカーを変えてみると飲みやすくなることもあります。
担当医に相談して、違うメーカーのものを試してみるか相談してみましょう。

メーカーによって、剤形や味の違いがあり、自分の好みのものが見つかるかもしれません。

この記事によって、「漢方薬のメーカーによる違い」について知ることができ、一人でも多くの人の役に立つことを願っています。

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